ActionScript コードから直接 TextLine オブジェクトを作成することはできません。
TextLine は、コンテンツの生成と、行のアトムのプロパティを記述したメソッドによるインタラクティビティの提供に最低限必要な情報をカプセル化します。アトムとは、グラフィックエレメントと文字(結合された文字のグループを含む)の両方、テキスト行を構成する分割できないエンティティを指す用語です。
テキスト行に対する通常のイベント送出処理が終了した後で、テキスト行が有効な場合は、テキスト行に指定されるコンテンツエレメントオブジェクトの
マウスイベントのミラーは特殊なケースです。ミラー領域は実際には表示オブジェクトではないので、
TextLine オブジェクトの起点は、ベースラインの先頭です。欧文ベースラインにラテン語のテキストがある行の垂直位置(
TextLine クラスには、DisplayObjectContainer、InteractiveObject、DisplayObject、EventDispatcher などの祖先クラスがあり、これらからプロパティやメソッドを継承します。以下に示す継承プロパティは TextLine オブジェクトに適用できません。
これらのプロパティを設定しようとすると、テキストエンジンから IllegalOperationError のエラーがスローされます。これらのプロパティは読み取ることはできますが、常にデフォルト値が設定されています。
次に出力について説明します。
[LINE] <line ascent=[Number] descent=[Number] rotation=[int]> <elements> [0-N ELEMENT] </elements> <clusters> [0-N CLUSTER] </clusters> </line> [ELEMENT] <glyph isEmbedded=[Boolean] fontName=[String] isBold=[Boolean] isItalic=[Boolean] gid=[int] pointSize=[Number] x=[Number] y=[Number] rotation=[int]/> or <graphic child=[int] x=[Number] y=[Number] rotation=[int]/> or <embeddedRun x=[Number] y=[Number]> [LINE] </embeddedRun> [CLUSTER] <cluster xLeft=[Number] xCenter=[Number] xRight=[Number] cursorOnLeft=[Boolean] cursorOnRight=[Boolean] wordBoundaryOnLeft=[Boolean] wordBoundaryOnRight=[Boolean]/>
注意:このメソッドからのコンテンツおよび出力のフォーマットは、今後変更される可能性があります。アドビ システムズ社は、このメソッドの後方互換性は保証していません。
例えば、テキストブロックがヘブライ語のテキストで始まる場合、
このメソッドが取り出す座標値はグローバル座標なので、
単一の
値は、TextBlock.baselineZero が文字であるかどうかにより、行を結合する文字の最上部と最下部、またはアセントとディセントのいずれかの基準間の差に基づいて計算されます。グラフィックエレメントは、これらの基準の計算では考慮されません。
有効性が
TextBlock のコンテンツが変更されると、Flash ランタイムは、影響を受けたテキスト行、前の行およびすべての継続行を INVALID としてマークします。以前は最初に影響を受けた行にあったコンテンツ部分が、変更によってその前の行に取り込まれるようになる場合、前の行は無効とマークされる必要があります。
新しく改行された行は、常に VALID です。Flash ランタイムは、継続行を VALID から POSSIBLY_INVALID または INVALID に変更することがあります。このコードは、改行内容が同じである場合は POSSIBLY_INVALID の行を VALID に、同じでない場合は INVALID に変更します。
アプリケーションコードでは、VALID の行を INVALID または USER_INVALID とマークしたり、USER_INVALID の行を VALID とマークしたりできます。アプリケーションコードは、行を POSSIBLY_INVALID とマークすることはできません。
アプリケーションコードは、いずれの行も STATIC とマークできます。この操作を行うと、
TabStop オブジェクトが TextBlock に適用された後で TabStop オブジェクトのプロパティを設定しても、TextBlock は無効化されません。
デフォルト値は、
TabAlignment クラスの次の定数を使用して、このプロパティの値を設定します。
デフォルト値は
デフォルト値は 0.0 です。
フォントデータがファイルに含まれないので、デバイスフォントを使用するとムービーサイズが小さくなります。
システムにインストールされているフォントが Flash ランタイムによって使用されるので、デバイスフォントを使用して表示されるテキストは、異なるシステムおよびプラットフォームでは必ずしも同じように表示される訳ではありません。
埋め込みフォントを使用するテキストフィールドは、常に選択されたフォントで表示されます。そのフォントが再生システムにインストールされているかどうかは関係ありません。
埋め込みフォントの 1 つの欠点は、アプリケーションのサイズが大きくなることです。
テキストを削除するには、
テキストを挿入するには、
テキストを追加するには、
すべてのテキストを設定するには、0 を
デフォルト値は
EastAsianJustifier オブジェクトのプロパティを設定する前に、コンストラクター
デフォルト値は
JustificationStyle クラスの定数の 1 つを使用して、このプロパティの値に設定します。次の表に、指定できる値を示します。
行の回転によって、この値は取り消し線の位置を検索する行の位置から加算または減算されます。
subscriptOffset 値は、下付きの位置設定のために
superscriptOffset 値は、上付きの位置設定のために
行の回転によって、この値は下線の位置を検索する行の位置から加算または減算されます。
ElementFormat オブジェクトを TextBlock の ContentElement に適用しても、TextBlock は無効化されません。ElementFormat が ContentElement に適用されると、その
この例では、2 つの
この例では、
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
デフォルト値は
エレメントは、
デフォルト値は
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
デフォルト値は
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
エレメントのコンテンツによりベースラインが決まります。
デフォルト値は、
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
デフォルト値は、デフォルトで作成される FontDescription オブジェクトです。
fontDescription プロパティが設定されているときは、提供された FontDescription オブジェクトがロックされます。その
デフォルト値は
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、Kerning クラスに以下の定数を使用します。
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
デフォルト値は
デフォルト値は
任意の文字の最終的な回転は、
通常、このプロパティは、縦書きレイアウトで正しく表示されるために文字を回転しなければならないアジア系文字のテキストに使用します。これを行うには、
縦書きのレイアウト情報を含まないフォントに対してこのプロパティを設定すると、好ましくない結果になることがあります。 日本語フォントの「MS 明朝」などの vmtx テーブルや VORG テーブルを含むフォントは、正しくレイアウトするためにレイアウトエンジンで必要になるデータがこれらのテーブルによって提供されるので、正しく機能します。必要な情報を持っていない Verdana のようなフォントは正しく機能しません。
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
一般に、必要なトラッキング値は
デフォルト値は
例:
一般に、必要なトラッキング値は
デフォルト値は
例:
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
TextJustifier クラスを直接インスタンス化することはできません。
TextJustifier のサブクラスによって、このメソッドをオーバーライドする必要があります。
ロケールが中国語、韓国語または日本語の場合、このメソッドはデフォルトの EastAsianJustifier オブジェクトを作成します。それ以外の場合、テキストエンジンはデフォルトの SpaceJustifier オブジェクトを作成します。
FontDescription オブジェクトは ElementFormat に適用され、その ElementFormat は TextBlock の ContentElement に適用されます。FontDescription が ElementFormat に適用されると、その
注意:FTE(Flash Text Engine)は Type 1 フォントやビットマップフォント(Type 3、ATC、sfnt-wrapped CID、Naked CID など)をサポートしていません。
この例では
この例では
flash.text.engine クラスで使用できるのは、OpenType および TrueType デバイスフォントのみです。 以前のフォント技術に基づいたフォントを使用している場合は、ランタイムはテキストの表示に文字ごとのベースで最適なデバイスフォントを使用します。
flash.text.engine クラスは
同じ名前、太さ、傾きで
使用されている CFF(コンパクトフォントフォーマット)ヒンティングのタイプによって、Flash ランタイムが強制的に太い水平線をサブピクセルグリッドに合わせるどうかが決まります。
埋め込みフォントにのみ適用されます。
デフォルト値は
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
Flash ランタイムでは、「_sans」(sans serif フォント用)、「_serif」(serif フォント用)、「_typewriter」(等幅フォント用)の 3 つのジェネリックなデバイスフォントをサポートしています。 これらのフォント名は、プラットフォームに応じて特定のデバイスフォントにマップされます。
デフォルト値は
Flash ランタイムでは、選択されたフォントで見つからない文字に対するフォントフォールバックが提供されています。 使用されているフォントが埋め込みフォントであってもデバイスフォントであっても、文字がフォントに見つからない場合、Flash ランタイムは、その文字を含むと思われる別のデバイスフォントを使用する文字をレンダリングしようとします。
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、FontPosture クラスから以下の定数を使用します。
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、FontWeight クラスから以下の定数を使用します。
埋め込みフォントにのみ適用されます。
デフォルト値は
このプロパティの値を設定するには、RenderingMode クラスから以下の定数を使用します。
GroupElement に他の GroupElement が含まれているときには、内部の GroupElement は独自のフォーマットを保持しています(ElementFormat 設定)。外側の GroupElement のフォーマットは継承しません。
GroupElement に対しては、フォーマットプロパティのほとんどは何の影響も与えません。この理由から、
エレメントを削除するには、
処理の後、置き換えられたエレメントは孤立化し、
ContentElement は抽象基本クラスであるため、ContentElement を直接インスタンス化することはできません。
ContentElement エレメントは、1 つの
デフォルト値は
デフォルト値は
イベントミラーは、
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は -1 です。
デフォルト値は
デフォルト値は、
任意の文字の最終的な回転は、
回転したコンテンツエレメントは、ネストできません。コンテンツエレメントのどの階層でも、複雑さの程度に関係なく、1 つのコンテンツエレメントの
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
Unicode 双方向アルゴリズムおよび改行アルゴリズムは一度に 1 つの段落に対して実行されるので、TextBlock クラスは単一の段落が含まれることを想定しています。複数の段落でテキストを構成するアプリケーションは、テキストを段落に分割し、段落ごとに 1 つの TextBlock を作成するために、マークアップ言語またはテキスト解析を使用します。
TextBlock オブジェクトは、ContentElement クラスのインスタンスである
TextBlock インスタンスを作成して
既に改行されているテキストブロックの範囲を越えて行を改行すると、改行が発生する領域の内外で行の有効性が変更されることがあります。行のステータスが、VALID から INVALID または POSSIBLY_INVALID に変更されることがあります。新しく改行された行が、ステータスが POSSIBLY_INVALID の前回改行された行に完全に揃っている場合、前回改行された行およびそれ以降のすべての POSSIBLY_INVALID の行のステータスが VALID に戻ります。
テキストに Unicode Zero Width Space(ZWSP)文字を含めることによって、人為的な単語分割を作成できます。これは、正しく改行するために辞書が必要になるタイ語などの言語の場合に便利です。Flash ランタイムは、このような辞書を含んでいません。
メモリのオーバーヘッドを削減する方法として、目的の行がすべて作成済みの場合、親のフレームのリサイズなどでその度に再改行が必要になることがない限り、ユーザーは
次に出力について説明します。
>block< [0-N LINE] >/block<
各行の出力の説明については、TextLine.dump() メソッドを参照してください。
注意:コンテンツおよび出力のフォーマットは、今後変更される可能性があります。アドビ システムズ社は、このメソッドの後方互換性は保証しません。
再作成される
既に改行されているテキストブロックの範囲を越えて行を改行すると、改行が発生する領域の内外で行の有効性が変更されることがあります。行のステータスが、VALID から INVALID または POSSIBLY_INVALID に変更されることがあります。新しく改行された行が、ステータスが POSSIBLY_INVALID の前回改行された行に完全に揃っている場合、前回改行された行およびそれ以降のすべての POSSIBLY_INVALID の行のステータスが VALID に戻ります。
テキストに Unicode Zero Width Space(ZWSP)文字を含めることによって、人為的な単語分割を作成できます。これは、正しく改行するために辞書が必要になるタイ語などの言語の場合に便利です。Flash ランタイムは、このような辞書を含んでいません。
メモリのオーバーヘッドを削減する方法として、目的の行がすべて作成済みの場合、親のフレームのリサイズなどでその度に再改行が必要になることがない限り、ユーザーは
内容が確定し、更新されることがないテキストの場合、推奨される処理は、テキストブロックを初期化し、目的の出力が得られるまで繰り返し
削除された行の
サブピクセル文字配置をサポートしているプラットフォームでは、このフラグは無視されます。
このフラグは、埋め込みフォントのレンダリングには影響しません。
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は、
このプロパティの値を設定するには、次のストリング値を使用します。
デフォルト値は 0 です。
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は
文字の最終的な回転は、
このプロパティの値を設定するには、
デフォルト値は
デフォルト値は、作成されるデフォルトの TextJustifier オブジェクトです。
デフォルト値は
このプロパティの値は、
注意:アラビア語またはシリア語フォントを使用する場合は、
任意の文字の最終的な回転は、
グラフィックの基準点は、
デフォルト値は 15.0 です。
デフォルト値は 15.0 です。
デフォルト値は
GraphicElement がテキスト行の一部になる場合、グラフィックは行の子として追加されます。グラフィックを設定すると、行から古いグラフィックが削除され、新しいグラフィックが追加されます。
行が 4 つの
ヒンティングは、アウトラインフォントの表示を調整し、ピクセルグリッドに合わせて並べます。スクリーンサイズが小さい場合は、ヒンティングによって、鮮明で読みやすいテキストの表示が可能になります。
注意: アニメーションには推奨されません。
テキスト行に対する通常のイベント送出処理が終了した後で、テキスト行が有効で、イベント通知が停止していない場合は、テキスト行のミラー領域にイベントが送出されます。
マウスイベントのミラーは特殊なケースです。ミラー領域は実際には表示オブジェクトではないので、
ActionScript コードから直接 TextLineMirrorRegion オブジェクトを作成することはできません。
TextLineMirrorRegion クラスは final クラスであるため、サブクラス化することはできません。
SpaceJustifier オブジェクトのプロパティを設定する前に、コンストラクター
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は
デフォルト値は