IBM Lotus Symphony


マクロを利用した自動計算の管理

IBM® Lotus® Symphony™ Spreadsheets には、自動計算を管理するための Universal Network Objects (UNO) インターフェースが用意されています。このインターフェースを使用して、自動計算関数を有効または無効に設定できます。

自動計算を管理するための UNO インターフェースは、XCalculatable です。
  • XCalculatable::enableAutomaticCalculation(boolean bEnabled) を使用して、自動計算のステータスを設定できます。自動計算を有効にするには、 bEnabled パラメータの値を True に、自動計算を無効にするには False に設定します。
  • XCalculatable::isAutomaticCalculationEnabled() を使用して、自動計算の現在の状況を取得できます。自動計算が現在有効な場合、返される値は True になります。 そうでない場合、返される値は False になります。
以下のコードは例です。 自動計算が現在有効な場合、マクロを実行すると自動計算が無効になります。 そうでない場合、マクロを実行すると自動計算が有効になります。
Sub Main
	Dim oDoc as Object
	Dim enabled as Boolean

	Set oDoc = StarDesktop.CurrentComponent

	enabled = Not oDoc.isAutomaticCalculationEnabled

	oDoc.enableAutomaticCalculation(enabled)
End Sub

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