IBM Lotus Symphony
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以下の表はスプレッドシートの式でサポートされる正規表現を示します。
文字 | 結果または使用法 |
---|---|
. | 任意の 1 文字を表します。検索対象として「sh.rt」を指定すると、「shirt」と「short」がともに検索されます。 |
^Peter | 段落の先頭にある対象の語句のみを検索します。 段落の先頭にある特殊文字 (空白や文字にアンカーしたフレーム) は無視されます。 |
Peter$ | 段落の末尾にある対象の語句のみを検索します。段落の末尾にある特殊文字 (空白や文字にアンカーしたフレーム) は無視されます。 |
* | この記号の前の文字が任意の回数 (0 を含まない) 繰り返されることを表します。例えば AX. + 4 を検索すると AX 4 はヒットしますが AX4 はしません。 段落内で可能な限り長いテキストが常に検索されます。段落にテキスト「AX 4 AX4」が含まれている場合、先頭の A から末尾の 4 までが検索されます。 |
? | "?" の前にある文字を 0 個または 1 個含む文字列を持つ単語を検索します。例えば Texts? を検索すると Text と Texts がヒットします。 |
\ | 指定した文字 (数字ではないもの) のみを検索します。指定した文字や記号 (ここでは C) を検索します。 |
¥n | [Shift] + [Enter]で挿入した手動の行区切りを検索します。行の区切りを段落区切りに変更するには、ボックス [検索テキスト] と [置換テキスト] に ¥n を入力し、[すべて置換] をクリックします。 |
¥t | タブスペースを検索します。ボックス [置換テキスト] でこの式を使用することもできます。 |
\> | 単語の末尾にある対象の語句のみを検索します。例えば「book¥>」を指定すると、「checkbook」は検索されますが、「bookmark」は検索されません。 |
\< | 単語の先頭にある対象の語句のみを検索します。例えば「¥>book」を指定すると、「bookmark」は検索されますが、「checkbook」は検索されません。 |
^$ | 空白の段落を検索します。 |
^ | 段落冒頭の文字を検索します。 |
& | ボックス 置換テキスト 内でこの文字を使用することによって、検索条件に入力した文字を置換の実行時に追加できます。 例えば、[検索テキスト] ボックスに「window」を入力し、[置換テキスト] ボックスに「&frame」を入力した場合、単語「window」が「window frame」に置き換えられます。 また、[置換テキスト] ボックスに「&」を入力すると、[検索テキスト] ボックスに入力した検索条件の属性や異なる書式を変更できます。 |
[abc123] | かっこで囲んだ文字を検索します。 |
[a-e] | a から e 間の文字を検索します。 |
[a-eh-x] | a から e と h から x 間の文字を検索します。 |
[^a-s] | a から s 以外のすべての文字を検索します。 |
¥xXXXX | 4 桁の 16 進数コード (XXXX) で指定する特殊文字を検索します。 この特殊文字のコードは、使用されているフォントに応じて異なります。 をクリックすると、この文字コードを表示できます。 |
| | 「|」の前後の対象語句を検索します。例えば「this|that」を指定した場合、「this」と「that」がともに検索されます。 |
{2} | 開く括弧の左側にある文字の発生回数を指定します。例えば「tre{2}」を指定すると、「tree」が検索されます。 |
{1,2} | 開く括弧の左側にある文字の発生回数の範囲を指定します。例えば「tre{1,2}」を指定すると、「tree」と「treated」がともに検索されます。 |
( ) | 括弧内の文字を参照対象として定義します。現在の式で最初の参照に対して「¥1」を使用し、第 2 の参照に対して「¥2」を使用します。これ以降についても、同様に行います。 例えば、文書に数字 13487889 が含まれている場合で、正規表現「(8)7¥1¥1」を使用すると、「8788」が検索されます。 |
[:digit:]? | 1 桁の数字を検索します。1 桁を超える数字を検索する場合は、「[:digit:]*」を使用します。 |
[:space:]? | スペースやタブなどの空白箇所を検索します。 |
[:print:]? | 印刷可能な文字と記号を検索します。 |
[:cntrl:]? | 編集記号を検索します。 |
[:alnum:]? | 英数文字 (数字とアルファベット文字) を検索します。 |
[:alpha:]? | アルファベット文字を検索します。 |
[:lower:]? | 領域 [オプション] の [大文字と小文字を区別する] がオンにされていると、大文字を検索します。 |
[:upper:]? | 領域 [オプション] の [大文字と小文字を区別する] がオンにされていると、小文字を検索します。 |
AND/OR 演算子をネストする論理検索式では、括弧を使用します。例えば「((a[A-z]*)|(ab[A-z]*)|(b[A-z]*))$」を指定すると、スペースで始まり、そのあとに「a」、「ab」、または「b」が続く段落末のテキストが検索されます。