IBM Lotus Symphony
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[イベント] タブページで、フォームのコントロールフィールドで発生するイベントにマクロをリンクできます。
イベントが発生すると、リンクされたマクロが呼び出されます。 マクロをイベントに割り当てるには、[...] ボタンを押してください。 [マクロの割り当て] が開きます。
このコマンドの見つけ方... 選択したフォーム要素のコンテキストメニューを開いて、[コントロール] - [イベント] タブを選択します。 [フォーム] ツールバーを開き、[コントロール] アイコン - [イベント] タグをクリックします。 |
選択できるイベントはコントロールによって異なります。 [イベント] タブページには、選択されたコントロールとコンテキストで選択可能なイベントのみがリストされます。 以下のイベントが定義されています。
このイベントは、コントロールのクリックによってトリガーされるアクションの実行前に発生します。 例えば、[送信] ボタンをクリックすると送信アクションが開始されます。 しかし、実際の「送信」プロセスは作動時イベントが発生しないと開始されません。 コマンド実行前イベントを使用すると、プロセスを強制終了できます。 リンクされたメソッドが FALSE を返した場合、作動時は実行されません。
作動時イベントはアクションが開始されるときに発生します。 例えば、フォームに [送信] ボタンがある場合、送信プロセスが、開始されるアクションを表します。
変更イベントは、コントロールがフォーカスを失っていて、フォーカスを失った後にコントロールの内容が変更された場合に発生します。
テキスト変更時 イベントは、入力フィールド内でテキストを入力、変更すると発生します。
ステータス変更時イベントは、コントロールフィールドのステータスが変更されたときに発生します。
フォーカス取得時イベントは、コントロールフィールドにフォーカスが移ったときに発生します。
フォーカス喪失時イベントは、コントロールフィールドがフォーカスを失ったときに発生します。
キー押下時イベントは、コントロールにフォーカスがあるときにユーザーが任意のキーを押すと発生します。 このイベントを、項目のチェック用のマクロにリンクすることができます。
キーを離すイベントは、コントロールにフォーカスがあるときにユーザーがキーを離すと発生します。
マウスを内側に置くイベントは、コントロールフィールド内にマウスを移動したときに発生します。
キーを押しマウス操作する時 イベントは、キーを押した状態でマウスをドラッグしたときに発生します。 例として、ドラッグアンドドロップで、追加のキーによってモード (移動またはコピー) が判別されるときが挙げられます。
マウス操作時イベントは、コントロール上でマウスを移動したときに発生します。
マウスボタン押下時イベントは、コントロール上にマウスポインタがあるときにマウスボタンを押すと発生します。
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このイベントは、コントロールのポップアップコンテキストメニューの要求を通知する場合にも使用されます。プログラムマクロでこのイベントを使用する場合は、『StarLotus® Symphony™ 8 Programming Guide for BASIC』で詳細を参照してください。 |
マウスボタンを放した時イベントは、コントロール上にマウスポインタがあるときにマウスボタンを放すと発生します。
マウスを外側に置くイベントは、コントロールフィールドの外にマウスを出したときに発生します。
再設定後イベントは、フォームをリセットした後に発生します。
更新前イベントは、ユーザーによって変更されたコントロール内容がデータソースに書き込まれる前に発生します。 例えば、リンクされたマクロは、FALSE を返すことによってこのアクションを防ぐことができます。
再設定前イベントは、フォームをリセットする前に発生します。 例えば、リンクされたマクロは、FALSE を返すことによってこのアクションを防ぐことができます。
フォームは、以下の条件のいずれかが満たされた場合にリセットされます。
ユーザーが、リセットボタンとして定義されたボタンを押す。
新しい空白レコードが、データソースにリンクされているフォーム内に作成される。 例えば、最後のレコードで [次のレコード] ボタンが押されたときなどが考えられます。
更新後イベントは、ユーザーによって変更されたコントロール内容がデータソースに書き込まれた後に発生します。