OpenOffice.org アドオンの操作
関連項目
プロジェクトを作成し構成する
「ツール」>「オプション」>「その他」>「OpenOffice.org 拡張」で、有効な OpenOffice.org および OpenOffice.org SDK のインストールが構成されていることを確認します。
OpenOffice.org アドオン
プロジェクトテンプレートを使用します。
「ファイル」>「新規プロジェクト」>「OpenOffice.org」>「OpenOffice.org アドオン」を選択します。
プロジェクト名を指定します。
主クラス名を指定します。主クラス名は Java クラスの作成に使用されます。
Java パッケージを指定します。Java パッケージは、アドオンに属するプロトコルを作成するために、主クラス名と一緒に、暗黙的に使用されます。
プロジェクトの場所を選択します。プロジェクトの場所は、新しいプロジェクトが作成されるディレクトリです。
メニュー構造またはツールバーにエントリを作成するかどうかを選択します。それらのうちいずれか 1 つ、または両方を選択する必要があります。
コマンドを定義し、コマンドを表すローカリゼーションとアイコンを追加します。
サブメニューまたはセパレータを定義し、コマンドを構造化します。ここで定義されるのと同じ構造が、OpenOffice.org メニューバーに作成されます。コマンドを表示する場所のコンテキストを選択します。
セパレータでツールバーを定義し、コマンドを構造化します。ここで定義されるのと同じ構造が、新しいツールバーとして OpenOffice.org に作成されます。コマンドを表示する場所のコンテキストを選択します。
ウィザードを終了して、新しいアドオンに必要なすべてのファイルと初期コードスケルトンを生成します。
生成された Java ファイルをクラス名を使用して開き、アドオンが応答するコマンドの動作を実装します。
プロジェクトの
クラスパスを設定
します。クラスパスには JAR ファイル、
ライブラリ
、または
IDE プロジェクト
を追加できます。
プロジェクトを構築する
「構築」>「
主プロジェクトを構築
」を選択するか、プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトを構築」を選択します。
プロジェクトノード (プロジェクトウィンドウ) のコンテキストメニューを使用すると、指定した Office のインストールに直接、Office 拡張パッケージを作成して配備できます。
「プロジェクトノード」を右クリックして「OXT を作成」を選択し、拡張パッケージを作成します。
「プロジェクトノード」を右クリックして「Office 拡張を配備」を選択し、拡張パッケージを配備します。
また、build.xml ファイルのコンテキストメニューで、適切なターゲットを選択することもできます。
「build.xml」>「ターゲット実行」>「UNO パッケージ」を選択し、拡張パッケージを作成します。
「build.xml」>「ターゲット実行」>「UNO を配備」を選択し、拡張パッケージを配備します。
プロジェクトを実行する
これは現在サポートされていません。OpenOffice.org 拡張は OpenOffice.org プロセス内で実行されており、IDE から OpenOffice.org 拡張 をサポートする適切なワークフローは、現在まだ実装されていません。
プロジェクトをデバッグする
OpenOffice.org 拡張のデバッグは、とても簡単です。「プロジェクト」ウィンドウで、コンテキストメニューを開いて「ターゲットの Office で拡張をデバッグ」を選択します。
OpenOffice.org は、build/soffice_debug ディレクトリで作成された、新しいユーザーインストールを使用して起動されます。拡張はこの新しいユーザーインストール内に配備され、OpenOffice.org が起動されます。
コードに
ブレークポイント
または
ウォッチポイント
を設定します。
コードが実行されるように、OpenOffice.org のアドインを使用します。
コードの実行は、ブレークポイントで停止します。
関連項目
OpenOffice.org アドオン