IBM Lotus Symphony


範囲をグループ化して小計を出す

この例のようなデータを実際に収集して家計簿として使用する場合、支出の小計と総計を別に計算して印刷することも必要になります。そのための操作方法も実に簡単です。

  1. カーソルを対象の範囲に置きます。
  2. [データ] - [小計] を選択します。[小計] ダイアログが開きます。
  3. 小計を計算するためのオプションを指定します。
    • [グループの基準] ボックスで、 小計の計算処理を制御するために使用する、基準となる列を選択します。
    • [小計を計算する列] フィールドで、小計を求める値が入っている列を選択します。
    • [使用する関数] フィールドで、小計を計算するときに使用する数学関数を選択します。 選択した各列に対して、個別に関数を割り当てる必要があります。

    まず、毎日の小計を出すために、グループの基準に [日付] を選択します。そして、小計する項目から [金額]、計算方法のリストボックスから [合計] を選択して、金額の合計を計算する設定にします。

小計オプション

[Enter] を押すか [OK] をクリックして確定すると、ただちに範囲がグループ化されて小計が計算されます。画面にはグループ分けされた表が表示され、同じ日付のグループごとに小計が、最下行には総計が算出されます。

小計の表示

行番号の左には、操作ボタンが現れます。そこには、どのレコード (= 行) が同じグループにまとめられているかが示されます。マイナス記号のボタンをクリックすると、グループ内の各項目が折りたたまれ、小計のみが表示されます。操作ボタンの一番上の欄には、数字の付いたボタンがあり、それをクリックするとグループ表示が簡単に変更できます。例えば 1 をクリックすると総計のみ、2 をクリックすると総計プラス小計行、3 をクリックすると再びすべての行が表示されます。


製品フィードバック | その他の資料 | 商標