flash.net.dnsAAAARecord AAAARecord クラスは、IPv6 アドレスを含む Domain Name System(DNS)の AAAA リソースレコードを表します。flash.net.dns:ResourceRecord AAAARecord クラスは、IPv6 アドレスを含む Domain Name System(DNS)の AAAA リソースレコードを表します。

AAAA リソースレコードは、ドメイン名の DNS ルックアップの結果として、DNSResolver オブジェクトによって返されます。

DNSResolver クラスARecord クラスSRVRecord クラスMXRecord クラスPTRRecord クラスAAAARecord AAAA リソースレコードを作成します。 AAAA リソースレコードを作成します。

AAAA レコードは、DNSResolver クラスを使用した DNS ルックアップから取得されます。アプリケーションコードは AAAARecord オブジェクトを作成しません。

address IPv6 アドレス。String IPv6 アドレス。
PTRRecord PTRRecord クラスは、標準的なドメイン名を含む Domain Name System(DNS)PTR リソースレコードを示します。flash.net.dns:ResourceRecord PTRRecord クラスは、標準的なドメイン名を含む Domain Name System(DNS)PTR リソースレコードを示します。

PTR リソースレコードは、IP アドレスの DNS ルックアップの結果として、DNSResolver オブジェクトによって返されます。

DNSResolver クラスARecord クラスAAAARecord クラスMXRecord クラスSRVRecord クラスPTRRecord PTR リソースレコードを作成します。 PTR リソースレコードを作成します。

PTR レコードは、DNSResolver クラスを使用した DNS ルックアップから取得されます。アプリケーションコードは PTRRecord オブジェクトを作成しません。

ptrdName クエリ IP アドレスに割り当てられた標準的なドメイン名。String クエリ IP アドレスに割り当てられた標準的なドメイン名。
ResourceRecord ResourceRecord クラスは、Domain Name System(DNS)リソースレコードクラスの基本クラスです。Object ResourceRecord クラスは、Domain Name System(DNS)リソースレコードクラスの基本クラスです。

DNS リソースレコードは、DNS ルックアップの結果として、DNSResolver オブジェクトによって返されます。

DNSResolver クラスname このリソースレコードのルックアップに使用するクエリ文字列。String このリソースレコードのルックアップに使用するクエリ文字列。 ttl リソース time-to-live(TTL)値。int リソース time-to-live(TTL)値。

リソースレコードが有効になっている時間の長さ(秒単位)です。この値よりも長い時間、レコードはキャッシュされません。TTL がゼロの場合、レコードは消去され、キャッシュされません。TTL がゼロ未満の場合、リソースレコードは無効です。

DNSResolver DNSResolver クラスを使用すると、Domain Name System(DNS)リソースレコードをルックアップできます。flash.events:EventDispatcher DNSResolver クラスを使用すると、Domain Name System(DNS)リソースレコードをルックアップできます。

AIR プロファイルのサポート:この機能はすべてのデスクトップオペレーティングシステムでサポートされますが、モバイルデバイスではサポートされません。テレビ用 AIR デバイスでは部分的にサポートされます。DNSResolver.isSupported プロパティを使用して、サポートされているかどうかを実行時にテストすることができます。複数のプロファイル間での API サポートについて詳しくは、AIR プロファイルのサポートを参照してください。

次のタイプのリソースレコードをルックアップできます。

  • ARecord:ホストの IPv4 アドレス。
  • AAAARecord:ホストの IPv6 アドレス。
  • MXRecord:ホストのメール交換レコード。
  • PTRRecord:IP アドレスのホスト名。
  • SRVRecord:サービスのサービスレコード

テレビ用 AIR デバイスの DNS 検索サポート状況を次の表に示します。サポートされていない要求を実行すると、DNSResolver オブジェクトから flash.events.ErrorEvent オブジェクトが送出されます。

DNSResolver.lookup() で指定するレコードタイプサポートARecordフルサポートAAAARecordフルサポートMXRecordサポートされませんPTRRecordIPv4 アドレスのみサポート。IPv6 アドレスについてはサポートされませんSRVRecordサポートされません
次の例では、サポートされている DNS レコードのタイプをルックアップする方法を示します。 package { import flash.desktop.NativeApplication; import flash.display.Sprite; import flash.events.DNSResolverEvent; import flash.events.ErrorEvent; import flash.events.Event; import flash.events.MouseEvent; import flash.net.dns.AAAARecord; import flash.net.dns.ARecord; import flash.net.dns.DNSResolver; import flash.net.dns.MXRecord; import flash.net.dns.PTRRecord; import flash.net.dns.SRVRecord; import flash.utils.getQualifiedClassName; public class DNSResolverExample extends Sprite { private var resolver:DNSResolver = new DNSResolver(); public function DNSResolverExample() { resolver.addEventListener( DNSResolverEvent.LOOKUP, lookupComplete ); resolver.addEventListener( ErrorEvent.ERROR, lookupError ); //Look up records resolver.lookup( "www.example.com", ARecord ); resolver.lookup( "example.com", AAAARecord ); resolver.lookup( "example.com", MXRecord ); resolver.lookup( "208.77.188.166", PTRRecord ); resolver.lookup( "127.0.0.1", PTRRecord ); resolver.lookup( "2001:1890:110b:1e19:f06b:72db:7026:3d7a", PTRRecord ); resolver.lookup( "_sip._tcp.example.com.", SRVRecord ); resolver.lookup( "www.example.com", ARecord ); this.stage.nativeWindow.activate(); } private function lookupComplete( event:DNSResolverEvent ):void { trace( "Query string: " + event.host ); trace( "Record type: " + flash.utils.getQualifiedClassName( event.resourceRecords[0] ) + ", count: " + event.resourceRecords.length ); for each( var record in event.resourceRecords ) { if( record is ARecord ) trace( record.name + " : " + record.address ); if( record is AAAARecord ) trace( record.name + " : " + record.address ); if( record is MXRecord ) trace( record.name + " : " + record.exchange + ", " + record.preference ); if( record is PTRRecord ) trace( record.name + " : " + record.ptrdName ); if( record is SRVRecord ) trace( record.name + " : " + record.target + ", " + record.port + ", " + record.priority + ", " + record.weight ); } } private function lookupError( error:ErrorEvent ):void { trace("Error: " + error.text ); } } }
ARecordAAAARecordMXRecordPTRRecordSRVRecorderror DNS ルックアップ中にエラーが発生すると送出されます。flash.events.ErrorEvent.ERRORflash.events.ErrorEvent DNS ルックアップ中にエラーが発生すると送出されます。 lookup DNS ルックアップが完了すると送出されます。flash.events.DNSResolverEvent.LOOKUPflash.events.DNSResolverEvent DNS ルックアップが完了すると送出されます。 DNSResolver DNSResolver オブジェクトを作成します。 DNSResolver オブジェクトを作成します。 lookup クエリ文字列に基づいて DNS リソースレコードをルックアップします。host パラメーター値が適切なクエリ文字列でないか、recordType クラスが認識されません。 ArgumentErrorArgumentErrorhostStringホスト名、IP アドレス、サービスロケーターなどのクエリ文字列です。 recordTypeClassルックアップする DNS リソースのタイプを表すクラスです。 クエリ文字列に基づいて DNS リソースレコードをルックアップします。

lookup() メソッドは、DNS ルックアップを非同期で実行します。ルックアップイベントをリッスンし、ルックアップの結果を取得します。エラーを受け取るエラーイベントをリッスンします。結果を DNSResolverEvent オブジェクトに送出します。

ルックアップするリソースレコードのタイプを指定するには、対応するクラスを recordType パラメーターに渡します(クラス名を含む文字列ではなく、クラス名自体を渡します)。

メソッドに渡すクエリ文字列の内容は、ルックアップの対象となるリソースレコードのタイプによって異なります。以下に、それぞれのレコードタイプで使用するクエリ文字列を示します。

レコードタイプクエリ文字列ARecordホスト名"example.com"AAAARecordホスト名"example.com"MXRecordホスト名"example.com"PTRRecordIP アドレス"208.77.188.166"SRVRecord_service._protocol.host."_sip._tcp.example.com."
DNSResolverEventlookupflash.events:DNSResolverEventルックアップが正しく完了すると送出されます。 ルックアップが正しく完了すると送出されます。errorflash.events:ErrorEventルックアップに失敗すると送出されます(レコードが存在しない場合など)。 ルックアップに失敗すると送出されます(レコードが存在しない場合など)。
isSupported クライアントシステムで DNS ルックアップがサポートされているかどうかを示します。Boolean クライアントシステムで DNS ルックアップがサポートされているかどうかを示します。
MXRecord MXRecord クラスは、メール交換サーバーのアドレスを含む Domain Name System(DNS)MX リソースレコードを表します。flash.net.dns:ResourceRecord MXRecord クラスは、メール交換サーバーのアドレスを含む Domain Name System(DNS)MX リソースレコードを表します。

MX リソースレコードは、ドメイン名の DNS ルックアップの結果として、DNSResolver オブジェクトによって返されます。複数のメール交換が使用可能になっている場合は、1 回のルックアップで複数のレコードが返されることがあります。

DNSResolver クラスARecord クラスAAAARecord クラスPTRRecord クラスSRVRecord クラスMXRecord MX リソースレコードを作成します。 MX リソースレコードを作成します。

MX レコードは、DNSResolver クラスを使用した DNS ルックアップから取得されます。アプリケーションコードは MXRecord オブジェクトを作成しません。

exchange メール交換サービスのホスト名です。String メール交換サービスのホスト名です。 preference このレコードで指定されるメール交換の優先度です。int このレコードで指定されるメール交換の優先度です。

値が小さいほど優先度が高くなります。

ARecord ARecord クラスは、IPv4 アドレスを含む Domain Name System(DNS)の A リソースレコードを表します。flash.net.dns:ResourceRecord ARecord クラスは、IPv4 アドレスを含む Domain Name System(DNS)の A リソースレコードを表します。

A リソースレコードは、ドメイン名の DNS ルックアップの結果として、DNSResolver オブジェクトによって返されます。

DNSResolver クラスAAAARecord クラスMXRecord クラスPTRRecord クラスSRVRecord クラスARecord A リソースレコードを作成します。 A リソースレコードを作成します。

A レコードは、DNSResolver クラスを使用した DNS ルックアップから取得されます。アプリケーションコードは ARecord オブジェクトを作成しません。

address IPv4 アドレス。String IPv4 アドレス。
SRVRecord SRVRecord クラスは、サービスホストを含む Domain Name System(DNS)の SRV リソースレコードを表します。flash.net.dns:ResourceRecord SRVRecord クラスは、サービスホストを含む Domain Name System(DNS)の SRV リソースレコードを表します。

SRV リソースレコードは、サービスロケーターの DNS ルックアップの結果として、DNSResolver オブジェクトによって返されます。複数のサービスホストが使用可能になっている場合は、1 回のルックアップで複数のレコードが返されることがあります。

DNSResolver クラスARecord クラスAAAARecord クラスMXRecord クラスPTRRecord クラスSRVRecord SRV リソースレコードを作成します。 SRV リソースレコードを作成します。

SRV レコードは、DNSResolver クラスを使用した DNS ルックアップから取得されます。アプリケーションコードは SRVRecord オブジェクトを作成しません。

port サービスが使用するサーバー上のポートです。int サービスが使用するサーバー上のポートです。 priority このレコードで指定されるサービスホストの優先度です。int このレコードで指定されるサービスホストの優先度です。

値が小さいほど優先度が高くなります。

target サービスを提供するサーバーの標準的なホスト名です。String サービスを提供するサーバーの標準的なホスト名です。 weight 同じ優先度を持つサービスホストから選択するときに使用する相対的な重みです。int 同じ優先度を持つサービスホストから選択するときに使用する相対的な重みです。