IBM Lotus Symphony


Open ステートメント [実行時]

データチャネルを開きます。

構文:

Open FileName As String [For Mode] [Access IOMode] [Protected] As [#]FileNumber As Integer [Len = DatasetLength]

パラメータ:

FileName: 開きたいファイルの名前とパス。存在しないファイルを読み取ろうとすると (Access = Read)、エラーメッセージが表示されます。存在しないファイルに書き込もうとすると (Access = Write)、新しいファイルが作成されます。

Mode: ファイルモードを指定するキーワード。有効な値: Append (順次ファイルへの追加)、Binary (Get および Put を使用してバイト単位でデータにアクセス可能)、Input (データチャネルを読み取り用にオープン)、Output (データチャネルを書き込み用にオープン)、Random (相対ファイルを編集)。

IOMode: アクセスタイプを定義するキーワード。有効な値: Read (読み取り専用)、Write (書き込み専用)、Read Write (両方)。

Protected: ファイルを開いた後のセキュリティのステータスを定義するキーワード。有効な値: Shared (ファイルを他のアプリケーションから開くことが可能)、Lock Read (ファイルを読み取れないように保護)、Lock Write (ファイルを書き込めないように保護)、Lock Read Write (ファイルへのアクセスを拒否)。

FileNumber: 空きデータチャネルの番号を示す 0 から 511 までの任意の整数式。このデータチャネルを通じてコマンドを渡し、ファイルにアクセスすることができます。Open ステートメントの直前に、FreeFile 関数によってファイル番号を判別する必要があります。

DatasetLength: ランダムアクセスファイルの場合、レコードの長さを設定します。

ノートアイコン Open ステートメントで開いたファイルの内容だけを変更できます。すでに開いているファイルを開こうとすると、エラーメッセージが表示されます。

例:

Sub ExampleWorkWithAFile

Dim iNumber As Integer

Dim sLine As String

Dim aFile As String

Dim sMsg as String

aFile = "c:¥data.txt"

iNumber = Freefile

Open aFile For Output As #iNumber

Print #iNumber, "This is a line of text"

Print #iNumber, "This is another line of text"

Close #iNumber

iNumber = Freefile

Open aFile For Input As iNumber

While not eof(iNumber)

Line Input #iNumber, sLine

If sLine <>"" then

sMsg = sMsg & sLine & chr(13)

end if

wend

Close #iNumber

Msgbox sMsg

End Sub


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