IBM Lotus Symphony
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索引に取り込む用語リストの登録および編集を行います。コンコーダンスファイルには、索引で参照される単語が、文書内でそれらの単語が出現するページ番号と共にリストされます。
[検索と置換] ダイアログの [すべて検索] ボタンを使用して単語が出現する場所をすべて強調表示してから、[目次と索引の項目] ダイアログを開き、語句を追加して索引に挿入できます。 ただし、複数の文書で同じ索引セットが必要な場合、コンコーダンスファイルに各単語 1 回登録しておくだけで、リストを何度でも使用できます。
[作成] - [参照] - [目次と索引] - [目次と索引] タブをクリックします。
[タイプ] フィールドで [索引] を選択します。
[オプション] 領域で、[コンコーダンスファイル] チェックボックスをオンにします。
[ファイル] ボタンをクリックして、[新規作成] または [編集] を選択します。
コンコーダンスファイルには次のフィールドがあります。
「検索語句」は、文書内でマークする索引の項目を指します。
「項目」は、索引で表示する索引の項目を指します。
分類タイトル 1 と分類タイトル 2 は、親の索引項目です。 「検索語句」または「項目」は、分類タイトル 1 と分類タイトル 2 の下のサブエントリとして表示されます。
「大文字と小文字を区別する」は、大文字と小文字が別の文字と見なされるという意味です。
「単語のみ」は 1 語単位で用語を検索します。
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「大文字と小文字を区別する」または「単語のみ」を有効にするには、対応するセルをクリックしてからチェックボックスをオンにします。 |
コンコーダンスファイルを作成する場合は、以下の書式ガイドラインを使用します。
コンコーダンスファイル内では項目ごとに 1 行を使用する。
コメント行は行頭を # で開始する。
項目には以下の書式を使用する。
検索語句;項目;分類タイトル 1;分類タイトル 2;大文字と小文字を区別する;単語のみ
「大文字と小文字を区別する」と「単語のみ」の項目が空またはゼロ (0) の場合は、「No」または FALSE として解釈されます。 それ以外の内容はすべて、「Yes」または TRUE として解釈されます。
たとえば、「Boston」という単語を索引の「Cities」の項目の下に含める場合、コンコーダンスファイルに次の行を入力します。
Boston;Boston;Cities;;0;0
この場合は小文字で表記された「boston」も検索されます。
「Cities」の項目の下にある「Boston」に「Beacon Hill」の地区を含める場合、次の行を入力します。
Beacon Hill;Boston;Cities;