IBM Lotus Symphony
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以下に示す方法で、Lotus® Symphony™ Spreadsheets にユーザー定義関数を適用することができます。
マクロを使用して、独自の関数を定義することができます。この場合、プログラミングに関する基礎知識が必要です。
関数をアドインとしてプログラミングすることができます。この場合、プログラミングに関する高度な知識が必要です。
関数コードを入力します。以下の例では、辺の長さが a、b、c の直方体の体積を計算する VOL(a; b; c) 関数を定義しています。
Function VOL(a, b, c) VOL = a*b*c End Function
[Basic IDE] ウィンドウを閉じます。
作成した関数は、デフォルトのモジュールに自動的に保存されます。保存後は、使用可能な状態になります。この関数を、別のコンピュータで使用する Lotus Symphony Spreadsheets 文書に適用する場合は、次のセクションで説明するように、関数を Lotus Symphony Spreadsheets 文書にコピーします。
上記の「Lotus Symphony Basic を使用して関数を定義する」のステップ 2 で [マクロ] ダイアログの [編集] をクリックすると、[マクロの記録先] フィールドの [マイマクロ] - [標準] - [Module1] モジュールがデフォルトで選択されます。標準ライブラリは、ローカルのユーザーのディレクトリに格納されています。
ユーザー定義関数を Lotus Symphony Spreadsheets 文書にコピーするには、以下の手順を実行します。
[マクロの記録先] フィールドで [マイマクロ] - [標準] - [Module1] を選択し、[編集] をクリックします。
Basic IDE でユーザー定義関数のソースを選択し、クリップボードにコピーします。
Basic IDE を閉じます。
を選択します。
[マクロの記録先] フィールドで、[(Lotus Symphony Spreadsheets 文書の名前)] - [標準] - [モジュール 1 (Module1)]を選択します。[編集] をクリックします。
クリップボードの内容を、文書の Basic IDE に貼り付けます。
Basic IDE で関数 VOL(a; b; c) を定義したら、Lotus Symphony Spreadsheets の組み込み関数と同じ方法でこの関数を適用することができます。
Lotus Symphony Spreadsheets 文書を開き、関数のパラメータ a、b、c の数値をセル A1、B1、C1 にそれぞれ入力します。
別のセルにカーソルを置いて、以下のように入力します。
=VOL(A1;B1;C1)
関数が評価され、選択したセルに結果が表示されます。