IBM Lotus Symphony


Basic エディタ

Basic エディタには、通常のテキスト文書で使用可能な標準的な編集機能が用意されています。編集 メニューの機能 (切り取り、削除、貼り付け) を始め、[Shift] キーを使ったテキストの選択や、カーソル移動 (例えば [Ctrl] + 矢印キーによる単語の移動) などの各種機能が利用できます。

長い行は、スペースとアンダースコア記号 (_) を行の最後の 2 文字として挿入することにより、複数の部分に分割できます。このようにして見かけ上の改行をされた行は、1 つの論理行とみなされます。同じ Basic モジュールの中で「Option Compatible」を使用した場合、行継続機能がコメント行についても有効になります。

マクロバーにある [BASIC プログラムの実行] アイコンを押すと、Basic エディタの先頭行からプログラムの実行が開始されます。プログラムは、最初の Sub または Function を実行してから、実行を停止します。プログラム中の「Sub Main」ブロックは、特に優先して実行されるというものではありません。

ヒントアイコン IDE を最初に開いたときに表示される Sub Main 行と End Sub 行の間に、Basic コードを挿入します。あるいは、すべての行を削除してから、独自の Basic コードを入力します。

プロジェクトの操作法

ライブラリリスト

ツールバーの左側にある ライブラリ リストで、エディタに読み込むライブラリを選択します。選択したライブラリの最初のモジュールが表示されます。

オブジェクトカタログ

マクロツールバーのアイコンアイコン [オブジェクトカタログ] をクリックすると、オブジェクトカタログが表示されます。

このダイアログには、存在するすべてのオブジェクトが階層表示されます。リスト中の項目をダブルクリックすると、その下層にあるオブジェクトが表示されます。

項目を選択してアイコンアイコン [表示] をクリックすると、エディタに該当モジュールを表示させたり、該当する SUB や FUNCTION の位置にカーソルを移動できます。

オブジェクトカタログを閉じるには、タイトルバーにある×印のアイコンをクリックします。

Basic ソースコードの保存と読み込み

Basic コードをテキストファイルに保存し、他のプログラミングシステムでの保存と取り込みに使用できます。

[警告] アイコン Basic ダイアログをテキストファイルに保存することはできません。

テキストファイルへのソースコードの保存

  1. テキストとしてエクスポートするモジュールをオブジェクトカタログから選択します。

  2. マクロツールバーで [ソーステキストに名前をつけて保存] アイコンをクリックします。

  3. ファイル名を選択し、[OK] をクリックしてファイルを保存します。

テキストファイルからのソースコードの読み込み

  1. ソースコードを取り込むモジュールをオブジェクトカタログから選択します。

  2. プログラムコードを挿入する位置にカーソルを置きます。

  3. マクロツールバーで [ソーステキストの挿入] アイコンをクリックします。

  4. ソースコードが入っているテキストファイルを選択し、[OK] をクリックします。


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