IBM Lotus Symphony
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表ヘッダーの設定は、表のインスタントフォーマット (表スタイルの設定) とは異なります。 表のインスタントフォーマットでは、他の表セルと異なるカラースキームを設定することにより、セルはヘッダーのようにマークされていました。 しかし現在では、同じ通常の表セルとなっています。 表ヘッダーの機能設定で、表セルは内部的にはヘッダーとしてマークされます。 現在のインプリメンテーションでは、表ヘッダーの設定は表のインスタントフォーマットと結合されません。 そのため、表ヘッダーとマークされる表セルは、表のインスタントフォーマットスタイルを自動適用しません。
表ヘッダーのセルを通常のセルと結合することはできません。
セルには行のヘッダープロパティと列のヘッダープロパティの両方があり、ヘッダーが同じ行と列のヘッダープロパティを持っていなければ他のヘッダーと結合することはできません。
以下の表は、すべての結合操作をリストしています。
両方: 縦にも横にも結合できます。
縦不可: 異なる行にあるセルと結合することができません。
横不可: 異なる列にあるセルと結合することができません。
どちらも不可: 縦にも横にも結合できません。
セル | 通常のセル | 列ヘッダーのセル | 行ラベルのセル |
---|---|---|---|
通常のセル | 両方 | どちらも不可 | どちらも不可 |
列ヘッダーのセル | どちらも不可 | 縦不可 | どちらも不可 |
行ラベルのセル | どちらも不可 | どちらも不可 | 横不可 |
表に対してソート操作を実行するとき、デフォルトではソート時に列ヘッダーは含まれません。
ソート時にヘッダー列が選択されない場合、ソート時にヘッダー列は含まれず、その位置も変更されません。ソート時にヘッダー列が選択される場合、ヘッダー列は行の変更に応じてその位置を変更します。
ヘッダーを持つ表が他の表と結合された場合:
それが、結合された最初の表の場合、ヘッダー行の情報は無変更となります。 つまり、最初の表の最初の表ヘッダー情報は、結合後に表全体に適用されます。
それが、最初の表ではない場合、表ヘッダーの行情報は無視され、表のヘッダー行の情報は通常のセルに変更されます。
異なるレイアウトを持つ表の場合、ヘッダー列の情報は自動的に削除されます。 ヘッダーの内容はそのまま残ります。 同じレイアウトを持つ 2 つの表であっても、列の幅が異なるために列ヘッダーの情報が適用されない場合もあります。
設定済みのヘッダー情報を持つ表で表が分割された場合、ポップアップダイアログが表示され、分割された表のヘッダー情報を残すかどうか決めることができます。
[見出しのコピー] オプションを選択した場合、2 つの新しい表は、古い表のヘッダープロパティを自動的に継承します。
[ユーザー定義ヘッダー (スタイルの適用)] または [ユーザー定義ヘッダー] を選択した場合、空ヘッダー行が 2 番目の表に追加されます。 これが設定されると、ヘッダー列は引き続き無変更のままとなります。
ダイアログでそれ以外の 3 つのオプションを選択すると、新しい表にはヘッダープロパティが含まれません。 ヘッダー列のプロパティも削除され、ヘッダー列の内容だけが残ります。