IBM Lotus Symphony
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改訂を記録して、現在の文書に対する変更を追跡することができます。
1 つの文書文書や表計算を複数の人間で編集する場合、変更の記録機能を使うと、誰がどのような変更を加えたかを追跡することができます。その後、最終稿をまとめる段階で、個々の変更箇所を確認して、どの変更部分を採用するか破棄するかの検討ができます。
例えば、自分が編集者であると想定して、これから最新版の記事を処理するとしましょう。こうした記事を印刷に回せるのは、編集長と校正者による確認が済んでからであり、その際には両者から変更の指示が加えられます。 例えば編集長は、ある段落に対して「ここはもっと明確に説明すること」と指示をすることもあれば、 別の箇所では段落全体の削除を指示してくる場合もあるでしょう。また校正者は、文章内部の誤植を探し出すだけでなく、例えば記事中の架空の人物に特定の性別が想定されており、そうした部分が 2 個所ある旨を指摘して、変更の必要性を伝えてくるような場合もあります。
このように手を加えられた文書が戻ってきたら、この提案を承認、または却下します。