IBM Lotus Symphony


現在のフォームの全般設定

このコマンドの見つけ方...

選択したフォーム要素のコンテキストメニューを開いて、[フォームのプロパティ] - [全般] タブを選択します。

[フォーム] ツールバーを開き、[フォーム] アイコン - [全般] タグをクリックします。

フォームは、さまざまなフォームコントロールが組み込まれた Lotus® Symphony™ 文書またはスプレッドシートです。Web ページのフォームを作成する場合、ユーザーはデータをフォームに入力し、インターネット経由で送信することができます。フォームのフォームコントロールからのデータは、URL を指定することによってサーバーに送信され、サーバーでそれらのデータを処理することができます。

名前

フォームの名前を指定します。この名前は、フォームナビゲータでフォームを識別するのに使用されます。

URL

入力されたフォームのデータの送信先となる URL を指定します。

フレーム

読み込まれた URL が表示されるターゲットフレームを定義します。

フィールドをクリックすると、どのフレームに次の文書をロードするかを指定するリストから、オプションを選択できます。以下の可能性が存在します。

表 1. [フレーム] リストのオプション
項目 意味
_blank 次の文書は新しい空のフレームに作成されます。
_parent 次の文書は親フレームに作成されます。親が存在しない場合、文書は同じフレームに作成されます。
_self 次の文書は同じフレームに作成されます。
_top 次の文書は最上位ウィンドウ、つまり階層の最も高いフレームに作成されます。現在のフレームがすでに最上位ウィンドウである場合、文書は現在のフレームに作成されます。

サブミットの種類

入力されたフォーム情報を転送する方法を指定します。

「Get」メソッドを使用すると、各コントロールのデータは環境変数として送信されます。 これらは「?Control1=Content1&Control2=Content2&...」の形で URL に付加され、この文字列は、宛先のサーバー上のプログラムによって分析されます。

「Post」メソッドを使用すると、指定された URL に送信されるフォームの内容から文書が作成されます。

サブミット時のエンコード

データ転送で使用するエンコードの種類を指定します。

コントロール情報のデータ転送

フォームを送信するときは、Lotus Symphony で有効なすべてのコントロールが対象となります。コントロールの名前、および対応する値 (使用可能な場合) が送信されます。

どの場合にどの値が送信されるかは、それぞれのコントロールによって異なります。 テキストフィールドの場合、表示されている項目が送信されます。リストボックスの場合は、選択された項目が送信されます。チェックボックスおよびオプションフィールドについては、これらのフィールドがアクティブ化された場合に、関連の参照値が送信されます。

この情報の転送方法は、選択された転送メソッド (Get または Post) およびコーディング (URL または multipart) によって異なります。Get メソッドおよび URL エンコードを選択した場合は、例えば、<名前>=<値> 形式の値の組が送信されます。

Lotus Symphony では、他のコントロールも提供されます。 特定の数値書式を持つフィールドの場合、表示されている値が送信されるのではなく、固定のデフォルト書式が送信されることに注意してください。 次の表は、Lotus Symphony 固有のコントロールのデータがどのように送信されるかを示します。

表 2. コントロール情報の転送
コントロール 値の組
数値フィールド、通貨フィールド 10 進数区切り子は常にピリオドで表示されます。
日付フィールド 日付は、ユーザーのローカル設定にかかわらず、固定の書式 (MM-DD-YYYY) で送信されます。
時刻フィールド 時刻は、ユーザーのローカル設定にかかわらず、固定の書式 (HH:MM:SS) で送信されます。
パターンフィールド パターンフィールドの値は、テキストフィールドとして送信されます。つまり、フォームに表示されている値が送信されます。
表コントロール 表コントロール内の個々の列が必ず送信されます。コントロールの名前、列の名前、列の値が送信されます。Get メソッドおよび URL エンコードを使用する場合、送信は、例えば <表コントロールの名前>.<列の名前>=<値> のように、値が列に従属している形で実行されます。

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