mx.controls.sliderClassesSlider Slider クラスは、Flex のスライダーコントロールの基本クラスです。The Slider class cannot be used as an MXML tag. Use the <mx:HSlider> and <mx:VSlider> tags instead. However, the Slider class does define tag attributes used by the <mx:HSlider> and <mx:VSlider> tags.

The Slider class inherits all of the tag attributes of its superclass, and adds the following tag attributes:

  <mx:tagname
    Properties
    allowThumbOverlap="false|true"
    allowTrackClick="true|false"
    dataTipFormatFunction="undefined"
    direction="horizontal|vertical"
    labels="undefined"
    liveDragging="false|true"
    maximum="10"
    minimum="0"
    showDataTip="true|false"
    sliderDataTipClass="sliderDataTip"
    sliderThumbClass="SliderThumb"
    snapInterval="0"
    thumbCount="1"
    tickInterval="0"
    tickValues="undefined"
    value="The value of the minimum property."
 
    Styles
    borderColor="0x919999"
    dataTipOffset="16"
    dataTipPrecision="2"
    dataTipStyleName="undefined"
    fillAlphas="[0.6, 0.4, 0.75, 0.65]"
    fillColors="[0xFFFFFF, 0xCCCCCC, 0xFFFFFF, 0xEEEEEE;]"
    labelOffset="-10"
    labelStyleName="undefined"
    showTrackHighlight="false"
    slideDuration="300"
    slideEasingFunction="undefined"
    thumbDisabledSkin="SliderThumbSkin"
    thumbDownSkin="SliderThumbSkin"
    thumbOffset="0"
    thumbOverSkin="SliderThumbSkin"
    thumbUpSkin="SliderThumbSkin"
    tickColor="0x6F7777"
    tickLength="3"
    tickOffset="-6"
    tickThickness="1"
    trackColors="[ 0xEEEEEE, 0xFFFFFF ]"
    tracHighlightSkin="SliderHighlightSkin"
    trackMargin="undefined"
    trackSkin="SliderTrackSkin"
  
    Events
    change="No default"
    thumbDrag="No default"
    thumbPress="No default"
    thumbRelease="No default"
  />
  
]]>
mx.core:UIComponent Slider クラスは、Flex のスライダーコントロールの基本クラスです。 スライダーコントロールを使用すると、スライダートラックの両端の間でスライダーサムを移動することで値を選択できます。 スライダーの現在の値は、スライダーの両終点の間におけるサムの相対位置によって決定されます。スライダーの両終点は、スライダーの最小値と最大値に対応します。 Slider クラスは、HSlider と VSlider によってサブクラス化されます。 thumbRelease スライダーのサムが離されたとき、つまり thumbPress イベントの後ユーザーがマウスボタンを離したときに送出されます。mx.events.SliderEvent.THUMB_RELEASEmx.events.SliderEvent スライダーのサムが離されたとき、つまり thumbPress イベントの後ユーザーがマウスボタンを離したときに送出されます。 thumbPress スライダーサムが押されたとき、つまりユーザーがサムの上でマウスボタンを押したときに送出されます。mx.events.SliderEvent.THUMB_PRESSmx.events.SliderEvent スライダーサムが押されたとき、つまりユーザーがサムの上でマウスボタンを押したときに送出されます。 thumbDrag スライダーのサムが押され、マウスによって移動されたときに送出されます。mx.events.SliderEvent.THUMB_DRAGmx.events.SliderEvent スライダーのサムが押され、マウスによって移動されたときに送出されます。 このイベントには、常に thumbPress イベントが先行します。 change マウスまたはキーボードの操作によってスライダーの値が変化した場合に送出されます。mx.events.SliderEvent.CHANGEmx.events.SliderEvent マウスまたはキーボードの操作によってスライダーの値が変化した場合に送出されます。

liveDragging プロパティが true の場合、ユーザーがサムをドラッグしている間は、イベントが継続的に送出されます。liveDragging プロパティが false の場合、ユーザーがスライダーサムを離したときに、イベントが送出されます。

Slider コンストラクターです。 コンストラクターです。 getThumbAt 指定のインデックス位置にあるサムオブジェクトを返します。SliderThumb オブジェクトへの参照です。 mx.controls.sliderClasses:SliderThumbindex0 から始まる、サムのインデックス番号です。 指定のインデックス位置にあるサムオブジェクトを返します。 スライダーコントロールの個々のサムにスタイルを設定してカスタマイズするには、このメソッドを使用します。 measure コンポーネントが占有する領域を計算します。 コンポーネントが占有する領域を計算します。 水平スライダーコントロールの高さは、トラックに対するラベル、目盛りおよびサムの位置から計算します。 このコントロールの高さは、最上位のエレメントの上部の位置と、最下位のエレメントの下部の位置との差に等しくなります。 水平スライダーコントロールの幅は、デフォルトで 250 ピクセルになっています。 垂直スライダーコントロールについては、上記の説明における幅と高さを入れ替えます。 setThumbValueAt このメソッドは、スライダーサムの値を設定して表示を更新します。index値を設定するサムの 0 から始まるインデックス番号です。インデックス 0 は最初のサムを表します。 valueサムに設定する値です。 このメソッドは、スライダーサムの値を設定して表示を更新します。 updateDisplayList コントロールのエレメントを配置します。unscaledWidthコンポーネントの scaleX プロパティの値にかかわらず、コンポーネントの座標内でピクセル単位によりコンポーネントの幅を指定します。 unscaledHeightコンポーネントの scaleY プロパティの値にかかわらず、コンポーネントの座標内でピクセル単位でコンポーネントの高さを指定します。 コントロールのエレメントを配置します。 このメソッドによって、トラック、サム、ラベルおよび目盛りの位置とサイズがすべて決まります。 トラックのサイズは、ラベルの長さとトラックマージンに基づいて設定されます。 trackMargin を指定すると、トラックのサイズは、使用可能な幅から trackMargin を 2 倍した値を引いた数値になります。

目盛りは、トラックの始点からトラックに沿って等間隔に配置されます。 トラックの終点に目盛りがない場合(目盛りの間隔が最大値の約数でない場合)、終点にも目盛りが配置されます。 目盛りの y 方向の位置は、tickOffset に基づきます。 オフセットに 0 を指定すると、目盛りの下部がトラックの上部に配置されます。 オフセットに負の数を指定すると目盛りはトラックを上方向に移動し、正の数を指定すると下方向に移動します。

ラベルは、トラックに沿って等間隔に配置されます。 trackMargin の値が小さすぎない限り、ラベルは、必ずその配置間隔の上に水平方向で中心に配置されます。 trackMargin を指定すると、最初のラベルはコントロールの左境界線、最後のラベルは右境界線に配置されます。 ラベルが重なっていても、トリミングやサイズ変更されることはないため、トラックに収まるよう十分な領域を確保しておく必要があります。 y 方向の位置は、labelOffset プロパティに基づきます。 オフセットに 0 を指定すると、ラベルの下部がトラックの上部に配置されます。 目盛りの場合と異なり、ラベルをトラックに重なるように配置することはできません。 オフセットに正の数を指定すると、ラベルの上部がトラックの下部より下に配置されます。

サムは、トラックと重なるように配置されます。 サムの x 方向の位置は、その値で決まります。 y 方向の位置は thumbOffset プロパティで制御します。 オフセットに 0 を指定すると、サムの中心とトラックの中心が一致するように配置されます。 負の数のオフセットを指定するとサムは上方向に移動し、正の数を指定すると下方向に移動します。

目盛り、ラベル、およびサムの位置は、それぞれ個別に設定します。 これらが重なり合った場合でも、位置は再調整されません。

垂直スライダーコントロールに関しても同様です。 垂直スライダーコントロールの場合は、上記の説明における幅を高さに、高さを幅に、左を上方向または上部に、右を下方向または下部に、x 方向の位置を y 方向の位置に、y 方向の位置を x 方向の位置に置き換えます。

allowThumbOverlap false に設定した場合、各サムは隣接するサムの端にのみ移動できます。falsefalse false に設定した場合、各サムは隣接するサムの端にのみ移動できます。 true に設定した場合、各サムはトラック上の任意の位置に移動できます。 allowTrackClick トラックをクリックすることでスライダーサムを移動させることができるかどうかを指定します。truetrue トラックをクリックすることでスライダーサムを移動させることができるかどうかを指定します。 liveDragging スライダーのライブドラッグを有効にするかどうかを指定します。falsefalse スライダーのライブドラッグを有効にするかどうかを指定します。 false の場合は、value プロパティと values プロパティが設定され、ユーザーがスライダーサムのドラッグを停止したときに change イベントが送出されます。 true の場合は、value プロパティと values プロパティが設定され、ユーザーがサムを移動しているときに change イベントが継続的に送出されます。 showDataTip true に設定されている場合、ユーザーが操作している間、スライダーの現在の値を含むデータヒントを表示します。truetrue true に設定されている場合、ユーザーが操作している間、スライダーの現在の値を含むデータヒントを表示します。 dataTipFormatFunction データヒントテキストの形式を設定するコールバック関数です。undefined データヒントテキストの形式を設定するコールバック関数です。 この関数は、単一の数値を引数として受け取り、形式を設定したストリングを返します。

この関数のシグネチャは次のとおりです。

      funcName(value:Number):String
      

次の例では、データヒントテキストにドル記号の接頭辞を付け、'slide' という名前の Slider コントロールの dataTipPrecision を使用してテキストをフォーマットしています。

      import mx.formatters.NumberBase;
      function myDataTipFormatter(value:Number):String { 
          var dataFormatter:NumberBase = new NumberBase(".", ",", ".", ""); 
          return   "$ " + dataFormatter.formatPrecision(String(value), slide.getStyle("dataTipPrecision")); 
      }
      
direction スライダーコントロールの方向です。SliderDirection.HORIZONTAL スライダーコントロールの方向です。 MXML での有効な値は "horizontal" または "vertical" です。

ActionScript では、定数 SliderDirection.VERTICAL および SliderDirection.HORIZONTAL を使用してこのプロパティを設定します。

このプロパティは、HSlider コントロールおよび VSlider コントロールにより自動的に設定されます。これらのコントロールを使用する場合は、プロパティを手動で設定しないでください。
mx.controls.sliderClasses.SliderDirection
labels スライダーのラベルに使用するストリングの配列です。undefined スライダーのラベルに使用するストリングの配列です。 まずラベルがトラックの始点に配置され、次に各ラベルがトラックの始点と終点の間を等間隔に配置されます。

例えば、この配列に 3 つの項目がある場合、最初の項目がトラックの始点、2 番目の項目がトラックの中間点、3 番目の項目がトラックの終点にそれぞれ配置されます。

指定されているラベルが 1 つのみの場合、ラベルはトラックの始点に配置されます。 デフォルトでは、ラベルの位置は、目盛りがある場合はその上、またはトラックの上になります。 ラベルの位置を目盛りに揃える場合は、ラベルの数と目盛りの数が一致していることを確認してください。

maximum スライダーの最大値です。10 スライダーの最大値です。 minimum スライダーコントロールの最小値です。0 スライダーコントロールの最小値です。 sliderDataTipClass データヒントで使用するクラスへの参照です。SliderDataTip データヒントで使用するクラスへの参照です。 sliderThumbClass 各サムに使用するクラスへの参照です。SliderThumb 各サムに使用するクラスへの参照です。 snapInterval ユーザーがスライダーサムを移動したときの増分値を指定します。0 ユーザーがスライダーサムを移動したときの増分値を指定します。 たとえば、snapInterval の値を 2、minimum の値を 0、maximum の値を 10 に設定した場合、ユーザーがサムを移動すると、サムは 0、2、4、6、8、10 の値に吸着されます。 値 0 では、スライダーは、minimum 値と maximum 値の間を継続的に移動します。 thumbCount スライダー上に配置できるサムの数です。1 スライダー上に配置できるサムの数です。 有効な値は 1 または 2 です。 1 に設定した場合、スライダーの現在の値が value プロパティに格納されます。 2 に設定した場合、各サムの値で構成される配列が values プロパティに格納されます。 thumbStyleFilters Slider からサムに渡すスタイルのセットです。 Slider からサムに渡すスタイルのセットです。 mx.styles.StyleProxytickInterval コントロールの maximum 値を基準にした、目盛りの間隔を表します。0 コントロールの maximum 値を基準にした、目盛りの間隔を表します。 tickInterval プロパティを 0 以外の値に設定すると、目盛りが表示されます。

たとえば、tickInterval が 1 で、maximum が 10 の場合、目盛りには 1/10 間隔で目盛りが表示されます。 値 0 では、目盛りは表示されません。 tickValues プロパティが空ではない配列に設定されている場合、このプロパティは無視されます。

tickValues スライダー上の目盛り位置です。undefined スライダー上の目盛り位置です。 この位置はスライダー上の値に対応しているため、minimum 値と maximum 値との間にあります。 たとえば、tickValues プロパティが [0, 2.5, 7.5, 10] で、maximum が 10 の場合、目盛りはスライダーに沿って、スライダーの先頭、左から 1/4 の位置、左から 3/4 の位置、およびスライダーの終点に置かれます。

このプロパティが空ではない配列に設定されている場合、tickInterval プロパティは無視されます。

value サムの位置を格納します。これは、minimum プロパティと maximum プロパティの間の値です。 サムの位置を格納します。これは、minimum プロパティと maximum プロパティの間の値です。 value プロパティを使用します(thumbCount が 1 の場合)。 thumbCount が 1 より大きいときは、代わりに values プロパティを使用します。 デフォルト値は、minimum プロパティと等しい値です。 values thumbCount が 1 より大きい場合に、各サムの値を格納する配列です。 thumbCount が 1 より大きい場合に、各サムの値を格納する配列です。
SliderDirection SliderDirection クラスは、Slider クラスの direction プロパティの定数値を定義します。Object SliderDirection クラスは、Slider クラスの direction プロパティの定数値を定義します。 mx.controls.sliderClasses.SliderHORIZONTAL 水平スライダーを表示することを指定します。horizontal 水平スライダーを表示することを指定します。 HSlider コントロールはこの定数を使用します。 VERTICAL 垂直スライダーを表示することを指定します。vertical 垂直スライダーを表示することを指定します。 VSlider コントロールはこの定数を使用します。 SliderDataTip SliderDataTip クラスは、mx.controls.Slider コントロールで使用するツールヒントを定義します。mx.controls:ToolTip SliderDataTip クラスは、mx.controls.Slider コントロールで使用するツールヒントを定義します。 このクラスは、mx.controls.ToolTip に新たに機能を追加するものではありません。これは、タイプセレクタースタイルを適用するためにのみ使用します。 mx.controls.HSlidermx.controls.VSlidermx.controls.sliderClasses.Slidermx.controls.sliderClasses.SliderLabelmx.controls.sliderClasses.SliderThumbSliderDataTip コンストラクターです。 コンストラクターです。 SliderLabel SliderLabel クラスは、mx.controls.Slider コンポーネントで使用されるラベルを定義します。mx.controls:Label SliderLabel クラスは、mx.controls.Slider コンポーネントで使用されるラベルを定義します。 このクラスは、mx.controls.Label に新たに機能を追加するものではありません。これは、タイプセレクタースタイルを適用するために使用します。 mx.controls.HSlidermx.controls.VSlidermx.controls.sliderClasses.Slidermx.controls.sliderClasses.SliderDataTipmx.controls.sliderClasses.SliderThumbSliderLabel コンストラクターです。 コンストラクターです。 SliderThumb SliderThumb クラスは、Slider コントロールのサムを表します。mx.controls:Button SliderThumb クラスは、Slider コントロールのサムを表します。 SliderThumb クラスは、Slider コントロールのコンテキスト内でのみ使用できます。 Slider コントロールの sliderThumbClass プロパティにサブクラスを設定することにより、SliderThumb クラスのサブクラスを作成し、Slider コントロールと共に使用できます。 mx.controls.HSlidermx.controls.VSlidermx.controls.sliderClasses.Slidermx.controls.sliderClasses.SliderDataTipmx.controls.sliderClasses.SliderLabelSliderThumb コンストラクターです。 コンストラクターです。 xPosition x 軸上におけるサムの中心の位置を指定します。 x 軸上におけるサムの中心の位置を指定します。