IBM Lotus Symphony


行番号と文字のオフセット

行番号

IBM® Lotus® Symphony™ には自動的に行番号を追加表示する機能が用意されており、文書全体を対象とすることも、選択した段落のみに付加することもできます。 こうした行番号は、文書の印刷時には用紙上に印刷されます。またユーザー設定として、行番号付けの間隔や開始番号の指定および、空白の行やテキストフレーム中の行もカウントするかの指定ができます。その他、行番号の間に区切り記号を表示させることも可能です。

文字オフセット

ステータスバーのこのフィールドには、文字オフセットの情報が表示されます。 文字オフセットは、段落テキスト、表テキスト、形状テキスト、ヘッダーおよびフッター、脚注、フレームで使用可能です。 OLE オブジェクト (グラフを含む) では使用不可となります。 複数ページの文書のページをマウスで順に進めていくと、ここに表示中の文字オフセットの情報が表示されます。 ステータスバーおよびスクロールバーの文字オフセットの書式は、ユーザーの設定した書式に準じています。 マウスをこのフィールドの上に置くと、「カーソル位置: 行 *** 列 ***」というヒントが表示されます。

関数とサブセット

行番号および文字オフセットの機能のパフォーマンスは、カーソルを置く位置に依存します。

段落テキストまたはセクションでのカーソル

ステータスバーの行番号および文字オフセット番号は、左マウスボタンをクリックするかまたは矢印キーを調整して段落テキストのカーソルを移動させると変わります。 それらの番号は、「Ln X Col Y」という書式で表示されます。

表内のカーソル

  • 表内のカーソルを移動すると、文字オフセット番号だけが表示され、行番号は使用不可になります。
  • [形状] および [テキストボックス] のテキストモードでは、行番号と文字オフセット番号の両方が使用可能になります。

ヘッダー/フッター/脚注/文末脚注でのカーソル

  • ヘッダー/フッター/脚注/文末脚注のカーソルを移動すると、文字オフセット番号だけが表示され、行番号は使用不可になります。
  • [形状] および [テキストボックス] のテキストモードでは、行番号と文字オフセット番号の両方が使用可能になります。

形状/フォーム/フレーム/画像/グラフでのカーソル

表 1. オブジェクト内のカーソル
オブジェクトタイプ 文字モードとしてのアンカー - 行番号 文字モードとしてのアンカー - 文字のオフセット ページモードまたは段落モードとしてのアンカー - 行番号 ページモードまたは段落モードとしてのアンカー - 文字のオフセット テキストモード (内部) - 行番号 テキストモード (内部) - 文字のオフセット
形状 Y Y N N Y Y
テキストボックス Y Y N N Y Y
フォーム Y Y N N N/A N/A
フレーム Y Y N N N N
図形 Y Y N N N/A N/A
グラフ Y Y N N N/A N/A
その他の OLE Y Y N N N/A N/A

現在、"Y" とマークされた表のオブジェクトの行番号および文字オフセットの情報をステータスバーに表示することができます。 使用不可のサポートされない項目については、ステータスバーに空白が表示され、行番号情報、文字オフセット情報、行番号および文字オフセット情報がいずれもないことを示します。

複数の列

メインメニューで [レイアウト] - [列...] をクリックすると、ダイアログが表示されます。このダイアログでは 2 つの列を設定することができ、ページが 2 つの部分に分かれます。 同じページで、カーソルを最初の列から 2 番目の列に移動する場合、行番号は継続的に増えます。


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