IBM Lotus Symphony
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Lotus® Symphony™ Documents テキスト文書のすべてのページプロパティ (ページの向きなど) は、ページスタイルによって定義されます。デフォルトの場合、新規 Lotus Symphony 文書のすべてのページについてデフォルトのページスタイルが使用されます。既存のテキスト文書を開くと、異なるページスタイルが異なるページに適用されている場合があります。
ページのプロパティに適用された変更は、現在のページスタイルを使用するページだけに影響することを知っておく必要があります。現在のページスタイルは、ウィンドウの下枠のステータスバーにリストされます。
Lotus Symphony 文書のページがすべて同じページスタイルである場合は、以下のようにページプロパティを直接変更することができます。
[レイアウト] - [プロパティ] - [ページのプロパティ] を選択します。
[ページ] タブをクリックします。
[用紙形式] で、[縦] または [横] を選択します。
[OK] をクリックします。
Lotus Symphony は、ページスタイルを使用して、文書内のページの向きを指定します。 その他のページスタイル (ヘッダー、フッター、ページ余白など) は、ページスタイルによって定義されます。 現在の文書のデフォルトのページスタイルを変更することも、独自のページスタイルを定義してテキストの一部に適用することもできます。
ページスタイルの適用範囲については、このヘルプページの最後で詳しく説明します。ページスタイルの概念について不明な点がある場合は、このページの最後のセクションを参照してください。
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文字スタイルや段落スタイルとは異なり、ページスタイルには階層という概念は存在しません。 既存のページスタイルのプロパティを使用して新しいページスタイルを作成できますが、後でソーススタイルを変更した場合、その変更内容が新しいページスタイルに自動的に継承されることはありません。 |
同じページスタイルを共有しているすべてのページの向きを変更するは、以下の手順でページスタイルを作成して適用する必要があります。
[レイアウト] - [スタイルのリスト] を選択します。
[スタイルの種類] リストから [ページスタイル] を選択します。
ページスタイルを右クリックして [新規作成] を選択します。 新しいページスタイルには、選択されたページのすべてのプロパティが設定されます。
[スタイル] タブページの [新規作成] ボックスに、ページスタイルの名前を入力します (「My Landscape」など)。
[次に続くスタイル] ボックスで、新しいスタイルが設定されたページの次のページに適用するページスタイルを選択します。 ページスタイルの適用範囲については、このヘルプページの最後のセクションを参照してください。
[ページ] タブをクリックします。
[用紙形式] で、[縦] または [横] を選択します。
[OK] をクリックします。
以上の操作により、「My Landscape」という名前のページスタイルが定義されました。この新しいスタイルを適用するには、[スタイルリスト] ウィンドウで [My Landscape] ページスタイルをダブルクリックします。この操作により、現在のページスタイル範囲内のすべてのページが変更されます。[次に続くスタイル] を別のスタイルとして定義した場合は、現在のページスタイル範囲の最初のページだけが変更されます。
ページスタイルを編集すると Lotus Symphony 文書のページに影響が出るため、Lotus Symphony におけるページスタイルの範囲について理解しておく必要があります。
ページスタイルが 1 ページだけに適用されるように定義することができます ([最初のページ] は、その例です)。このプロパティを設定するには、 タブページで、異なるページスタイルを [次に続くスタイル] として定義します。
1 ページだけのページスタイルは、現在のページスタイルの下の境界線から次の改ページまでの範囲に対して適用されます。 テキストが次のページに進むと、次の改ページが自動的に表示されます。これは、「ソフト改ページ」と呼ばれることがあります。 または、手動で改ページを挿入することもできます。
カーソル位置で改ページを手動で挿入するには、 [Ctrl] + [Enter] を押すか、 を選択して [OK] をクリックします。
[デフォルト] ページスタイルの場合、 タブページで、異なるページスタイルを [次に続くスタイル] として設定することはできません。 この場合、[次に続くスタイル] が [デフォルト] ページスタイルとして設定されます。同じページスタイルの前のすべてのページスタイルは、複数ページにわたって適用されます。ページスタイルの範囲の上下の境界線は、「スタイル付き改ページ」によって定義されます。 2 つのスタイル付き改ページの範囲内にあるページは、すべて同じページスタイルを使用します。
カーソル位置で、スタイル付き改ページを直接挿入することができます。または、段落や段落スタイルに対して「スタイル付き改ページ」プロパティを適用することもできます。
以下のコマンドをいずれかを実行します。
カーソル位置でスタイル付き改ページを挿入するには、スタイル名を選択して [OK] をクリックします。
を選択し、リストボックスで現在の段落に「スタイル付き改ページ」プロパティを適用するには、 [有効] と [ページスタイル付き] をアクティブにし、リストボックスからページスタイル名を選択します。
を選択します。 [区切り] 領域で現在の段落スタイルに「スタイル付き改ページ」プロパティを適用するには、現在の段落を右クリックします。 コンテキストメニューの [体裁] タブをクリックします。 [区切り] 領域で [有効] と [ページスタイル付き] をアクティブにし、リストボックスからページスタイル名を選択します。
を選択します。任意の段落スタイルに「スタイル付き改ページ」プロパティを適用するには、 [スタイルの種類] リストから [段落スタイル] を選択します。変更する段落スタイルの名前を右クリックして [変更...] を選択します。[体裁] タブをクリックします。 [区切り] 領域で [有効] と [ページスタイル付き] をアクティブにし、リストボックスからページスタイル名を選択します。
を選択します。