OpenOffice.org アドオン

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OpenOffice.org アドオンは、OpenOffice.org のユーザーインタフェースを介して 1 つ以上の機能を提供します。一般的なアドオンは、配備ツールを使用して簡単に配備できる、UNO パッケージまたはコンポーネントとして利用できます。従来の UNO パッケージに加えて、アドオンパッケージには、ユーザーインタフェース、プロトコルスキーマの登録、および初回のインスタンス化を指定する、構成ファイルが含まれています。アドオンは一般的に、アドオンのプロトコルで定義された 1 つ以上のコマンドに応答します。
例については、「アドオン」を参照してください。

アドオンで定義されているコマンドは、OpenOffice.org のメニュー、ツールバー、またはその両方から使用できます。コマンドの <コンテキスト> によって、どの OpenOffice.org アプリケーションで表示されるかが決まります。可能なコンテキストには、次のものがあります。

コンテキストは、コマンドごとに選択できます。特定のコンテキストを選択しない場合、アドオンは、バックエンドウィンドウを含むすべてのコンテキストで利用できます。すべてのコンテキストを選択した場合、アドオンは、バックエンドウィンドウを除くすべてのコンテキストで利用できます。
サブメニューとセパレータを使用して、メニュー構造にコマンドを編成できます。また、セパレータを使用して、ツールバーにコマンドを編成することもできます。

OpenOffice.org のアドオンの使用

OpenOffice.org のインストールにアドオンを配備したあと、ユーザーインタフェースから直接アドオンを使用できます。OpenOffice.org メニューバーに、新しい最上位メニューの名前が表示されます。新しいメニュー項目をクリックすると、定義したコマンドのメニュー構造がドロップダウン表示されます。ツールバーは、現在のコンテキストの新しいコマンドが含まれた状態で表示されます。
コマンドが選択されたときに発生するアクションについて、主 Java ファイルでコマンドの呼び出しを実装する必要があります。

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