IBM Lotus Symphony
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データ中の最大値を返します。
セル参照 (単数または複数) として渡されたセル範囲 (単数または複数) 内に数値もエラーも検出されなかった場合は、0 を返します。テキストセルは MIN() および MAX() によって無視されます。関数 MINA() および MAXA() は、値 (数値またはテキスト) もエラーも検出されなかった場合、0 を返します。しかし、MIN() または MAX() にリテラルストリング引数を渡した場合、例えば、MIN("string") は、エラーになります。
MAX(Number1; Number2; ...Number30)
Number1; Number2;...Number30 は、数値または範囲です。
=MAX(A1;A2;A3;50;100;200) は、このデータ中の最大値を返します。
=MAX(A1:B100) は、このセル範囲の中の最大値を返します。
データ中の最大値を返します。数値以外に文字列を引数に使用することもできます。 テキストの値は 0 です。
関数 MINA() および MAXA() は、値 (数値またはテキスト) もエラーも検出されなかった場合、0 を返します。
MAXA(Value1; Value2; ... Value30)
Value1; Value2;...Value30 は、値または範囲です。テキストは値 0 を持ちます。
=MAXA(A1;A2;A3;50;100;200;"Text") は、このデータの中の最大値を返します。
=MAXA(A1:B100) は、このセル範囲の中の最大値を返します。
データの中央値 (メディアン) を返します。中央値とは、データを小さいものから大きなものの順に並べた場合、データ数が奇数のときに中央に位置する値のことです。データ数が偶数の場合は、中央に位置する 2 つのデータの平均が中央値になります。
MEDIAN(Number1; Number2; ...Number30)
Number1; Number2;...Number30 は値または範囲で、これは標本を表します。セル参照を入力することもできます。
奇数の場合: =MEDIAN(1;5;9;20;21) は、中央に位置する値として 9 を返します。
偶数の場合: =MEDIAN(1;5;9;20) は、中央に位置する 2 つの値の 5 と 9 の平均である 7 を返します。
引数リスト中の最小値を返します。
セル参照 (単数または複数) として渡されたセル範囲 (単数または複数) 内に数値もエラーも検出されなかった場合は、0 を返します。テキストセルは MIN() および MAX() によって無視されます。関数 MINA() および MAXA() は、値 (数値またはテキスト) もエラーも検出されなかった場合、0 を返します。しかし、MIN() または MAX() にリテラルストリング引数を渡した場合、例えば、MIN("string") は、エラーになります。
MIN(Number1; Number2; ...Number30)
Number1; Number2;...Number30 は、数値または範囲です。
=MIN(A1:B100) は、このセル範囲の中の最小値を返します。
引数リスト中の最小値を返します。ここにはテキストも入力できます。 テキストの値は 0 です。
関数 MINA() および MAXA() は、値 (数値またはテキスト) もエラーも検出されなかった場合、0 を返します。
MINA(Value1; Value2; ... Value30)
Value1; Value2;...Value30 は、値または範囲です。テキストは値 0 を持ちます。
=MINA(1;"Text";20) は 0 を返します。
=MINA(A1:B100) は、このセル範囲の中の最小値を返します。
データの平均偏差を返します。データグループの分散が求められます。
AVEDEV(Number1; Number2; ...Number30)
Number1, Number2,...Number 0 は、標本を表す値または範囲です。セル参照を入力することもできます。
=AVEDEV(A1:A50)
データの算術平均値を返します。
AVERAGE(Number1; Number2; ...Number30)
Number1; Number2;...Number30 は、数値または範囲です。
=AVERAGE(A1:A50) は、このセル範囲に入力されているデータの算術平均値を返します。
データの算術平均値を返します。テキストの値は 0 です。
AVERAGEA(Value1; Value2; ... Value30)
Value1; Value2;...Value30 は、値または範囲です。テキストは値 0 を持ちます。
=AVERAGEA(A1:A50)
データ内の最頻値 (モード) を返します。頻度が同じ値が複数ある場合は、その中の最小値を返します。数値がすべて異なる場合には、エラー値を返します。
MODE(Number1; Number2; ...Number30)
Number1; Number2;...Number30 は、数値または範囲です。
=MODE(A1:A50) は、このセル範囲に最も頻繁に入力されている (最小の) 数値を返します。
負の二項分布の密度関数の値を返します。
NEGBINOMDIST(失敗数;成功数;成功率)
失敗数 は、試行が失敗する回数です。
成功数 は、試行が成功する回数です。
成功率 は、1 回の試行が成功する確率です。
=NEGBINOMDIST(1;1;0.5) は 0.25 を返します。
指定した平均値と標準偏差に対する正規分布において、上側確率 1-q に対応するパーセント点を返します。
NORMINV(数値; 平均値; StDev)
確率 は、上側確率です。
平均値 は、正規分布の平均値です。
StDev は、正規分布の標準偏差です。
=NORMINV(0.9;63;5) は 69.41 を返します。例えば、朝食の卵の重さの平均が 63g で、標準偏差が 5 の場合に 90% の確率である卵が満たさない重さは 69.41g です。
密度関数または正規累積分布を返します。
NORMDIST(数値; 平均値; StDev; C)
数値 は、正規分布を求める値です。
平均 は、分布の平均値です。
StDev は、分布の標準偏差です。
関数形式 に 0 を指定すると密度関数を、関数形式 に 1 を指定すると分布関数の値を返します。
=NORMDIST(70;63;5;0) は 0.03 を返します。
=NORMDIST(70;63;5;1) は 0.92 を返します。
ピアソンの積率相関係数を返します。
PEARSON(Data1; Data2)
Data1 は、1 つめのデータセットの配列を表します。
Data2 は、2 つめのデータセットの配列を表します。
=PEARSON(A1:A30;B1:B30) は、指定したデータ間のピアソンの積率相関係数を返します。
標準正規分布の分布関数の値を返します。
PHI(数値)
数値 は、標準正規分布を計算する値です。
=PHI(2.25) = 0.03
=PHI(-2.25) = 0.03
=PHI(0) = 0.4
指定のポアソン定数 (平均値) であるポアソン分布の密度関数値または分布関数値を返します。
POISSON(数値;定数;関数形式)
数値 は、ポアソン分布を計算する値です。
平均値 は、ポアソン定数、つまりポアソン分布の平均値です。
関数形式 に 0 を指定すると密度関数を、関数形式 に 1 を指定すると分布関数の値を返します。
=POISSON(60;50;1) は 0.93 を返します。
データの中で、百分位数で α の位置にある値を返します。データを小さい順に並べたときに、α の位置にある値を返します。α = 25% の場合、パーセンタイルは第 1 四分位数を意味し、α = 50% は中央値です。
PERCENTILE(データ;α)
データ は、データが入力されているセル範囲です。
α は 0 から 1 までのスケールのパーセンテージを表します。
=PERCENTILE(A1:A50;0.1) は、セル範囲 A1:A50 にあるすべての値の、小さい方から 10% めの値を返します。
データ範囲の中で、測定値の相対順位を返します。
PERCENTRANK(データ;数値)
データ は、標本データが入力されているセル範囲です。
数値 は、相対順位を検査する数値です。
=PERCENTRANK(A1:A50;50) は、セル範囲 A1:A50 にある値全体に対して、50 が何番目にあたるかを百分率で返します。値 50 が全データ値の外にある場合は、エラーメッセージが表示されます。
データグループの四分位数を返します。
QUARTILE(データ;タイプ)
データ は、標本データが入力されているセル範囲です。
タイプ には、第何番の四分位数を返すかを指定します。0 を指定すると最小値 (MIN)、1 を指定すると第一四分位数 (25% 目の値)、2 を指定すると中央値 (MEDIAN)、3 を指定すると第三四分位数 (75% 目の値)、4 を指定すると最大値 (MAX) を返します。
=QUARTILE(A1:A50;2) は、範囲 A1:A50 にある値を小さい方から順に並べたときの 50% 目の値を返します。