IBM Lotus Symphony


Lotus Symphony 基本用語集

この用語集では、Lotus® Symphony™ Basic の操作で使用されるいくつかの専門用語について解説します。

小数点

Lotus Symphony Basic で数値を変換する際には、 システムの国または地域のロケール設定に応じた小数点および 3 桁ごとの区切り記号が使用されます。

これは、暗黙的な計算処理 ( 1 + "2.3" = 3.3 など) および、実行時関数 IsNumeric による判定などに関係します。

Lotus Symphony Basic での色は、ロング整数値として扱われています。色関係の関数の戻り値も、こうしたロング整数値で返されます。色のプロパティを設定する際には、RGB 関数によりロング整数値に変換された RGB コードを使用します。

使う単位

Lotus Symphony Basic の メソッドパラメータプロパティで用いられる単位情報は、単位の付かない整数またはロング整数としてか、単位を含めた文字列として指定できます。メソッドに単位が渡されなかった場合は、各文書の種類ごとに設定されたデフォルトの単位が使用されます。使う単位を含めた文字列としてパラメータが渡された場合は、デフォルト設定は無視されます。任意の文書のデフォルト計測単位は、[ツール] - [オプション] - [文書の種類] - [全般] で指定できます。

トゥウィップ

twip (トゥウィップ) とは長さの単位の 1 つで、システムごとに異なる画面サイズに依存することなく、画面上の表示要素のサイズと位置を指定するために用いられます。1 twip は 1/1440 インチに相当し、プリンタ用のポイント単位で言えば 1/20 ポイント分の長さです。1 インチは 1440 トゥウィップ となり、1 センチメートルは約 567 トゥウィップ に相当します。

URL 表記

URL (Uniform Resource Locators) は、ファイルシステム内のファイルのようなリソースの場所を判別するために、一般的にネットワーク環境の内部で使用されます。URL は、プロトコル指定子、ホスト指定子、ファイルおよびパス指定子から構成されます。

protocol:// host.name/ path/to/the/file.html

インターネット上で最も一般的な URL の用途は、Web ページを指定することです。プロトコルの例としては、httpftp、または file があります。file プロトコル指定子は、ローカルファイルシステム上のファイルを参照するときに使用されます。

URL 表記には、使用できない特殊文字があります。それらは、他の文字で置き換えられるかエンコードされます。スラッシュ ( /) は、パスの区切り記号として使用されます。例えば、ローカルホスト上の Windows 表記で C:¥My File.sxw として参照されるファイルは、URL 表記では file:///C|/My%20File.sxw になります。


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