flash.net.drmVoucherAccessInfo VoucherAccessInfo オブジェクトは、認証のタイプ や Media Rights Server のコンテンツドメインなど、バウチャーを正しく取得および消費するために必要な情報を示します。Object VoucherAccessInfo オブジェクトは、認証のタイプ や Media Rights Server のコンテンツドメインなど、バウチャーを正しく取得および消費するために必要な情報を示します。 authenticationMethod 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために必要な認証タイプです。String 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために必要な認証タイプです。

サポートされる認証のタイプは次のとおりです。

  • AuthenticationMethod.ANONYMOUS:すべてのユーザーがバウチャーを取得できます。
  • AuthenticationMethod.USERNAME_AND_PASSWORD — ユーザーは、関連付けられたコンテンツを表示するために承認されたアカウントの有効なユーザー名とパスワードを入力する必要があります。

AuthenticationMethod クラスは、authenticationMethod プロパティと共に使用するストリング定数を提供します。

displayName ユーザーインターフェイス内の指定された VoucherAccessInfo オブジェクトを参照する場合に使用できるユーザーフレンドリーな文字列。String ユーザーインターフェイス内の指定された VoucherAccessInfo オブジェクトを参照する場合に使用できるユーザーフレンドリーな文字列。

メディアコンテンツのメタデータファイルに複数のバウチャーが含まれており、各バウチャーが固有の VoucherAccessInfo オブジェクトを持っている場合、ユーザーは認証するバウチャーを決める必要があります。例えば、コンテンツを表示するための高い権限を備えたサブスクリプションレベルのバウチャーや、低い権限を備えた基本レベルのバウチャーがあるとします。この 2 つのバウチャーを識別するには、displayName プロパティに説明的な文字列を使用します。文字列は、メディアパッケージツール(Flash Access など、Media Rights Server で配信するためにメディアをパッケージし、暗号化するツール)を使用して設定します。

ローカライズされたアプリケーションでは、このプロパティを識別子として使用できます。アプリケーションはロケールを検出し、そのロケールに応じて文字列をローカライズすることができます。

domain 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために、ユーザーが認証される必要がある Media Rights Server のコンテンツドメインです。String 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために、ユーザーが認証される必要がある Media Rights Server のコンテンツドメインです。

デフォルトドメインに対して認証される場合、または認証が不要な場合、domainName の値は null になります。

注意:このプロパティによって返されるドメインは、ネットワークまたはインターネットのドメイン名とは無関係です。この場合、ドメインはコンテンツまたはユーザーアカウントのグループです。例えば、1 つのサーバーが複数のドメインをサポートでき、各ドメインが独自のコンテンツチャンネルとサブスクライバのセットを持つことができます。

DRMContentData DRMContentData クラスは、DRM で保護されたコンテンツの表示に必要なバウチャーを取得するために必要な情報を提供します。Object DRMContentData クラスは、DRM で保護されたコンテンツの表示に必要なバウチャーを取得するために必要な情報を提供します。

(AIR のみ)DRMContentData オブジェクトを NetStream インスタンスから取得するには、NetStream preloadEmbeddedContent() メソッドを呼び出し、NetStream クライアントオブジェクトに onDRMContentData コールバック関数を提供します。DRMManager の loadVoucher() メソッドのパラメーターとして、コールバック関数に渡された DRMContentData オブジェクトを使用します。

コンテンツを Flash Access を使用してパッケージする場合は、コンテンツのメタデータを個別のファイルとして保存することもできます。新しい DRMContentData オブジェクトを作成するには、このメタデータを URLLoader オブジェクトと共に DRMContentData コンストラクターに渡します。

flash.net.NetStreamflash.net.drm.DRMManagerflash.net.drm.DRMVoucherDRMContentData コンストラクターです。rawDataflash.utils:ByteArraynull コンストラクターです。 getVoucherAccessInfo VoucherAccessInfo オブジェクトの配列を取得します。 VoucherAccessInfo オブジェクトの配列を取得します。配列には、デフォルトで、少なくとも 1 つの VoucherAccessInfo オブジェクトが含まれます。

各 VoucherAccessInfo オブジェクトが表すポリシーには、Media Rights Server からバウチャーを取得するための要件が含まれています。例えば、サーバーがユーザーに認証を求める場合は、VoucherAccessInfo オブジェクトには認証方法が含まれています。サーバーがコンピューターに Realm サーバーへの登録を要求する場合は、VoucherAccessInfo オブジェクトには Realm サーバーの URL が含まれています。

authenticationMethod 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために必要な認証タイプです。String 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために必要な認証タイプです。

サポートされる認証のタイプは次のとおりです。

  • AuthenticationMethod.ANONYMOUS:すべてのユーザーがバウチャーを取得できます。
  • AuthenticationMethod.USERNAME_AND_PASSWORD — ユーザーは、関連付けられたコンテンツを表示するために承認されたアカウントの有効なユーザー名とパスワードを入力する必要があります。

AuthenticationMethod クラスは、authenticationMethod プロパティと共に使用するストリング定数を提供します。

domain 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために、ユーザーが認証される必要がある Media Rights Server のコンテンツドメインです。String 関連付けられたコンテンツのバウチャーを取得するために、ユーザーが認証される必要がある Media Rights Server のコンテンツドメインです。

デフォルトドメインに対して認証される場合、または認証が不要な場合、domainName の値は null になります。

注意:このプロパティによって返されるドメインは、ネットワークまたはインターネットのドメイン名とは無関係です。この場合、ドメインはコンテンツまたはユーザーアカウントのグループです。例えば、1 つのサーバーが複数のドメインをサポートでき、各ドメインが独自のコンテンツチャンネルとサブスクライバのセットを持つことができます。

licenseID Media Rights Server 上のこのメタデータに関連付けられたコンテンツを識別する一意の ID です。String Media Rights Server 上のこのメタデータに関連付けられたコンテンツを識別する一意の ID です。 serverURL 関連付けられたコンテンツの表示に必要なバウチャーを提供する Media Rights Server の URL。String 関連付けられたコンテンツの表示に必要なバウチャーを提供する Media Rights Server の URL。
DRMVoucher DRMVoucher クラスは、DRM で保護されたコンテンツの表示をユーザーに許可するライセンストークンのハンドルです。Object DRMVoucher クラスは、DRM で保護されたコンテンツの表示をユーザーに許可するライセンストークンのハンドルです。

DRMVoucher のプロパティは、バウチャーで許可されている表示の権限を記述します。DRMManager オブジェクトの loadVoucher() メソッドを使用してバウチャーを取得できます。このメソッドには、NetStream クラスの preloadEmbeddedMetadata() メソッド を使用して(AIR の場合)、または DRMContentData() コンストラクターを使用して取得される DRMContentData オブジェクトが必要です。Flash Access などの Media Rights Server を使用する場合は、メディアパッケージツールで生成されたメタデータから DRMContentData オブジェクトを取得できます。

flash.net.drm.DRMContentDataflash.net.drm.DRMManager.loadVoucher()flash.net.NetStream.preloadEmbeddedData()offlineLeaseEndDate オフライン再生に対するこのバウチャーの期限が切れる日時です。Date オフライン再生に対するこのバウチャーの期限が切れる日時です。

バウチャーが現在のオンラインセッションに対してのみ有効な場合、offlineLeaseStartDatenull です。

offlineLeaseStartDate このバウチャーがオフライン再生に対して有効になる日時です。Date このバウチャーがオフライン再生に対して有効になる日時です。

バウチャーが現在のオンラインセッションに対してのみ有効な場合、offlineLeaseStartDatenull です。

playbackTimeWindow 関連するコンテンツを最初に表示した後で、そのコンテンツを表示または再表示できる期間です。flash.net.drm:DRMPlaybackTimeWindow 関連するコンテンツを最初に表示した後で、そのコンテンツを表示または再表示できる期間です。

表示用に割り当てられた期間は、ユーザーがコンテンツを最初に表示したときに始まり、割り当てられた時間が経過したときに終了します。時間が割り当てられていない場合、playbackTimeWindow プロパティの値は null になります。

policies アプリケーションで定義されたポリシーをレポートする動的オブジェクト。Object アプリケーションで定義されたポリシーをレポートする動的オブジェクト。

ポリシーオブジェクトには、有効な各ポリシーの名前と値のペアが含まれます。

voucherEndDate このバウチャーの失効日です。Date このバウチャーの失効日です。 voucherStartDate このバウチャーの有効期間の開始日です。Date このバウチャーの有効期間の開始日です。
DRMPlaybackTimeWindow DRMPlaybackTimeWindow クラスは、DRM バウチャーの有効期間を表します。Object DRMPlaybackTimeWindow クラスは、DRM バウチャーの有効期間を表します。

startDate および endDate プロパティは、ユーザーが最初にコンテンツを表示するまでは null です。

flash.net.drm.DRMVoucherendDate DRM バウチャーの有効期間の終了日(再生ウィンドウ)。Date DRM バウチャーの有効期間の終了日(再生ウィンドウ)。

endDate は、再生ウィンドウが開始されていない場合は null です。

period DRM バウチャーの有効期間(再生ウィンドウ)(秒単位)。uint DRM バウチャーの有効期間(再生ウィンドウ)(秒単位)。 startDate DRM バウチャーの有効期間の開始日(再生ウィンドウ)。Date DRM バウチャーの有効期間の開始日(再生ウィンドウ)。

startDate は、再生ウィンドウが開始されていない場合は null です。

LoadVoucherSetting LoadVoucherSetting クラスは、DRMManager loadVoucher() メソッドの設定パラメーターに使用するストリング定数を提供します。DRMManager バウチャーのロードオプションの設定に使用される定数を定義します。 Object LoadVoucherSetting クラスは、DRMManager loadVoucher() メソッドの設定パラメーターに使用するストリング定数を提供します。 ALLOW_SERVER 可能な場合には、ローカルキャッシュからバウチャーをロードし、ローカルにキャッシュされたコピーがない場合のみ Media Rights Server からバウチャーをダウンロードします。allowServerString 可能な場合には、ローカルキャッシュからバウチャーをロードし、ローカルにキャッシュされたコピーがない場合のみ Media Rights Server からバウチャーをダウンロードします。 FORCE_REFRESH Media Rights Server からのみバウチャーをダウンロードします。forceRefreshString Media Rights Server からのみバウチャーをダウンロードします。ローカルキャッシュからバウチャーをロードしません。 LOCAL_ONLY ローカルキャッシュからのみバウチャーをロードします。localOnlyString ローカルキャッシュからのみバウチャーをロードします。Media Rights Server からバウチャーをダウンロードしません。 AuthenticationMethod AuthenticationMethod クラスは、DRMContentData クラスの authenticationMethod プロパティで使用される様々な認証タイプを列挙するストリング定数を提供します。Object AuthenticationMethod クラスは、DRMContentData クラスの authenticationMethod プロパティで使用される様々な認証タイプを列挙するストリング定数を提供します。 flash.net.drm.DRMContentDataANONYMOUS 認証の必要がないことを示します、anonymousString 認証の必要がないことを示します、 USERNAME_AND_PASSWORD 有効なユーザー名とパスワードが必要であることを示します。usernameAndPasswordString 有効なユーザー名とパスワードが必要であることを示します。 DRMManager DRMManager は、DRM で保護されたコンテンツを表示するために必要なバウチャーの取得と保存を管理します。flash.events:EventDispatcher DRMManager は、DRM で保護されたコンテンツを表示するために必要なバウチャーの取得と保存を管理します。静的 DRMManager.getDRMManager() メソッドを使用すると、既存の DRMManager オブジェクトにアクセスして次の DRM 管理タスクを実行できます。
  • DRMContentData オブジェクトを使用して、Media Rights Server からバウチャーをプリロードします。
  • DRMContentData オブジェクトを使用して、個別のバウチャーのローカルキャッシュを照会します。
  • すべてのバウチャーをリセットします(AIR のみ)

ローカルキャッシュ内のすべてのバウチャーを列挙するためのメソッドは用意されていません。

DRMManager クラスのインスタンスを作成しません。既存の DRMManager オブジェクトにアクセスするには、静的な DRMManager.getDRMManager() を使用します。

AIR プロファイルのサポート:この機能はすべてのデスクトップオペレーティングシステムおよびテレビ用 AIR デバイスでサポートされますが、モバイルデバイスではサポートされません。DRMManager.isSupported プロパティを使用して、サポートされているかどうかを実行時にテストすることができます。複数のプロファイル間での API サポートについて詳しくは、AIR プロファイルのサポートを参照してください。

flash.net.NetStreamflash.net.drm.DRMVoucherflash.net.drm.DRMContentDatadrmError DRMManager は、要求されたバウチャーを Media Rights Server から取得できないと、DRMErrorEvent オブジェクトを送出します。flash.events.DRMErrorEvent.DRM_ERRORflash.events.DRMErrorEvent DRMManager は、要求されたバウチャーを Media Rights Server から取得できないと、DRMErrorEvent オブジェクトを送出します。

注意:localOnlysource パラメーターとして使用し、ローカルバウチャーキャッシュからバウチャーをロードしようとしたが、これに失敗した場合、DRMErrorEvent オブジェクトは送出されません。代わりに、voucher プロパティが null に設定された DRMStatusEvent オブジェクトが送出されます。

drmStatus DRMManager は、要求されたバウチャーを Media Rights Server から取得すると、DRMStatusEvent オブジェクトを送出します。flash.events.DRMStatusEvent.DRM_STATUSflash.events.DRMStatusEvent DRMManager は、要求されたバウチャーを Media Rights Server から取得すると、DRMStatusEvent オブジェクトを送出します。 authenticationError DRMManager は、ユーザーが authenticate() メソッドの呼び出しの後で Media Rights Server に認証されないと、DRMAuthenticationErrorEvent オブジェクトを送出します。flash.events.DRMAuthenticationErrorEvent.AUTHENTICATION_ERRORflash.events.DRMAuthenticationErrorEventユーザー認証に失敗したときに、DRMManager オブジェクトによって送出されます。 DRMManager は、ユーザーが authenticate() メソッドの呼び出しの後で Media Rights Server に認証されないと、DRMAuthenticationErrorEvent オブジェクトを送出します。 authenticationComplete DRMManager は、ユーザーが authenticate() メソッドの呼び出しの後で Media Rights Server に認証されないと、DRMAuthenticationCompleteEvent オブジェクトを送出します。flash.events.DRMAuthenticationCompleteEvent.AUTHENTICATION_COMPLETEflash.events.DRMAuthenticationCompleteEventユーザー認証が完了したときに、DRMManager オブジェクトによって送出されます。 DRMManager は、ユーザーが authenticate() メソッドの呼び出しの後で Media Rights Server に認証されないと、DRMAuthenticationCompleteEvent オブジェクトを送出します。 authenticate ユーザーを認証します。serverURLString保護されたコンテンツを表示するためのバウチャーを提供できる Media Rights Server の URL domainStringサーバー上のドメイン(ネットワークまたはインターネットのドメイン名ではありません) usernameStringユーザー名 passwordStringユーザーパスワード ユーザーを認証します。

authenticationComplete イベントと authenticationError イベントをリッスンして、認証の試行の結果を判別します。複数の authenticate() 呼び出しがキューに置かれます。authenticationComplete イベントに対して送出された AuthenticationCompleteEvent オブジェクトには、アプリケーションが保存できる認証トークンが含まれます。

保存された認証トークン、または別の方法でダウンロードしたトークンを使用すると、今後 Media Rights Server を使用して認証されたセッションを確立できます。トークンを使用してセッションを確立するには、setAuthenticationToken() メソッドを呼び出します。トークンのプロパティ(有効期限など)は、トークンを生成するサーバーの設定によって決まります。

重要(AIR のみ):ユーザーのインターネット接続が認証を必要とするプロキシサーバーを経由する場合、authenticate() メソッドは成功しません。そのようなユーザーは認証を必要とする DRM バウチャーをプリロードできませんが、アプリケーションは、再生を開始し、setAuthenticationCredentials() メソッドを使用して、プロキシサーバーと Media Rights Server の両方にユーザーをログインさせることで、バウチャーを取得できます。バウチャーを取得すると、ユーザーはコンテンツをオフラインで表示できます(バウチャーが提示するライセンスでオフライン再生が許可されている場合)。

flash.net.NetStream.setAuthenticationCredentials()setAuthenticationToken()
getDRMManager シングルトン DRMManager オブジェクトのインスタンスを返します。flash.net.drm:DRMManager シングルトン DRMManager オブジェクトのインスタンスを返します。

セキュリティドメインごとに 1 つの DRMManager インスタンスが存在します。

flash.system.SecurityDomain
loadPreviewVoucher ライセンスサーバーからプレビューバウチャーを取得し、それを使用することで、特定のコンピューター上でコンテンツが再生可能かどうかをユーザーが確認できるようにすることができます。contentDataflash.net.drm:DRMContentData ライセンスサーバーからプレビューバウチャーを取得し、それを使用することで、特定のコンピューター上でコンテンツが再生可能かどうかをユーザーが確認できるようにすることができます。この機能により、ユーザーはコンテンツを購入してダウンロードする前に、コンピューター上でコンテンツを再生できることを確認できます。これは、ユーザーのコンピューターに、コンテンツの再生で必要となる出力保護機能やソフトウェアがない場合に役立ちます。

loadVoucher() と同様に、このメソッドは非同期呼び出しを行い、完了時には DRMStatusEvent、エラー時には DRMErrorEvent を発行します。

loadVoucher Media Rights Server またはローカルのバウチャーキャッシュからバウチャーをロードします。contentDataflash.net.drm:DRMContentDataDRM で保護されたメディアファイルからの DRMContentData オブジェクト settingStringバウチャーがローカルキャッシュと Media Rights Server のどちらから取得されたかを判別します Media Rights Server またはローカルのバウチャーキャッシュからバウチャーをロードします。

バウチャーは setting パラメーターに基づいてロードされます。

  • LoadVoucherSetting.FORCE_REFRESH:バウチャーは、常に Media Rights Server からダウンロードされます。
  • LoadVoucherSetting.LOCAL_ONLY:バウチャーはローカルキャッシュからのみロードされます。
  • LoadVoucherSetting.ALLOW_SERVER:バウチャーをローカルキャッシュからロードできる場合はロードし、ローカルキャッシュからロードできない場合はサーバーからダウンロードします。

LoadVoucherSetting クラスは、setting パラメーターの値として使用するストリング定数を定義します。

バウチャーが正常にロードされると、DRMManager は DRM ステータスイベントを送出します。バウチャーがロードされるとすぐに、アプリケーションは再生を開始できます。ロードされたバウチャーは、送出された DRMStatusEvent オブジェクトの voucher プロパティで使用できます。このバウチャーオブジェクトを使用すると、関連付けられた Media Rights 情報をユーザーに表示できます。

バウチャーを Media Rights Server からロードできない場合は、DRM エラーイベントが送出されます。送出された DRMErrorEvent オブジェクトの errorID プロパティは、失敗の理由を示します。失敗の一般的な原因には、ユーザーがオフラインのときに Media Rights Server に接続しようとした場合、ユーザーがログインしていないときにバウチャーをロードしようとした場合などがあります。アプリケーションはこれらのエラーに応答し、修正措置を講じることができます。例えば、バウチャーのダウンロードに認証資格情報が必要な場合、ユーザーにアカウントユーザー名とパスワードを要求し、DRMManager の authenticate() メソッドを呼び出した後、バウチャーのロードを再び試行できます。

ローカルキャッシュからバウチャーを取得できず、localOnly 設定を使用している場合、DRMErrorEvent は送出されません。代わりに、DRM status イベントが送出されます。この DRMStatusEvent オブジェクトの detail プロパティは DRM.voucherObtained のままですが、voucher プロパティは null です。

resetDRMVouchers ローカルにキャッシュされたすべての DRM(デジタル著作権管理)バウチャーデータを削除します。バウチャーデータを削除できません。 IOErrorflash.errors:IOError ローカルにキャッシュされたすべての DRM(デジタル著作権管理)バウチャーデータを削除します。

ユーザーが暗号化されたコンテンツにアクセスできるようにするには、必要なバウチャーをアプリケーションで再度ダウンロードする必要があります。この関数の呼び出しは、Netstream.resetDRMVouchers() の呼び出しに相当します。

flash.net.NetStream.resetDRMVouchers()
setAuthenticationToken 指定されたサーバーおよびドメインとの通信に使用する認証トークンを設定します。serverUrlStringMedia Rights Server の URL domainStringMedia Rights Server 上のドメイン tokenflash.utils:ByteArray認証トークン 指定されたサーバーおよびドメインとの通信に使用する認証トークンを設定します。

認証トークンは、DRMAuthenticationCompleteEvent オブジェクトの token プロパティから使用できますが、このオブジェクトは authenticate() メソッドの呼び出しが成功した後に送出されます。トークンはセッションに対して自動的にキャッシュされますが、setAuthenticationToken() メソッドを使用するとトークンを直接管理できます。

トークンを設定すると、サーバーおよびドメインのキャッシュされた既存のトークンが上書きされます。キャッシュされたトークンを消去するには、token パラメーターを null に設定します。

isSupported 現在のプラットフォームで DRMManager クラスがサポートされている場合、isSupported プロパティは true に設定されます。サポートされていない場合は、false に設定されます。Booleanクライアントシステムで DRMManager クラスがサポートされているかどうかをレポートします。 現在のプラットフォームで DRMManager クラスがサポートされている場合、isSupported プロパティは true に設定されます。サポートされていない場合は、false に設定されます。