IBM Lotus Symphony


関数ウィザード

[関数] を開きます。この機能を使用すると、数式を対話的に作成することができます。

[ウィザード] を開始する前に、現在の表でセルまたはセル範囲を選択します。数式はこの場所に挿入されます。

このコマンドの見つけ方...

[作成] - [関数] を選択します。

[Ctrl] + [F2]

[式入力ボックス] 上で、次のアイコンをクリックします。

アイコン 関数
ノートアイコン 完全な ODFF (OpenDocument Format Formula) の仕様は、 OASIS Web サイトからダウンロードできます。

[関数] には 2 つのタブがあります。[関数] は数式を作成するために使用し、[構成] は作成した数式をチェックするために使用します。

関数タブ

分類項目と関数のリスト

カテゴリ

さまざまな関数が割り当てられているすべての分類項目のリストが表示されます。下にあるリストフィールドに表示したい関数の分類項目を選択します。

[すべて] を選択すると、すべての関数が分類とは関係なく、アルファベット順に表示されます。[最近使用した関数] を選択すると、最近使用した関数が表示されます。

関数

選択した分類項目の関数が表示されます。関数を選択するには、その名前をダブルクリックします。シングルクリックしたときは、その関数の簡単な説明が表示されます。

配列

選択した関数を選択したセル範囲に配列数式として挿入します。 配列数式とは、複数のセルで機能する数式のことです。配列内の各セルに挿入される数式は単なるコピーではなく、すべての配列セルが共有する数式となります。

配列 オプションは、表で数式を入力および確定するときに使用する [Ctrl] + [Shift] + [Enter] コマンドと同じです。数式は行列式として挿入され、中括弧 { } に囲まれて表示されます。

ノートアイコン 配列範囲の最大の大きさは 128 セル x 128 セルです。

引数入力フィールド

関数をダブルクリックすると、ダイアログの右側に引数入力フィールドが表示されます。セル参照を引数として選択するには、直接セルをマウスでクリックするか、シートの中から必要なセル範囲をマウスでドラッグして指定します。このダイアログのフィールドに直接、適切な数値や文字列を入力してもかまいません。ただし、日付を入力するときには、正しい書式を使用するように注意します。「OK」をクリックすると、結果がスプレッドシートに挿入されます。

縮小/最大化

[縮小] アイコンをクリックすると、ダイアログが入力フィールドのサイズに縮小されます。これによって、シート内の必要な参照を指定することがより簡単になります。次に、アイコンが自動的にアイコン 最大化 に変わります。クリックすると、ダイアログが元の大きさに戻ります。

シートの中でマウスボタンを押した状態である範囲を選択すると、ダイアログが自動的に縮小されます。マウスボタンを離すとダイアログが元の大きさに戻り、選択した文書内の範囲参照が青いフレーム付きで表示されます。

{ここに代替の説明を入力} 縮小
{ここに代替の説明を入力} 最大化

数式の結果

関数に引数を入力するとすぐに計算が実行されます。このプリビューは、入力した引数でその関数が計算できるかどうかを表示します。引数がエラーを発生させる場合は、該当するエラーコードが表示されます。

必須引数は、名前が太字で印字されて示されます。

f(x) (選択した関数によって異なります)

[関数] の 1 つ下のレベルに移動できます。これは、関数に値や参照ではなく、別の関数を入れ子にするためです。

引数、パラメータ、またはセル参照 (選択した関数によって異なります)

テキストボックスの数は、関数によって異なります。引数を引数フィールドに直接入力するか、表内のセルをクリックして引数を入力します。

結果

計算の結果またはエラーメッセージが表示されます。

作成した数式が表示されます。エントリを直接入力するか、ウィザードを使用して数式を作成します。

戻る

数式ウィンドウに表示されている数式の前の部分 (関数) にフォーカスを戻します。

ヒントアイコン 複数の関数からなる数式から単一の関数を選択するには、数式ウィンドウで目的の関数をダブルクリックします。

次へ

数式ウィンドウに表示されている数式の次の部分 (関数) にフォーカスを進めます。このボタンは、関数を数式に割り当てるのにも使用できます。つまり、関数を選択して [次へ] ボタンをクリックすると、その関数が数式ウィンドウ (のフォーカスの位置) に表示されます。

ヒントアイコン 選択ウィンドウの関数をダブルクリックして、数式ウィンドウの数式を確定することもできます。

キャンセル

作成した (または、作成しようとした) 数式を確定せずにダイアログを閉じます。

OK

関数を終了し、選択したセルに数式を転送します。

分類項目と関数のリスト

タブ 構成

このページには、関数の構造が表示されます。

ノートアイコン 関数が既に挿入されているセルにカーソルを置いた状態で [関数ウィザード] を呼び出すと、[構成] タブが開き、現在の数式の構造が表示されます。

構成

現在の関数が階層で表示されます。引数を隠すまたは表示するには、前にあるプラスまたはマイナス記号をクリックします。

ノートアイコン 正しく入力されている引数には青い点が付きます。赤い点は、データタイプのエラーを表しています。例えば、SUM 関数に使用できるのは数値の引数のみなので、引数に文字列を入力した場合、それには赤い点が付きます。

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