JDBC APIを利用するアプリケーションは、データベースへ接続を確立するために、Connectionオブジェクトを取得します。Connectionオブジェクトの取得は、データベースへの接続URLを引数にとって、DriverManager.getConnectionメソッドを呼ぶ方法が一般的です。 JDBCのデータベース接続URL(uniform resource locator)により、データベースが特定されます。

DriverManager.getConnectionはデータベース接続URLに加えてPropertiesオブジェクトを引数にとる事ができます。このPropertiesオブジェクトによりデータベース接続URLに属性を与えることができます。

SchemasAPP as default また、ユーザ名・パスワードの文字列を与えることもできます。これらの引数が与えられた場合、にてユーザ認証が有効であるなら、現在のシステムにて各値が有効であるかが確認されます。 ユーザ名はに、認証識別子として与えられます。この値により、ユーザがデータベースへのアクセスの許可・不許可、また既定のスキーマが決まります。 接続を確立するとき、ユーザが指定されていなければ、は既定でユーザをAPPとします。これはにて既定スキーマの名前でもあります。 もしユーザが指定されれば、既定のスキーマはユーザ名と同じになります。