IBM Lotus Symphony


アドイン関数

ここでは、使用可能なアドイン関数の一部について説明し、そのリストを示します。

アドインの概念

ヘルプにも Lotus®Symphony™ Spreadsheets のアドインインターフェースの説明があります。さらに、重要な関数とそのパラメータについては、Lotus Symphony Spreadsheets アドイン DLL のヘルプでも説明されています。

用意されているアドイン

Lotus Symphony には Lotus Symphony Spreadsheets のアドインインターフェースの例が含まれています。

分析関数 1

分析関数 第 2 部

ISLEAPYEAR

指定した日付けの年が、閏年かどうかを調べます。閏年の場合は値 1(TRUE)、そうでない場合は 0(FALSE) を返します。

構文

ISLEAPYEAR("日付")

日付 は、閏年かどうかを調べる日付けです。日付パラメータは、Lotus Symphony のロケール設定に従った有効な日付でなければなりません。

=ISLEAPYEAR(A1) は A1 に 1968-02-29 が入っている場合、1 を返します。これは、ロケール設定内で有効な日付である 1968 年 2 月 29 日です。

=ISLEAPYEAR("1968-02-29") または =ISLEAPYEAR("2/29/68") を使用することもできます。

=ISLEAPYEAR(2/29/68) は、決して使用しないでください。この場合、最初に 2 割る 29 割る 68 が評価され、その後、この小さな数値を日付データのシリアル変換値として、ISLEAPYEAR 関数が計算されます。

YEARS

2 つの日付の間の年数を返します。

構文

YEARS(開始日; 終了日; タイプ)

開始日 は最初の日付です。

終了日 は 2 番目の日付です。

タイプ は、差のタイプを計算します。使用できる値は 0 (一定単位) と 1 (カレンダーの年) です。

MONTHS

2 つの日付の間の月数を返します。

構文

MONTHS(開始日; 終了日; タイプ)

開始日 は最初の日付です。

終了日 は 2 番目の日付です。

タイプ は、差のタイプを計算します。使用できる値は 0 (一定単位) と 1 (カレンダーの月) です。

ROT13

アルファベット文字を 13 文字ずらして文字列を暗号化します。Z の後は A に戻ります。暗号化された文字列にもう一度この関数を適用すると、元の文字列に戻ります。

構文

ROT13(文字列)

文字列 は、暗号化する文字列です。 この関数を ROT13(ROT13(文字列)) と使用すると、元の文字列に戻ります。

DAYSINYEAR

入力された日付が発生する年の日数を計算します。

構文

DAYSINYEAR(日付)

日付 は、それぞれの年の任意の日付です。日付パラメータは、Lotus Symphony のロケール設定に従った有効な日付でなければなりません。

=DAYSINYEAR(A1) は、A1 に 1968 年の有効な日付である 1968-02-29 が入っている場合、366 日を返します。

DAYSINMONTH

入力された日付が発生する月の日数を計算します。

構文

DAYSINMONTH(日付)

日付 は、求める年のそれぞれの月における任意の日付です。日付パラメータは、Lotus Symphony のロケール設定に従った有効な日付でなければなりません。

=DAYSINMONTH(A1) は、A1 に 1968 年 2 月の有効な日付である 1968-02-17 が入っている場合、29 日を返します。

WEEKS

2 つの日付の間の週数を返します。

構文

WEEKS(開始日; 終了日; タイプ)

開始日 は最初の日付です。

終了日 は 2 番目の日付です。

タイプ は、差のタイプを計算します。使用できる値は 0 (一定単位) と 1 (週の数) です。

WEEKSINYEAR

入力された日付が発生する年の週数を計算します。 年の変わり目の週は、日数が多い方の年とみなされます。

構文

WEEKSINYEAR(日付)

日付 は、それぞれの年の任意の日付です。日付パラメータは、Lotus Symphony のロケール設定に従った有効な日付でなければなりません。

WEEKSINYEAR(A1) は、A1 に 1970 年の有効な日付である 1970-02-17 が入っている場合、53 を返します。

Lotus Symphony API によるアドイン

アドインは、Lotus Symphony API を通じて実装することもできます。


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