IBM Lotus Symphony
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選択するフィールドタイプに応じて、特定の関数に条件を割り当てることができます。たとえば、文書内のフィールドをクリックしたときにマクロを実行するフィールドを定義することができます。条件を定義して、その条件が満たされたときにフィールドを非表示にすることもできます。また、画像、表、フレーム、その他のオブジェクトを必要に応じて文書に挿入する、プレースホルダフィールドを定義することも可能です。
このコマンドの見つけ方... [作成] - [フィールド] - [その他] - [関数] タブを選択します。 |
使用可能なフィールドタイプがリストされます。 文書にフィールドを追加するには、フィールドタイプをクリックし、[選択] リスト内のフィールドをクリックし、[挿入] をクリックします。 以下のフィールドが使用できます。
タイプ | 意味 |
---|---|
条件付きテキスト | 特定の条件が満たされると、テキストを挿入します。たとえば、[条件] ボックスに「sun eq 1」と入力してから、変数「sun」が「1」の場合に挿入するテキストを、[条件を満たす時] ボックスに入力します。必要に応じて、この条件を満たしていないときに表示するテキストを、[条件を満たさないとき] ボックスに入力することができます。 変数「sun」を定義するには、[変数] タブをクリックし、[変数の設定] を選択して、[名前] ボックスに「sun」を、[値] ボックスにその値を入力します。 |
入力項目 | リストの項目の 1 つを表示するテキストフィールドを挿入します。項目の追加、編集、削除、そのリスト内の順序の変更ができます。 文書の [入力項目] フィールドをクリックするか、または [Ctrl] + [Shift] + [F9] を押して、[項目の選択] ダイアログを表示します。 |
入力フィールド | 文書内でクリックすると開くことができる、テキストフィールドを挿入します。その後、表示されるテキストを変更することができます。 |
マクロの実行 | 文書中のフィールドをクリックしたときにマクロを実行する、テキストフィールドを挿入します。フィールドにマクロを割り当てるには、[マクロ] ボタンをクリックします。 |
プレースホルダ | 文書にプレースホルダフィールド (画像など) を挿入します。文書中のプレースホルダフィールドをクリックすると、欠落している項目を挿入するためのプロンプトが表示されます。 |
隠し文字 | 指定した条件が満たされたときに、非表示のテキストフィールドを挿入します。この関数を使用するには、[ファイル] - [プリファレンス] - [Symphony] - [Lotus Symphony Documents] - [書式設定のヘルプ] を選択し、[フィールド: 隠し文字]チェックボックスをオフにします。 |
隠し段落 | 指定した条件が満たされたときに、段落を非表示にします。 この関数を使用するには、[ファイル] - [プリファレンス] - [Symphony] - [Lotus Symphony Document] - [書式設定のヘルプ] を選択し、[フィールド: 隠し段落] チェックボックスをオフにします。 |
組み文字 | 最大 6 つの文字を組み合わせて、それらを単一の文字として扱うことができるようにします。この機能は、アジア諸国語用フォントがサポートされている場合にのみ使用できます。 |
![]() |
以下のフィールドは、 [タイプ] リストで該当フィールドが選択されている場合に挿入できます。 |
選択したフィールドに適用する書式をクリックするか、[その他の書式] をクリックしてカスタムの書式を定義します。
関数フィールドの場合、書式フィールドは、タイププレースホルダのフィールドにのみ使用されます。ここでは、書式によってそのプレースホルダに入るオブジェクトが決定されます。
条件にリンクされるフィールドには、ここではその条件を入力します。
条件を満たしたときに表示するテキストを、[条件を満たす時] ボックスに入力し、条件を満たしていないときに表示するテキストを、[条件を満たさないとき] ボックスに入力します。
フィールド内に表示するテキストを入力します。プレースホルダフィールドを挿入する場合は、マウスポインタをそのフィールド上に置いたときに、ヒントとして表示するテキストを入力します。
フィールドをクリックしたときに実行するマクロを選択します。
選択したマクロの名前を表示します。
プレースホルダフィールドに表示するテキストを入力します。
条件を満たした場合に非表示にするテキストを入力します。
組み合わせる文字を入力します。最大 6 つの文字を組み合わせることができます。このオプションは、[組み文字] フィールドタイプにのみ使用できます。
選択したフィールドの値を入力します。
[マクロの実行] を開きます。ここでは、文書内の選択済みフィールドをクリックしたときに実行されるマクロを選択することができます。 このボタンは、[マクロの実行] 関数フィールドに対してのみ使用できます。
以下のコントロールは、[入力項目] フィールド用に表示されます。
新規の項目を追加します。
項目をリストに追加します。
項目をリストします。 一番上の項目が文書に表示されます。
リストから選択した項目を削除します。
選択した項目をリスト内で上に移動します。
選択した項目をリスト内で下に移動します。
入力項目 に固有の名前を入力します。
このダイアログは、文書中の [入力項目] フィールドをクリックしたときに表示されます。
文書内に表示する項目を選択し、[OK] をクリックします。
ダイアログ フィールドの編集: 機能を表示します。ここで入力項目を編集できます。
現在の入力項目を閉じ、次のものがあれば表示します。このボタンは、[Ctrl] + [Shift] + [F9] を押して [項目の選択] ダイアログを開くと表示されます。