IBM Lotus Symphony
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テキスト文書の互換性設定を指定します。 このオプションは、Lotus® Symphony™ の詳細設定を行う場合に便利です。
このコマンドの見つけ方... テキスト文書を開き、[ファイル] - [プリファレンス] - [Symphony] - [Lotus Symphony Documents] - [互換性] を選択します。 |
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ここで定義された設定の一部は、作業中の文書に対してのみ有効です。また、各文書で個別に定義する必要があります。 |
印刷範囲の指定を、印刷および画面表示に反映させます。 このオプションをオフにすると、印刷および画面表示のレイアウトは、使用するプリンタと無関係なものとなります。
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現在の文書にこのオプションを設定して文書を保存した場合、古いバイナリ形式などでは、このオプションは保存されません。 こうした古いフォーマットからファイルを開く場合、デフォルトでこのオプションが設定されます。 |
Lotus Symphony Documents での段落の間隔は、MS Word 文書の定義とは異なります。2 つの段落または表の間の間隔を定義した場合、対応する MS Word 文書にも間隔が追加されます。
このオプションを使用して、Lotus Symphony Documents の段落と表の間に MS Word 互換の間隔を追加するかどうかを指定します。
段落が文書の最初のページにある場合に、ページや列の先頭でページ上部の段落間隔も有効にするかどうかを指定します。 改ページの場合も同じです。
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MS Word 文書としてインポートする場合、変換中にスペースが自動的に追加されます。 |
右余白を超えるタブストップでのテキスト位置合わせの方法、小数点タブストップの処理方法、改行付近のタブストップの処理方法を指定します。 このチェックボックスが選択されていない場合、タブストップは、他の Lotus Symphony アプリケーションの場合と同様に処理されます。
Lotus Symphony Documents の現在のバージョンで作成された文書の場合、新しいタブストップの処理方法がデフォルトで使用されます。 Lotus Symphony 1.x で作成された文書の場合、以前のタブストップの処理方法が使用されます。
使用しているフォントに追加のリード属性が定義されている場合でも、テキストの行間に追加のリード (余分なスペース) を挿入したくない場合は、このオプションを選択します。
現在のバージョンの Lotus Symphony Documents で作成された文書の場合、デフォルトで追加のリードが使用されます。 Lotus Symphony 1.x で作成された文書の場合、追加のリードは使用されません。
このオプションがオフの場合、新しいプロセスを使用して、テキスト行が比例行間隔で書式設定されます。 このオプションがオンの場合、従来のプロセスを使用して、テキスト行が比例行間隔で書式設定されます。
現在のバージョンの Lotus Symphony Documents と最近のバージョンの Microsoft Word 文書で作成された文書の場合、新しいプロセスが使用されます。Lotus Symphony 1.x で作成された文書の場合、従来のプロセスが使用されます。
表のセルの最後の段落でも下余白を段落に追加する場合は、このオプションを選択します。
このオプションがオフの場合、表のセルは Lotus Symphony 1.x の場合と同様に書式設定されます。Lotus Symphony で作成された新規文書と Microsoft Word 形式からインポートされた文書の場合、このオプションがデフォルトで選択されます。
文字や段落にアンカーされた浮動オブジェクトの位置の計算方法を、上部と下部の段落間隔を基準にして指定します。
このオプションがオンの場合、浮動オブジェクトは Lotus Symphony 1.x の場合と同様に配置されます。 このオプションがオフの場合、浮動オブジェクトは Microsoft Word の場合と同様の方法で配置されます。
新規文書の場合、このオプションはオフに設定されます。 Lotus Symphony より前のバージョンで作成された Lotus Symphony Documents の場合、このオプションはオンに設定されます。
MS Word と Lotus Symphony Documents では、画面上のフローティングオブジェクト周辺のテキスト折り返し方法が異なります。 画面上の浮動オブジェクトとは、Lotus Symphony Documents のフレームと図形描画オブジェクト、および MS Word におけるテキストボックス、図形、フレーム、画像などを指します。
MS Word と最近のバージョンの Lotus Symphony Documents の場合、ページヘッダー/フッターの内容と脚注および文末脚注の内容は、画面上の浮動オブジェクトの周囲では折り返されません。 テキスト本文の内容は、ページヘッダーにアンカーされた画面上の浮動オブジェクトの周囲で折り返されます。
Lotus Symphony 1.x の場合、この逆になります。
このオプションがオフ (デフォルト設定) の場合、新しいテキスト折り返し方法が使用されます。 このオプションがオンの場合、従来のテキスト折り返しが使用されます。
文字や段落にアンカーされた浮動オブジェクトを配置する場合の詳細なプロセスを指定します。 Lotus Symphony 1.x では反復プロセスが使用されていましたが、現在のバージョンでは、Microsoft Word のプロセスと同じような直接的プロセスが使用されます。
このオプションがオフの場合、従来の Lotus Symphony におけるオブジェクト配置の反復プロセスが使用されます。 このオプションがオンの場合、新しい直接的なプロセスが使用され、Microsoft Word 文書との互換性が確保されます。
このオプションがオンの場合、Lotus Symphony Documents は、両端揃えされた段落内の [Shift] + [Enter]によって改行された行で、単語間に間隔を追加します。 このオプションがオフの場合、単語間に間隔を追加して行を両端揃えすることはありません。
.odt のテキスト文書の場合、この設定はデフォルトでオンになります。 この設定は、.odt の Lotus Symphony 形式の文書とともに保存されて読み込まれます。 この設定は従来の .sxw テキスト文書では保存できないため、.sxw テキスト文書の場合は無効になります。
Lotus Symphony とのセッションを続けるためのデフォルトとしてこのタブページの現在の設定を使用するには、このオプションを選択します。
出荷時のデフォルト値は以下のように設定されています。以下に示すオプション以外は、すべて無効になっています。
段落と表との間に間隔を入れる (現在の文書)
ページの最上部に段落と表の間隔を追加する (現在の文書)
テーブルセルの最下部に段落とテーブルの間隔を入れる
両端揃えされた段落内の手動で改行された行で語間を拡げる