リモート・ブランド機能

リモート・ブランド機能を使うと、サイトのマスター・テンプレートとスタティックな HTML を編集し、CVS リポジトリにコミットできます。コミットすると、編集が直ちにサイトに表示されます。ローカルで変更を加え、CVS リポジトリにチェックインすると、自動的に変更がサイトに表示されます。リモート・ブランド機能は高速でリアルタイムの変更を行うことができますが、プレビューを行う場所ではなく、不規則な編集は稼動しているサイトに混乱を招きます。

リモート・ブランドのファイル

リモート・ブランドするファイルは、次のLOOK および WWW 2 つのディレクトリに保存されます 。

LOOK ディレクトリには、全ページに表示されるファイルが含まれます。これには、上部のバナー、フッター、左のナビゲーション・カラムが含まれます。次のファイルが、look/www/master ディレクトリにあります。

WWW には、サイトのドキュメンテーション、プロジェクト・ファイル、ヘルプ・ファイルなどのスタティックな HTML コンテンツが含まれます。

リモート・ブランドのファイルを変更する方法

リモート・ブランドのファイルに変更を加えるには、WWWLOOK プロジェクトでサイトのアカウントと開発者 (またはそれ以上) のロールを持っていなければなりません。

  1. CVS にログインします。
  2. look および www ディレクトリをチェックアウトします。
  3. 変更するファイルを探して、ローカルマシンのワーキング・ディレクトリにファイルを移動します。

    変更するファイルの URL を書き留めておきます。 単に $URL/FILENAME または $URL/project/www/FILENAME である場合は、ファイルは現在 (www/www/) のディレクトリにあります。 $URL/docs/FILENAME または $URL/project/www/docs/FILENAME である場合は、/docs ディレクトリ (www/www/docs) にあります。$URL/[DIRECTORIES]/FILENAME または $URL/project/www/[DIRECTORIES]/FILENAME などのほかのディレクトリにある場合は、/[DIRECTORIES] ディレクトリ (www/www/[DIRECTORIES]) にあります。

  4. 任意のエディタを使ってファイルを編集し、変更を保存してファイル・エディタを終了します。
  5. 変更を CVS リポジトリにコミットし、稼動中のサイトに変更を反映させます。 コミットすると、スペルミス、間違った HTML コード、不正なリンクのファイル名、画像タグなどの失敗が直ちに反映されることに十分注意してください。
  6. すでにページが開いている場合は、ブラウザを更新して、変更を反映します。

注意: $URL/servlets/ProjectMail などのサーブレットは、上記の方法では変更できません。サーブレットのテンプレートのフロントエンドを変更は、プロバイダである CollabNet からのカスタマイズが必要です。