数式のセル参照と範囲参照に名前を付けることができます。行や列を挿入または削除したあとでも、Lotus Symphony は名前が付けられた範囲を正しく割り当てます。範囲名にスペースを使用してはなりません。
例えば、A1:B2 のような範囲に「開始」という名前を付けると、「=SUM(A1:B2)」の代わりに「=SUM(開始)」という式を書くことができます。あるいは、「=A5*B12」の代わりに「=金額*税率」と書くことができれば、消費税を求める数式が読みやすくなります。そのためには、セル A5 に「金額」、セル B12 に「税率」と名前を付けます。
範囲の名前を指定するには、次の操作を行います。
- 範囲の領域を選択し、 をクリックします。
- 1 つめの範囲に名前を付けたら [追加] をクリックします。
- ダイアログでは引き続き名前の指定ができますので、今度はまず名前をテキストボックスに入力した上で、その名前を付けるセル範囲を選択します。
- [OK] をクリックします。