IBM Lotus Symphony


ユーザー定義関数

以下に示す方法で、Lotus® Symphony™ Spreadsheets にユーザー定義関数を適用することができます。

マクロを使用して関数を定義する

  1. [ツール] > [マクロ] > [マクロ] を選択します。
  2. [マクロの記録先] フィールドで [マイマクロ] - [標準] - [Module1] を選択し、[編集] ボタンをクリックします。 Basic IDE が開きます。
  3. 関数コードを入力します。以下の例では、辺の長さが abc の直方体の体積を計算する VOL(a; b; c) 関数を定義しています。

    Function VOL(a, b, c) VOL = a*b*c End Function

  4. [Basic IDE] ウィンドウを閉じます。

    作成した関数は、デフォルトのモジュールに自動的に保存されます。保存後は、使用可能な状態になります。この関数を、別のコンピュータで使用する Lotus Symphony Spreadsheets 文書に適用する場合は、次のセクションで説明するように、関数を Lotus Symphony Spreadsheets 文書にコピーします。

関数を文書にコピーする

上記の「Lotus Symphony Basic を使用して関数を定義する」のステップ 2 で [マクロ] ダイアログの [編集] をクリックすると、[マクロの記録先] フィールドの [マイマクロ] - [標準] - [Module1] モジュールがデフォルトで選択されます。標準ライブラリは、ローカルのユーザーのディレクトリに格納されています。

ユーザー定義関数を Lotus Symphony Spreadsheets 文書にコピーするには、以下の手順を実行します。

  1. [ツール] > [マクロ] > [マクロ] を選択します。
  2. [マクロの記録先] フィールドで [マイマクロ] - [標準] - [Module1] を選択し、[編集] をクリックします。

  3. Basic IDE でユーザー定義関数のソースを選択し、クリップボードにコピーします。

  4. Basic IDE を閉じます。

  5. [ツール] > [マクロ] > [マクロ] を選択します。

  6. [マクロの記録先] フィールドで、[(Lotus Symphony Spreadsheets 文書の名前)] - [標準] - [モジュール 1 (Module1)]を選択します。[編集] をクリックします。

  7. クリップボードの内容を、文書の Basic IDE に貼り付けます。

ユーザー定義関数を Lotus Symphony Spreadsheets に適用する

Basic IDE で関数 VOL(a; b; c) を定義したら、Lotus Symphony Spreadsheets の組み込み関数と同じ方法でこの関数を適用することができます。

  1. Lotus Symphony Spreadsheets 文書を開き、関数のパラメータ abc の数値をセル A1、B1、C1 にそれぞれ入力します。

  2. 別のセルにカーソルを置いて、以下のように入力します。

    =VOL(A1;B1;C1)

  3. 関数が評価され、選択したセルに結果が表示されます。


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