IBM Lotus Symphony
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インスタントフィルタ機能を使用すると、選択した各列の最初の行にコンボボックスが挿入されます。このコンボボックスから条件を選択して、表示したい行 (レコード) を選択できます。
インスタントフィルタを使用する列を選択します。
[データ] - [フィルタ] - [インスタントフィルタ] を選択します。選択した各列の最初の行にコンボボックスの矢印が表示されます。
最初の行にある矢印をクリックすると、ドロップダウンリストが現れます。そこからフィルタの条件を選択できます。
これで、内容がフィルタ条件と一致する行のみが表示されました。その他の行はフィルタによって除外されています。行番号が連続していない場合、行がフィルタされていることがわかります。フィルタに使用した列は、矢印付きのアイコンが別の色になっていることで確認できます。
インスタントフィルタのコンボボックスで [-昇順にソート-] または [-降順にソート-] を選択することによって、データをインスタントにソートできます。[-昇順にソート-] または [-降順にソート-] 操作は列のすべてのデータに影響しますが、フィルタ対象のデータだけが表示されます。
フィルタ済みのデータ範囲の別の列でフィルタオプションを選択すると、他のコンボボックスにはフィルタ済みのデータだけがリストされます。
すべての項目 (レコード) を表示し直すには、[インスタントフィルタ] コンボボックスから [-(すべて)-] を選択します。[-(標準フィルタ...)-] を選択すると、[標準フィルタ] ダイアログが開いて、標準フィルタを設定できます。-(トップ10)- で行うと、上から 10 個の値だけを表示できます。
インスタントフィルタの使用を停止するには、手順 1 で選択したすべてのセルを選択し直してから、[データ] - [フィルタ] - [インスタントフィルタ] をもう一度選択します。
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シートごとに個別のインスタントフィルタを割り当てるには、あらかじめ各シートで範囲を定義しておく必要があります。 |
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算術関数では、適用されたフィルタによって非表示になっているセルも処理されます。例えば、列全体の合計を関数で計算する場合、フィルタされているセルの値も合計されます。フィルタした後に表示された値のみを計算対象にする場合は、SUBTOTAL 関数を使用します。 |