スキーマ名はスキーマをあらわします。スキーマにはそのほかのディクショナリの情報があります。これには表や索引が含まれて居ます。スキーマによりデータベースにある表等のディクショナリの情報の部分集合に名前を与えることができます。
スキーマは明示的に作成、破棄できます。デフォルトのユーザースキーマはAPPというスキーマです。(これは接続時にユーザ名が与えられなかったときに使われます。) SYSで始まるスキーマには情報を作成することができません。
スキーマ名により表への参照を限定することができます。スキーマ名が指定されなければ、暗黙のうちにデフォルトのスキーマ名により表が限定されます。
システム表を参照するには、SYSで限定しなければなりません。システム表についてのより詳細な情報については、
スキーマはディクショナリの情報が持つ階層構造において最も上位に位置します。したがって、スキーマ名を限定することはできません。