IBM Lotus Symphony


条件付きテキスト

定義した条件が満たされたときにテキストを表示するフィールドを文書内に設定できます。 例えば、一連の督促状に表示される条件付きテキストを定義することができます。

この例で、条件付きテキストの設定は 2 つのパートのプロセスで構成されます。最初に変数を作成し、次に条件を作成します。

条件変数の定義

この例の最初のパートでは、条件判定ステートメントの変数を定義します。

  1. [作成] - [フィールド] - [その他] を選択し、[変数] タブをクリックします。

  2. [タイプ] リストで [変数の設定] をクリックします。

  3. [名前] ボックスに、「Reminder」などの変数名を入力します。

  4. [書式] リストで [テキスト] をクリックします。

  5. [値] ボックスに「1」を入力し、[挿入] をクリックします。

    [挿入] をクリックすると、書式リストに「全般」書式が表示されます。

条件および条件付きテキストの定義

この例の 2 番目のパートでは、満たす必要がある条件を定義し、条件付きテキストを表示するためのプレースホルダを文書内に挿入します。

  1. テキスト内で条件付きテキストを挿入する位置にカーソルを置きます。

  2. [作成] - [フィールド] - [その他] を選択して、[関数] タブをクリックします。

  3. [タイプ] リストで [条件付きテキスト] をクリックします。

  4. [条件] ボックスに Reminder EQ "3" と入力します。言い換えると、この例の最初のパートで定義したフィールド内の変数が 3 に等しいとき、条件付きテキストが表示されます。

    "3" を囲む引用符は、この例の最初のパートで定義した変数がテキスト文字列であることを示しています。

  5. 条件を満たしたときに表示するテキストを、[条件を満たす時] ボックスに入力します。 入力できるテキストの長さの制限は、ほとんどありません。 このボックスに段落を貼り付けることができます。

  6. [挿入] をクリックしてから [閉じる] をクリックします。

条件付きテキストの表示

この例では、条件変数の値が 3 に等しいときに条件付きテキストが表示されます。

  1. この例の最初のパートで定義したフィールドの前にカーソルを置き、[編集] - [フィールド] を選択します。

  2. [値] ボックスの数値を 3 に置換し、[閉じる] をクリックします。

  3. フィールドが自動更新されない場合、[F9] を押します。


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