securityMechanism=value 属性 securityMechanism=value attribute databasesattributes, security mechanism attributessecurityMechanism
機能

ネットワークサーバにアクセスするクライアントのセキュリティ機構を指定します。は数値です。

有効な数値は以下の通りです。

  • 8を指定すると、強く置換されたパスワードによるセキュリティが働きます。この機構を指定した場合、パスワードから強く置換したパスワードが生成され、この置換パスワードによりネットワークサーバにてユーザが認証されます。元のパスワードがネットワーク上で通信されることは一切ありません。
  • 9を指定すると、暗号化されたユーザIDと暗号化されたパスワードによるセキュリティが働きます。この機構を指定した場合、ユーザIDとパスワードが暗号化されます。このセキュリティ機構を使うための要件については、の「ユーザIDとパスワードを暗号化するセキュリティ機構を有効にする」を参照してください。
  • 3を指定すると、平文のパスワードによるセキュリティが働きます。平文のパスワードによるセキュリティはsecurityMechanismを指定せず、user=userNamepassword=userPassword 属性を指定した時に、既定の設定として選ばれます。
  • 4を指定すると、ユーザのみによるセキュリティが働きます。ユーザのみによるセキュリティは、securityMechanism属性を指定せず、user=userName 属性を指定しているが、password=userPassword属性を指定していない場合、既定の設定として選ばれます。
他の属性との組み合わせ

securityMechanism属性は、user=userName と組み合わせて使う必要があります。

+-- 強くパスワードを置換するセキュリティを指定します。 jdbc:derby://localhost/mydb;user=myuser;password=mypassword;securityMechanism=8