IBM Lotus Symphony


変数

変数フィールドを使用すると、動的な内容を文書に追加できます。たとえば、変数を使用して、ページの番号付けをリセットすることができます。

このコマンドの見つけ方...

[作成] > [フィールド] > [その他] > [変数] タブを選択します。

警告アイコン ユーザー定義フィールドを現在の文書内でのみ使用できます。

タイプ

使用可能なフィールドタイプがリストされます。文書にフィールドを追加するには、フィールドタイプをクリックし、選択リスト内のフィールドをクリックし、[挿入] をクリックします。以下のフィールドが使用できます。

表 1. [タイプ] リストのオプション
タイプ 説明
変数の設定 変数およびその値を定義します。変数の値を変更するには、変数フィールドの前の部分をクリックし、[フィールドコマンドの編集] を選択します。
変数の表示 [選択] リスト内でクリックした変数の現在の値を挿入します。
DDE フィールド DDE リンクを文書内に挿入します。このリンクは、割り当てられた名前を使用して必要に応じて更新できます。
式の挿入 固定された数値、または数式の結果を挿入します。
入力フィールド

変数または [ユーザー欄] の新しい値を挿入します。

[入力フィールド] 内の変数の値は、そのフィールドが挿入された後にのみ有効になります。 文書内の変数の値を後から変更するには、同じ名前を持ち、値が異なる別の [入力フィールド] を挿入します。T ただし、ユーザー欄の値は全体的に変更されます。

変数は [選択] フィールド内に表示されます。[挿入] ボタンをクリックすると、[入力フィールド] ダイアログが表示されます。ここで新しい値または追加テキストを注釈として入力できます。

連番 テーブル、グラフィックス、またはテキストフレームに対して、自動的に割り当てられた番号を挿入します。
ページ変数の設定 文書内に参照点を挿入します。この参照点からページカウントが再開されます。[オン] を選択すると参照点が有効になり、[オフ] を選択すると参照点が無効になります。オフセットを入力して、ページカウントを異なる番号から開始することもできます。
ページ変数の表示 [ページ変数の設定] 参照点からこのフィールドまでのページ数を表示します。
ユーザー欄 カスタムのグローバル変数を挿入します。[ユーザー欄] を使用して条件ステートメント用の変数を定義することもできます。[ユーザー欄] を変更すると、文書内のその変数のインスタンスがすべて更新されます。
ノートアイコン 以下のフィールドは、 [タイプ] リストで該当フィールドが選択されている場合に挿入できます。

書式

選択したフィールドに適用する書式をクリックするか、[その他の書式] をクリックしてカスタムの書式を定義します。

ユーザー定義フィールドの場合は、適用する書式を [書式] リストでクリックするか、[その他の書式] をクリックしてカスタムの書式を定義します。

名前

新しく定義するフィールドの名前を入力します。 ターゲットを設定するには、[タイプ] リストで [参照の設定] をクリックし、このボックス内に名前を入力して [挿入] をクリックします。新しいターゲットを参照するためには、[選択] リストでターゲット名をクリックします。

ユーザー定義フィールドに追加する内容を入力します。

書式リストで、値をテキストまたは数値のどちらとして挿入するかを定義します。

選択

[タイプ] リストで選択されているフィールドタイプで使用可能なフィールドがリストされます。 フィールドを挿入するには、フィールドをクリックしてから、[挿入] をクリックします。

ヒントアイコン リストから簡単にフィールドを挿入するには、[Ctrl] を押したままフィールドをダブルクリックします。
ヒントアイコン Ctrl キーを押したまま項目をダブルクリックするか、任意の変数を選択してスペースバーを押すと、その変数が即座に文書内に挿入されます。

このオプションを使用できるのは、[式の挿入] フィールドタイプが選択されている場合のみです。

参照

フィールド内に表示するテキストを入力します。プレースホルダフィールドを挿入する場合は、マウスポインタをそのフィールド上に置いたときに、ヒントとして表示するテキストを入力します。

移動

ページ番号フィールドに適用するオフセット値を入力します (「+1」など)。

非表示

文書にフィールドの内容を表示しません。 フィールドは薄いグレーのマークとして文書内に挿入されます。このオプションは、[変数の設定] および [ユーザー欄] フィールドタイプに対してのみ使用できます。

章ごとの番号付け

章番号をリセットするためのオプションを設定します。

レベル

文書内で番号付けを再開する見出しまたは章のレベルを選択します。

区切り記号

見出しや章のレベル間で区切り記号として使用する文字を入力します。

適用

ユーザー定義のフィールドを選択リストに登録します。

削除

ユーザー定義フィールドを選択リストから削除します。削除できるフィールドは、現在の文書で使用されていないフィールドのみです。 現在の文書で使用されているフィールドをリストから削除するには、文書内にあるそのフィールドのインスタンスをすべて削除した後、リストからフィールドを削除します。


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