IBM Lotus Symphony
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ここでは、Lotus® Symphony™ Basic での、ライブラリ、モジュール、ダイアログの基本的な使用法について解説します。
Lotus Symphony には、ユーザーによるプロジェクト構成をサポートするためのツールが用意されています。これは、Basic プロジェクトで使用する SUB や FUNCTION を個別にグループ化して、各種の「ユニット」として扱うという機能です。
ライブラリは、モジュールを分類して管理するためのツールで、文書やテンプレートに添付することができます。これらの文書やテンプレートを保存すると、ライブラリに収めたモジュールもすべて自動的に保存されます。
各ライブラリには、最大 16,000 個のモジュールを収めることができます。
各モジュールに収められる SUB や FUNCTION のブロックには、変数宣言部なども記録されます。1 つのモジュールに記録できるプログラムのサイズには、最大 64 KB までという制限があります。このサイズを超えるプログラムを扱う場合は、Lotus Symphony Basic プロジェクトを複数のモジュールに分割して、1 つのライブラリ中に保存するようにしてください。
ダイアログモジュールとは、1 つのダイアログボックスの構造、ダイアログを構成する各要素のプロパティ、SUB ブロックに割り当てるイベントなどを、単一のモジュールとして格納したものです。これらのダイアログモジュールは、それぞれ 1 個分のダイアログ情報だけを格納できるため、簡単に「ダイアログ」と呼ばれることもあります。