IBM Lotus Symphony


[フォーム] バー

[フォーム] ツールバーには、対話式フォームを作成するために必要なツールが含まれています。このツールバーを使用して、テキスト文書、スプレッドシート、プレゼンテーションのフォームにコントロールを追加することができます。

このコマンドの見つけ方...

[表示] - [ツールバー] - [フォーム] を選択します。

コントロールを文書に追加する手順

  1. [フォーム] ツールバーで、追加するコントロールのアイコンをクリックします。

  2. 文書で、ドラッグしてコントロールを作成します。

    正方形のコントロールフィールドを作成するには、[Shift] キーを押したままドラッグします。

ヒントアイコン テーブルまたはクエリーのフィールドリスト内のフィールドをフォームに追加するには、セルをフォームにドラッグします。テキスト文書で、列ヘッダーをドラッグして、フィールドをフォームに追加することもできます。フィールドのラベルを組み込むには、[Ctrl] + [Shift] を押したまま、列ヘッダーをドラッグします。

コントロールの変更

  1. コントロールを右クリックして、[コントロール] を選択します。コントロールのプロパティを定義するためのダイアログが開きます。

  2. コントロールのアクセラレータキーを指定するには、コントロールのラベル内の対象文字の前にチルダ (~) を追加します。

  3. コントロールは文書間でドラッグアンドドロップできます。またコントロールを文書間でコピーして貼り付けることもできます。別の文書からのコントロールを挿入する場合、Lotus® Symphony™ はコントロールのデータソース、内容の種類、内容のプロパティを分析して、そのコントロールがターゲット文書の論理構造に適合するようにします。例えば、アドレス帳の内容を表示するコントロールは、別の文書にコピーされた後も、引き続き同じ内容を表示します。これらのプロパティは、[フォームのプロパティ] ダイアログの [データ] タブページで確認できます。

設計モード オン/オフ

設計モードのオン/オフを切り替えます。設計モードとユーザーモードの間で素早く切り替えたいときに便利です。フォームコントロールを編集する場合はアクティブにし、フォームコントロールを使用する場合は非アクティブにします。

アイコン 設計モード オン/オフ

ボタン

アイコン

Push ボタンを作成します。 この機能を使用すると、マウスクリックなどの事前定義されたイベントが発生した際に、指定したコマンドを実行させることができます。

テキストおよび画像をこれらのボタンに適用できます。

ラベルフィールド

アイコン テキストを表示するためのフィールドを作成します。 これらのラベルは、事前定義されたテキストを表示するためのみにあります。これらのフィールドには入力できません。

テキストボックス

アイコン テキストボックスを作成します。 テキストボックスは、ユーザーがテキストを入力できるフィールドです。フォームでは、テキストボックスはデータを表示したり、新規データ入力を可能にします。

リストボックス

アイコン このアイコンを使って、リストボックスを作成します。 リストボックスでは、リストから項目を選択できます。

コンボボックス

アイコン コンボボックスを作成します。 コンボボックスは、ドロップダウンリストを備えた単一行のリストボックスで、このドロップダウンリストからオプションを選択します。コンボボックスに「読み取り専用」プロパティを割り当てると、ユーザーはリスト内の項目以外の項目を入力できなくなります。

グループボックス

アイコン オプションボタンなどのコントロールをグループ化して表示するためのグループ枠を追加します。

ラジオボタン

アイコン ラジオボタンを作成します。 ラジオボタンを使用すると、いくつかのオプションから 1 つを選択することができます。同じ機能を持つラジオボタンには、同じ名前が付けられます。

チェックボックス

アイコン チェックボックスを作成します。 チェックボックスにより、フォーム内の関数をアクティブまたは非アクティブにすることができます。

スピンボタン

アイコン スピンボタンを作成します。

スピンボタンを Lotus Symphony スプレッドシートに追加する場合は、[データ] タブページを使用して、スピンボタンとセルの間に双方向のリンクを作成することができます。結果として、セルの内容を変更すると、スピンボタンの内容が更新されます。逆に、スピンボタンの値を変更すると、セルの内容が更新されます。

スクロールバー

アイコン スクロールバーを作成します。

スクロールバーには次のプロパティを指定できます。

表 1. スクロールバーのプロパティ
UI 名 意味
最小スクロール値 スクロールバーの高さまたは幅の最小値を指定します。
最大スクロール値 スクロールバーの高さまたは幅の最大値を指定します。
標準のスクロール値 フォームをリセットしたときに使用される、スクロールバーのデフォルト値を指定します。
方向 スクロールバーの方向、つまり水平か垂直かを指定します。
わずかな変更 スクロールバーで、例えば矢印をクリックすることによりスクロールできる最小量を指定します。
大幅な変更 スクロールバーで、例えばスクロールバーのバーとスクロールバーの矢印の間をクリックしたときに、大きなステップによってスクロールされる量を指定します。
効果の速度 スクロールバーのトリガーイベント間の遅延をミリ秒単位で指定します。例えば、スクロールバーの矢印ボタンをクリックしてマウスボタンを押したときに発生する遅延です。
記号の色 スクロールバーの矢印の色を指定します。
可視サイズ

スクロールバーのバーのサイズを「値単位」で指定します。例えば、(「最大スクロール値」-「最小スクロール値」) / 2 の値を指定すると、スクロールバーのバーがスクロールバーの半分を占めることになります。

スクロールバーの幅をスクロールバーの高さと等しくするには、[可視サイズ] をゼロに設定します。

Lotus Symphony Spreadsheets スプレッドシートでは、[データ] タブページを使用して、スクロールバーとセルの間に双方向のリンクを作成することができます。

イメージボタン

アイコン イメージとして表示されるボタンを作成します。 画像の表示を除けば、イメージボタンのプロパティは「通常の」ボタンと同じです。

イメージコントロール

アイコン

このアイコンを使ってイメージコントロールを作成します。これはデータベースのイメージの取り込みだけを行います。 フォーム文書で、これらのコントロールの 1 つをダブルクリックすると、イメージを挿入するための [画像の挿入] ダイアログが開きます。 イメージを挿入および削除するためのコマンドが含まれたコンテキストメニュー (設計モード以外) もあります。

イメージコントロールが書き込み保護されていない限り、データベースからのイメージをフォームに表示したり、新規イメージをデータベースに挿入したりできます。 コントロールは、イメージ型のデータベースフィールドを指していなければなりません。したがって、このデータフィールドを [データ] タブページのプロパティウィンドウに入力します。

ファイルの選択

アイコン ファイルの選択を可能にするボタンを作成します。

ナビゲーションバー

アイコン

ナビゲーションバーを作成します。ナビゲーションバーにより、データベースまたはデータベースフォームのレコード間を移動できます。

日付フィールド

アイコン 日付フィールドを追加します。

時刻フィールド

アイコン 時刻フィールドを追加します。

数値フィールド

アイコン 数値フィールドを追加します。

パターンフィールド

アイコン マスクしたフィールドを追加します。 フィールドへのマスク設定は、入力マスクと文字マスクを指定することで行います。入力マスクには、ユーザー入力に対する制限用の文字コードを指定します。 文字マスクには、フォーム読み込み時にマスクをしたフィールドに表示させる初期値を指定します。

書式設定されたフィールド

アイコン 書式設定されたフィールドを作成します。 書式設定されたフィールドは、入出力の書式設定、および適用される限界値を定義するためのテキストボックスです。

書式設定されたフィールドには、特殊なコントロールのプロパティがあります ([書式] - [コントロール] を選択します)。

通貨フィールド

アイコン 通貨フィールドを追加します。

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