mx.accessibilityAccConst AccConst クラスは、Microsoft Active Accessibility(MSAA)仕様で定義されている定数を定義しています。Object AccConst クラスは、Microsoft Active Accessibility(MSAA)仕様で定義されている定数を定義しています。これらの定数は、AccessibilityImplementation のサブクラスを実装するために使用されます。

Flash Player は MSAA を使用してアクセシビリティを提供するので、このファイルに含まれる定数の名前は Microsoft の MSAA SDK と全く同一です。定数の説明は若干変更されています。説明を読む際には、SWF の DisplayObject は IAccessible という名前の COM インターフェイスを介してスクリーンリーダーなどの MSAA クライアントに MSAA 情報を提供するので、Flash Player は「MSAA サーバーアプリケーション」と見なされることに注意してください。

EVENT_OBJECT_ACCELERATORCHANGE オブジェクトの MSAA KeyboardShortcut プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。0x8012 オブジェクトの MSAA KeyboardShortcut プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。

MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_CONTENTSCROLLED ウィンドウオブジェクトのスクロールが終了したことを示す MSAA イベントです。0x8015 ウィンドウオブジェクトのスクロールが終了したことを示す MSAA イベントです。(MSAA 2.0)

類似する EVENT_SYSTEM_SCROLLEND イベントとは異なり、このイベントはスクロールするウィンドウ自体に関連付けられています。水平スクロールと垂直スクロールの間に違いはありません。

スクロールの手段(スクロールバー、マウスホイール、キーボードナビゲーションなど)に関係なく、スクロールアクションが完了したときには必ずこのイベントが送信されます。

EVENT_OBJECT_CREATE オブジェクトが作成されたことを示す MSAA イベントです。0x8000 オブジェクトが作成されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、キャレット、ヘッダーコントロール、リストビューコントロール、タブコントロール、ツールバーコントロール、ツリービューコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。サーバーは、すべての子オブジェクトに関してこのイベントを送信した後に、親オブジェクトに関してこのイベントを送信する必要があります。サーバーは、親オブジェクトからこのイベントが送信された時点で、すべての子オブジェクトが完全に作成され、クライアントからの IAccessible 呼び出しを受け入れられる状態になっているようにする必要があります。

EVENT_OBJECT_DEFACTIONCHANGE オブジェクトの MSAA DefaultAction プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。0x8011 オブジェクトの MSAA DefaultAction プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはダイアログボックスで変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_DESCRIPTIONCHANGE オブジェクトの MSAA Description プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。0x800D オブジェクトの MSAA Description プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。

MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_DESTROY オブジェクトが破棄されたことを示す MSAA イベントです。0x8001 オブジェクトが破棄されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、キャレット、ヘッダーコントロール、リストビューコントロール、タブコントロール、ツールバーコントロール、ツリービューコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。子オブジェクトで関連するこのイベントは、送信されない場合もあります。ただし、クライアント側では、親オブジェクトからこのイベントが送信された時点で、すべての子が破棄されたものと想定することができます。

EVENT_OBJECT_FOCUS オブジェクトがキーボードフォーカスを取得したことを示す MSAA イベントです。0x8005 オブジェクトがキーボードフォーカスを取得したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、リストビューコントロール、メニューバー、ポップアップメニュー、切り替えウィンドウ、タブコントロール、ツリービューコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_HELPCHANGE オブジェクトの MSAA Help プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。0x8010 オブジェクトの MSAA Help プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。

MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_HIDE オブジェクトが非表示になっていることを示す MSAA イベントです。0x8003 オブジェクトが非表示になっていることを示す MSAA イベントです。

このイベントは、キャレットとカーソルの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。親オブジェクトに関してこのイベントが生成された場合、すべての子オブジェクトは既に非表示になっています。したがって、サーバーアプリケーションは子オブジェクトに関してこのイベントを送信する必要はありません。非表示になっているオブジェクトには STATE_SYSTEM_INVISIBLE フラグが含まれ、表示されているオブジェクトにはこのフラグが含まれません。EVENT_OBJECT_HIDE イベントは、STATE_SYSTEM_INVISIBLE フラグが設定されたことも示します。したがって、この場合はサーバーから EVENT_STATE_CHANGE イベントを送信する必要はありません。

EVENT_OBJECT_INVOKED オブジェクトが呼び出されたことを示す MSAA イベントです。例えば、ユーザーがボタンをクリックしたような場合です。0x8013 オブジェクトが呼び出されたことを示す MSAA イベントです。例えば、ユーザーがボタンをクリックしたような場合です。(MSAA 2.0) EVENT_OBJECT_LOCATIONCHANGE オブジェクトの位置、シェイプ、またはサイズが変化したことを示す MSAA イベントです。0x800B オブジェクトの位置、シェイプ、またはサイズが変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、キャレットとウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。このイベントは、オブジェクト階層内の最上位オブジェクトが変更された場合に生成されますが、最上位オブジェクトの子が変更された場合には生成されません。例えば、ユーザーがウィンドウのサイズを変更した場合、そのウィンドウに関してはこの通知が送信されますが、一緒に変更されたメニューバー、タイトルバー、スクロールバーなどのオブジェクトに関しては送信されません。非フローティングウィンドウの場合は、親が移動しても、このイベントは送信されません。ただし、アプリケーション本体のサイズが変更される結果として子ウィンドウのサイズが明示的に変更される場合は、変更されるそれぞれの子に関して複数のイベントが送信されます。オブジェクトの State プロパティが STATE_SYSTEM_FLOATING に設定されている場合、サーバーはそのオブジェクトの位置が変化するたびに EVENT_OBJECT_LOCATIONCHANGE を送信する必要があります。オブジェクトがこれ以外の状態に設定されている場合、サーバーは親オブジェクトの移動に伴って子オブジェクトが移動した場合にのみ、このイベントを送信する必要があります。

EVENT_OBJECT_NAMECHANGE オブジェクトの MSAA Name プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。0x800C オブジェクトの MSAA Name プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、チェックボックス、カーソル、リストビューコントロール、プッシュボタン、ラジオボタン、ステータスバーコントロール、ツリービューコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_PARENTCHANGE オブジェクトの親オブジェクトが変更されたことを示す MSAA イベントです。0x800F オブジェクトの親オブジェクトが変更されたことを示す MSAA イベントです。

MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_OBJECT_REORDER コンテナオブジェクトで子の追加、削除、または順序変更が行われたことを示す MSAA イベントです。0x8004 コンテナオブジェクトで子の追加、削除、または順序変更が行われたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、ヘッダーコントロール、リストビューコントロール、ツールバーコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトで変更が発生した場合に、必要に応じてこのイベントを送信します。例えば、リストビューオブジェクトで子要素の数や順序が変更されると、このイベントが生成されます。また、子ウィンドウの z 順序が変更された場合も、親ウィンドウからこのイベントが送信されます。

EVENT_OBJECT_SELECTIONADD コンテナオブジェクト内のアイテムが選択範囲に追加されたことを示す MSAA イベントです。0x8007 コンテナオブジェクト内のアイテムが選択範囲に追加されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、リストボックス、リストビューコントロール、ツリービューコントロールの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。このイベントは、既存の選択範囲に子が追加されたことを示します。

EVENT_OBJECT_SELECTIONREMOVE コンテナオブジェクト内のアイテムが選択解除されたことを示す MSAA イベントです。0x8008 コンテナオブジェクト内のアイテムが選択解除されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、リストボックス、リストビューコントロール、ツリービューコントロールの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。このイベントは、既存の選択範囲から子が除外されたことを示します。

EVENT_OBJECT_SELECTIONWITHIN コンテナオブジェクト内で選択の大幅な変更が発生したことを示す MSAA イベントです。0x8009 コンテナオブジェクト内で選択の大幅な変更が発生したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはリストボックスで変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。このイベントは、コントロール内で選択されているアイテムが大幅に変更されたときに送信されることがあります。このイベントは、(複数の EVENT_OBJECT_SELECTIONADD イベントまたは EVENT_OBJECT_SELECTIONREMOVE イベントを送信する代わりに)選択の大幅な変更が発生したことをクライアントに通知します。クライアントは、コンテナオブジェクトの IAccessible::get_accSelection メソッドを呼び出し、選択されているアイテムを列挙することで、現在選択されているアイテムを問い合わせることができます。

EVENT_OBJECT_SELECTION コンテナオブジェクト内の選択範囲が変化したことを示す MSAA イベントです。0x8006 コンテナオブジェクト内の選択範囲が変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、リストビューコントロール、タブコントロール、ツリービューコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。このイベントは単一の選択を示します。つまり、それまで何も選択されていなかったコンテナで 1 つの子が選択された場合、または既存の選択対象が別の子に変更された場合に発生します。

EVENT_OBJECT_SHOW 非表示になっていたオブジェクトが表示状態に変更されたことを示す MSAA イベントです。0x8002 非表示になっていたオブジェクトが表示状態に変更されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、キャレット、カーソル、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。クライアント側では、親オブジェクトからこのイベントが送信された時点で、すべての子オブジェクトが既に表示されているものと想定することができます。したがって、サーバーアプリケーションは子オブジェクトに関してこのイベントを送信する必要はありません。非表示になっているオブジェクトには STATE_SYSTEM_INVISIBLE フラグが含まれ、表示されているオブジェクトにはこのフラグが含まれません。EVENT_OBJECT_SHOW イベントは、STATE_SYSTEM_INVISIBLE フラグがクリアされたことも示します。したがって、この場合はサーバーから EVENT_STATE_CHANGE イベントを送信する必要はありません。

EVENT_OBJECT_STATECHANGE オブジェクトの状態が変化したことを示す MSAA イベントです。0x800A オブジェクトの状態が変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、チェックボックス、コンボボックス、ヘッダーコントロール、プッシュボタン、ラジオボタン、スクロールバー、ツールバーコントロール、ツリービューコントロール、アップダウンコントロール、ウィンドウオブジェクトの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。状態の変化は、例えば、ボタンオブジェクトが押されたり放されたりしたときや、オブジェクトが有効化されたり無効化されたときに発生します。

EVENT_OBJECT_TEXTSELECTIONCHANGED オブジェクトのテキスト選択範囲が変化したことを示す MSAA イベントです。0x8014 オブジェクトのテキスト選択範囲が変化したことを示す MSAA イベントです。(MSAA 2.0) EVENT_OBJECT_VALUECHANGE オブジェクトの MSAA Value プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。0x800E オブジェクトの MSAA Value プロパティが変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、編集コントロール、ヘッダーコントロール、ホットキーコントロール、プログレスバーコントロール、スクロールバー、スライダーコントロール、アップダウンコントロールの各ユーザーインターフェイス要素で変更が発生した場合にシステムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションは、アクセス可能なオブジェクトにこのイベントを送信します。

EVENT_SYSTEM_ALERT 警告が生成されたことを示す MSAA イベントです。0x0002 警告が生成されたことを示す MSAA イベントです。

MSAA サーバーアプリケーションは、ユーザーに通知する必要があるユーザーインターフェイスの重要な変更が発生するたびに、このイベントを送信します。

EVENT_SYSTEM_CAPTUREEND ウィンドウがマウスキャプチャを失ったことを示す MSAA イベントです。0x0009 ウィンドウがマウスキャプチャを失ったことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_CAPTURESTART ウィンドウがマウスキャプチャを取得したことを示す MSAA イベントです。0x0008 ウィンドウがマウスキャプチャを取得したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_CONTEXTHELPEND ウィンドウで状況依存型ヘルプモードが終了したことを示す MSAA イベントです。0x000D ウィンドウで状況依存型ヘルプモードが終了したことを示す MSAA イベントです。 EVENT_SYSTEM_CONTEXTHELPSTART ウィンドウで状況依存型ヘルプモードが開始したことを示す MSAA イベントです。0x000C ウィンドウで状況依存型ヘルプモードが開始したことを示す MSAA イベントです。 EVENT_SYSTEM_DIALOGEND ダイアログボックスが閉じられたことを示す MSAA イベントです。0x0011 ダイアログボックスが閉じられたことを示す MSAA イベントです。

標準ダイアログボックスの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムダイアログボックスの場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_DIALOGSTART ダイアログボックスが表示されたことを示す MSAA イベントです。0x0010 ダイアログボックスが表示されたことを示す MSAA イベントです。

標準ダイアログボックスの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムダイアログボックス(標準的な方法で作成されたものではないが、ダイアログボックスとして機能するウィンドウ)の場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_DRAGDROPEND アプリケーションでドラッグ&ドロップモードが終了しようとしていることを示す MSAA イベントです。0x000F アプリケーションでドラッグ&ドロップモードが終了しようとしていることを示す MSAA イベントです。

このイベントは、ドラッグ&ドロップ操作をサポートするアプリケーションから送信する必要があります。システムからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_DRAGDROPSTART アプリケーションでドラッグ&ドロップモードが開始しようとしていることを示す MSAA イベントです。0x000E アプリケーションでドラッグ&ドロップモードが開始しようとしていることを示す MSAA イベントです。

このイベントは、ドラッグ&ドロップ操作をサポートするアプリケーションから送信する必要があります。システムからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_FOREGROUND 最前面のウィンドウが変化したことを示す MSAA イベントです。0x0003 最前面のウィンドウが変化したことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、最前面のウィンドウが同じスレッド内の別のウィンドウに変更された場合でも、システムから送信されます。MSAA サーバーアプリケーションはこのイベントを送信しません。

EVENT_SYSTEM_MENUEND メニューバーのメニューが閉じられたことを示す MSAA イベントです。0x0005 メニューバーのメニューが閉じられたことを示す MSAA イベントです。

標準メニューの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムメニューの場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_MENUPOPUPEND ポップアップメニューが閉じられたことを示す MSAA イベントです。0x0007 ポップアップメニューが閉じられたことを示す MSAA イベントです。

標準メニューの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムメニューの場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。ポップアップメニューが閉じられると、クライアントは、このメッセージの直後に EVENT_SYSTEM_MENUEND イベントを受け取ります。

EVENT_SYSTEM_MENUPOPUPSTART ポップアップメニューが表示されたことを示す MSAA イベントです。0x0006 ポップアップメニューが表示されたことを示す MSAA イベントです。

標準メニューの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムメニュー(標準的な方法で作成されたものではないが、メニューとして機能するユーザーインターフェイス要素)の場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_MENUSTART メニューバーのメニューアイテムが選択されたことを示す MSAA イベントです。0x0004 メニューバーのメニューアイテムが選択されたことを示す MSAA イベントです。

標準メニューの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムメニュー(標準的な方法で作成されたものではないが、メニューとして機能するユーザーインターフェイス要素)の場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。システムからは複数の EVENT_SYSTEM_MENUSTART イベントが送信されることがありますが、それに対応する EVENT_SYSTEM_MENUEND イベントは送信されない場合もあります。

EVENT_SYSTEM_MINIMIZEEND ウィンドウオブジェクトが最小化または最大化されたことを示す MSAA イベントです。0x0017 ウィンドウオブジェクトが最小化または最大化されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_MINIMIZESTART ウィンドウオブジェクトが最小化または最大化されようとしていることを示す MSAA イベントです。0x0016 ウィンドウオブジェクトが最小化または最大化されようとしていることを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_MOVESIZEEND ウィンドウの移動またはサイズ変更が終了したことを示す MSAA イベントです。0x000B ウィンドウの移動またはサイズ変更が終了したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_MOVESIZESTART ウィンドウの移動またはサイズ変更が開始したことを示す MSAA イベントです。0x000A ウィンドウの移動またはサイズ変更が開始したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。

EVENT_SYSTEM_SCROLLINGEND スクロールバーでスクロールが終了したことを示す MSAA イベントです。0x0013 スクロールバーでスクロールが終了したことを示す MSAA イベントです。

ウィンドウに付随するスクロールバーおよび標準のスクロールバーコントロールの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムスクロールバーの場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_SCROLLINGSTART スクロールバーでスクロールが開始したことを示す MSAA イベントです。0x0012 スクロールバーでスクロールが開始したことを示す MSAA イベントです。

ウィンドウに付随するスクロールバーおよび標準のスクロールバーコントロールの場合は、システムからこのイベントが送信されます。カスタムスクロールバー(標準的な方法で作成されたものではないが、スクロールバーとして機能するユーザーインターフェイス要素)の場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_SOUND サウンドが再生されたことを示す MSAA イベントです。0x0001 サウンドが再生されたことを示す MSAA イベントです。

このイベントは、(サウンドファイルやサウンドカードが存在しないなどの理由で)実際には音が鳴らない場合でも、(メニューなどの)システムサウンドが再生されるたびに、システムから送信されます。カスタムユーザーインターフェイス要素によってサウンドが生成された場合は、MSAA サーバーアプリケーションからこのイベントが送信されます。

EVENT_SYSTEM_SWITCHEND ユーザーが Alt + Tab キーを放したことを示す MSAA イベントです。0x0015 ユーザーが Alt + Tab キーを放したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。実行中のアプリケーションが 1 つだけの場合、ユーザーが Alt + Tab キーを押すと、システムは、対応する EVENT_SYSTEM_SWITCHSTART イベントを送信せずに、このイベントを送信します。

EVENT_SYSTEM_SWITCHSTART ユーザーが Alt + Tab キーを押して切り替えウィンドウを表示したことを示す MSAA イベントです。0x0014 ユーザーが Alt + Tab キーを押して切り替えウィンドウを表示したことを示す MSAA イベントです。

このイベントはシステムから送信され、MSAA サーバーアプリケーションからは送信されません。実行中のアプリケーションが 1 つだけの場合、ユーザーが Alt + Tab キーを押すと、システムは、対応する EVENT_SYSTEM_SWITCHSTART イベントを送信せずに、EVENT_SYSTEM_SWITCHEND イベントを送信します。

ROLE_SYSTEM_ALERT そのオブジェクトが、ユーザーに通知する必要のある警告または状況を表していることを示す MSAA ロールです。0x8 そのオブジェクトが、ユーザーに通知する必要のある警告または状況を表していることを示す MSAA ロールです。

このロールは、警告を表し、他のユーザーインターフェイス要素に関連付けられていないオブジェクト(メッセージボックス、グラフィック、テキスト、サウンドなど)のみに適用する必要があります。

ROLE_SYSTEM_ANIMATION そのオブジェクトが、時間とともに変化するコンテンツを含むアニメーションコントロール(フィルムストリップのように一連のビットマップフレームを表示するコントロールなど)であることを示す MSAA ロールです。0x36 そのオブジェクトが、時間とともに変化するコンテンツを含むアニメーションコントロール(フィルムストリップのように一連のビットマップフレームを表示するコントロールなど)であることを示す MSAA ロールです。

アニメーションコントロールは、ファイルのコピー中や、時間がかかる処理の実行中などに表示されます。

ROLE_SYSTEM_APPLICATION そのオブジェクトがアプリケーションのメインウィンドウであることを示す MSAA ロールです。0xE そのオブジェクトがアプリケーションのメインウィンドウであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_BORDER そのオブジェクトがウィンドウのボーダーであることを示す MSAA ロールです。0x13 そのオブジェクトがウィンドウのボーダーであることを示す MSAA ロールです。

各辺が別個のオブジェクトで表されるのではなく、ボーダー全体が 1 つのオブジェクトで表されます。

ROLE_SYSTEM_BUTTONDROPDOWNGRID そのオブジェクトが、グリッドをドロップダウンするボタンであることを示す MSAA ロールです。0x3A そのオブジェクトが、グリッドをドロップダウンするボタンであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_BUTTONDROPDOWN そのオブジェクトが、アイテムのリストをドロップダウンするボタンであることを示す MSAA ロールです。0x38 そのオブジェクトが、アイテムのリストをドロップダウンするボタンであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_BUTTONMENU そのオブジェクトが、メニューをドロップダウンするボタンであることを示す MSAA ロールです。0x39 そのオブジェクトが、メニューをドロップダウンするボタンであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CARET そのオブジェクトがシステムキャレットであることを示す MSAA ロールです。0x7 そのオブジェクトがシステムキャレットであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CELL そのオブジェクトが表内のセルであることを示す MSAA ロールです。0x1D そのオブジェクトが表内のセルであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CHARACTER そのオブジェクトが、Microsoft Office アシスタントのように、アプリケーションのヘルプ情報などをユーザーに提供する漫画的なグラフィックオブジェクトであることを示す MSAA ロールです。0x20 そのオブジェクトが、Microsoft Office アシスタントのように、アプリケーションのヘルプ情報などをユーザーに提供する漫画的なグラフィックオブジェクトであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CHART そのオブジェクトが、データを表現するために使用されるグラフィックイメージであることを示す MSAA ロールです。0x11 そのオブジェクトが、データを表現するために使用されるグラフィックイメージであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CHECKBUTTON そのオブジェクトがチェックボックスコントロール(他のオプションとは無関係にオンまたはオフに設定できるオプション)であることを示す MSAA ロールです。0x2C そのオブジェクトがチェックボックスコントロール(他のオプションとは無関係にオンまたはオフに設定できるオプション)であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CLIENT そのオブジェクトがウィンドウのクライアント領域であることを示す MSAA ロールです。0xA そのオブジェクトがウィンドウのクライアント領域であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CLOCK そのオブジェクトが時刻を表示するコントロールであることを示す MSAA ロールです。0x3D そのオブジェクトが時刻を表示するコントロールであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_COLUMNHEADER そのオブジェクトが、表の列のラベルを表示する列ヘッダーであることを示す MSAA ロールです。0x19 そのオブジェクトが、表の列のラベルを表示する列ヘッダーであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_COLUMN そのオブジェクトが表内のセルの列であることを示す MSAA ロールです。0x1B そのオブジェクトが表内のセルの列であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_COMBOBOX そのオブジェクトがコンボボックス(定義済みの選択肢を提示するリストボックスを含んだ編集コントロール)であることを示す MSAA ロールです。0x2E そのオブジェクトがコンボボックス(定義済みの選択肢を提示するリストボックスを含んだ編集コントロール)であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_CURSOR そのオブジェクトがシステムマウスポインターであることを示す MSAA ロールです。0x6 そのオブジェクトがシステムマウスポインターであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_DIAGRAM そのオブジェクトがデータを図示するために使用されるグラフィックイメージであることを示す MSAA ロールです。0x35 そのオブジェクトがデータを図示するために使用されるグラフィックイメージであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_DIALOG そのオブジェクトがダイアログボックスまたはメッセージボックスであることを示す MSAA ロールです。0x12 そのオブジェクトがダイアログボックスまたはメッセージボックスであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_DIAL そのオブジェクトがダイヤルまたはノブであることを示す MSAA ロールです。0x31 そのオブジェクトがダイヤルまたはノブであることを示す MSAA ロールです。

これには速度計のような読み取り専用オブジェクトも含まれます。

ROLE_SYSTEM_DOCUMENT そのオブジェクトがドキュメントウィンドウであることを示す MSAA ロールです。0xF そのオブジェクトがドキュメントウィンドウであることを示す MSAA ロールです。

ドキュメントウィンドウは常にアプリケーションウィンドウ内に含まれています。このロールは複数ドキュメントインターフェイス(MDI)ウィンドウのみに適用され、MDI のタイトルバーを含むオブジェクトを参照します。

ROLE_SYSTEM_DROPLIST そのオブジェクトがドロップダウンリストボックスであることを示す MSAA ロールです。0x2F そのオブジェクトがドロップダウンリストボックスであることを示す MSAA ロールです。

このコントロールには 1 つのアイテムが表示され、ユーザーは値のリストを表示して別のアイテムを選択できます。

ROLE_SYSTEM_EQUATION そのオブジェクトが数式であることを示す MSAA ロールです。0x37 そのオブジェクトが数式であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_GRAPHIC そのオブジェクトが画像であることを示す MSAA ロールです。0x28 そのオブジェクトが画像であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_GRIP そのオブジェクトが、ウィンドウなどのユーザーインターフェイス要素を操作するために使用される特殊なマウスポインターであることを示す MSAA ロールです。0x4 そのオブジェクトが、ウィンドウなどのユーザーインターフェイス要素を操作するために使用される特殊なマウスポインターであることを示す MSAA ロールです。

例えば、ユーザーはウィンドウの右下隅にあるサイズ変更グリップをクリックしてドラッグすることでウィンドウのサイズを変更できます。

ROLE_SYSTEM_GROUPING そのオブジェクトが他のオブジェクトを論理的にグループ化していることを示す MSAA ロールです。0x14 そのオブジェクトが他のオブジェクトを論理的にグループ化していることを示す MSAA ロールです。

グループ化しているオブジェクトとそれに含まれるオブジェクトの間には、必ずしも親子関係がなくてもかまいません。

ROLE_SYSTEM_HELPBALLOON そのオブジェクトがツールヒント形式またはヘルプバルーン形式でヘルプを表示することを示す MSAA ロールです。0x1F そのオブジェクトがツールヒント形式またはヘルプバルーン形式でヘルプを表示することを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_HOTKEYFIELD そのオブジェクトが、キーストロークの組み合わせまたはシーケンスを入力するためのホットキーフィールドであることを示す MSAA ロールです。0x32 そのオブジェクトが、キーストロークの組み合わせまたはシーケンスを入力するためのホットキーフィールドであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_INDICATOR そのオブジェクトが、現在のアイテムを指し示すポインターグラフィックなどのインジケーターであることを示す MSAA ロールです。0x27 そのオブジェクトが、現在のアイテムを指し示すポインターグラフィックなどのインジケーターであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_IPADDRESS そのオブジェクトが、インターネットプロトコル(IP)アドレス用の編集コントロールであることを示す MSAA ロールです。0x3F そのオブジェクトが、インターネットプロトコル(IP)アドレス用の編集コントロールであることを示す MSAA ロールです。この編集コントロールは、IP アドレスの部分ごとに複数のセクションに分かれています。 ROLE_SYSTEM_LINK そのオブジェクトが他のものへのリンクであることを示す MSAA ロールです。0x1E そのオブジェクトが他のものへのリンクであることを示す MSAA ロールです。

このオブジェクトはテキストやグラフィックと同じように見えますが、機能的にはボタンに似ています。

ROLE_SYSTEM_LISTITEM そのオブジェクトが、リストボックス、またはコンボボックス、ドロップダウンリストボックス、ドロップダウンコンボボックスのリスト部分に含まれるアイテムであることを示す MSAA ロールです。0x22 そのオブジェクトが、リストボックス、またはコンボボックス、ドロップダウンリストボックス、ドロップダウンコンボボックスのリスト部分に含まれるアイテムであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_LIST そのオブジェクトが、1 つまたは複数のアイテムを選択できるリストボックスであることを示す MSAA ロールです。0x21 そのオブジェクトが、1 つまたは複数のアイテムを選択できるリストボックスであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_MENUBAR そのオブジェクトがメニューバーであることを示す MSAA ロールです。通常、メニューバーはウィンドウのタイトルバーの次(下)にあり、ユーザーはそこからメニューを選択できます。0x2 そのオブジェクトがメニューバーであることを示す MSAA ロールです。通常、メニューバーはウィンドウのタイトルバーの次(下)にあり、ユーザーはそこからメニューを選択できます。 ROLE_SYSTEM_MENUITEM そのオブジェクトがメニューアイテムであることを示す MSAA ロールです。メニューアイテムとは、コマンドを実行したり、オプションを選択したり、別のメニューを表示するためにユーザーが選択するメニューの項目です。0xC そのオブジェクトがメニューアイテムであることを示す MSAA ロールです。メニューアイテムとは、コマンドを実行したり、オプションを選択したり、別のメニューを表示するためにユーザーが選択するメニューの項目です。

メニューアイテムは機能的にプッシュボタン、ラジオボタン、チェックボックス、メニューなどに相当する場合があります。

ROLE_SYSTEM_MENUPOPUP そのオブジェクトがメニューであることを示す MSAA ロールです。メニューとは、アクションを実行するためにユーザーが選択するオプションのリストです。0xB そのオブジェクトがメニューであることを示す MSAA ロールです。メニューとは、アクションを実行するためにユーザーが選択するオプションのリストです。

メニューバーからの選択によって表示されるドロップダウンメニューや、右マウスボタンがクリックされたときに表示されるショートカットメニューなど、すべての種類のメニューにこのロールを割り当てる必要があります。

ROLE_SYSTEM_OUTLINEBUTTON そのオブジェクトが、アウトラインアイテムのように移動するアイテムであることを示す MSAA ロールです。0x40 そのオブジェクトが、アウトラインアイテムのように移動するアイテムであることを示す MSAA ロールです。アウトライン内の移動には上下の矢印を使用できます。ただし、メニューを展開したり折りたたんだりするには、左右の矢印キーを使用するのではなく、アイテムにフォーカスを合わせた状態でスペースバーまたは Enter キーを押します。 ROLE_SYSTEM_OUTLINEITEM そのオブジェクトがアウトラインまたはツリー構造内のアイテムであることを示す MSAA ロールです。0x24 そのオブジェクトがアウトラインまたはツリー構造内のアイテムであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_OUTLINE そのオブジェクトが、階層型のリストを表示するアウトラインまたはツリー構造(ツリービューコントロールなど)であることを示す MSAA ロールです。通常、ユーザーは階層の各ブランチを展開または折りたたむことができます。0x23 そのオブジェクトが、階層型のリストを表示するアウトラインまたはツリー構造(ツリービューコントロールなど)であることを示す MSAA ロールです。通常、ユーザーは階層の各ブランチを展開または折りたたむことができます。 ROLE_SYSTEM_PAGETABLIST そのオブジェクトがページタブコントロールのコンテナであることを示す MSAA ロールです。0x3C そのオブジェクトがページタブコントロールのコンテナであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_PAGETAB そのオブジェクトがページタブであることを示す MSAA ロールです。0x25 そのオブジェクトがページタブであることを示す MSAA ロールです。通常、ページタブコントロールの子は、関連付けられているページのコンテンツを含む ROLE_SYSTEM_GROUPING オブジェクトのみです。 ROLE_SYSTEM_PANE そのオブジェクトがフレームまたはドキュメントウィンドウ内のペインであることを示す MSAA ロールです。0x10 そのオブジェクトがフレームまたはドキュメントウィンドウ内のペインであることを示す MSAA ロールです。

ユーザーは、ペイン間および現在のペインのコンテンツ内を移動することはできますが、異なるペインのアイテム間を移動することはできません。つまり、ペインによるグループ化は、フレームウィンドウおよびドキュメントよりは低く、個々のコントロールよりは高いレベルに位置付けられます。通常、ペイン間を移動するには、コンテキストに応じて、Tab キー、F6 キー、または Ctrl + Tab キーを押します。

ROLE_SYSTEM_PROGRESSBAR そのオブジェクトがプログレスバーであることを示す MSAA ロールです。プログレスバーは、進行中の操作の完了率を動的に表示します。0x30 そのオブジェクトがプログレスバーであることを示す MSAA ロールです。プログレスバーは、進行中の操作の完了率を動的に表示します。

通常、このコントロールはユーザーの入力を受け付けません。

ROLE_SYSTEM_PROPERTYPAGE そのオブジェクトがプロパティシートであることを示す MSAA ロールです。0x26 そのオブジェクトがプロパティシートであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_PUSHBUTTON そのオブジェクトがプッシュボタンコントロールであることを示す MSAA ロールです。0x2B そのオブジェクトがプッシュボタンコントロールであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_RADIOBUTTON そのオブジェクトがオプションボタン(ラジオボタン)であることを示す MSAA ロールです。0x2D そのオブジェクトがオプションボタン(ラジオボタン)であることを示す MSAA ロールです。

これは相互排他的なオプションのグループの 1 つです。この属性を持つ 1 つの親を共有するすべてのオブジェクトは、単一の相互排他的グループの一部であると見なされます。ROLE_SYSTEM_GROUPING オブジェクトを使用すると、必要に応じて複数のグループに分割できます。

ROLE_SYSTEM_ROWHEADER そのオブジェクトが、表の行のラベルを表示する行ヘッダーであることを示す MSAA ロールです。0x1A そのオブジェクトが、表の行のラベルを表示する行ヘッダーであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_ROW そのオブジェクトが表内のセルの行であることを示す MSAA ロールです。0x1C そのオブジェクトが表内のセルの行であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_SCROLLBAR そのオブジェクトが垂直スクロールバーまたは水平スクロールバーであることを示す MSAA ロールです。スクロールバーは、クライアント領域の一部として使用することも、コントロール内で使用することもできます。0x3 そのオブジェクトが垂直スクロールバーまたは水平スクロールバーであることを示す MSAA ロールです。スクロールバーは、クライアント領域の一部として使用することも、コントロール内で使用することもできます。 ROLE_SYSTEM_SEPARATOR そのオブジェクトが、空間を視覚的に 2 つの領域に分割するために使用されていることを示す MSAA ロールです(メニューの区切り線や、ウィンドウ内のペインを分割するバーなど)。0x15 そのオブジェクトが、空間を視覚的に 2 つの領域に分割するために使用されていることを示す MSAA ロールです(メニューの区切り線や、ウィンドウ内のペインを分割するバーなど)。 ROLE_SYSTEM_SLIDER そのオブジェクトがスライダーであることを示す MSAA ロールです。スライダーは、最小値から最大値までの範囲内で、設定値を一定の刻み幅で調整するためのコントロールです。0x33 そのオブジェクトがスライダーであることを示す MSAA ロールです。スライダーは、最小値から最大値までの範囲内で、設定値を一定の刻み幅で調整するためのコントロールです。 ROLE_SYSTEM_SOUND そのオブジェクトが各種のシステムイベントに関連付けられたシステムサウンドであることを示す MSAA ロールです。0x5 そのオブジェクトが各種のシステムイベントに関連付けられたシステムサウンドであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_SPINBUTTON そのオブジェクトがスピンボックスであることを示す MSAA ロールです。スピンボックスとは、スピンボックスに関連付けられた別の「バディ」コントロールに表示される値を増減できるコントロールです。0x34 そのオブジェクトがスピンボックスであることを示す MSAA ロールです。スピンボックスとは、スピンボックスに関連付けられた別の「バディ」コントロールに表示される値を増減できるコントロールです。 ROLE_SYSTEM_SPLITBUTTON そのオブジェクトがドロップダウンリストアイコン付きのツールバーボタンであることを示す MSAA ロールです。0x3E そのオブジェクトがドロップダウンリストアイコン付きのツールバーボタンであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_STATICTEXT そのオブジェクトが読み取り専用テキスト(他のコントロールのラベルや、ダイアログボックス内の説明文などの)であることを示す MSAA ロールです。0x29 そのオブジェクトが読み取り専用テキスト(他のコントロールのラベルや、ダイアログボックス内の説明文などの)であることを示す MSAA ロールです。

静的テキストを変更したり選択することはできません。

ROLE_SYSTEM_STATUSBAR そのオブジェクトがステータスバーであることを示す MSAA ロールです。通常、ステータスバーはウィンドウの最下部にあり、現在の操作、アプリケーションの状態、選択されているオブジェクトなどに関する情報が表示されます。0x17 そのオブジェクトがステータスバーであることを示す MSAA ロールです。通常、ステータスバーはウィンドウの最下部にあり、現在の操作、アプリケーションの状態、選択されているオブジェクトなどに関する情報が表示されます。

ステータスバーには、異なる種類の情報を表示する複数のフィールドが含まれる場合があります。

ROLE_SYSTEM_TABLE そのオブジェクトが、セルの行と列を含む表であることを示す MSAA ロールです(行ヘッダーおよび列ヘッダーは含まれていなくてもかまいません)。0x18 そのオブジェクトが、セルの行と列を含む表であることを示す MSAA ロールです(行ヘッダーおよび列ヘッダーは含まれていなくてもかまいません)。 ROLE_SYSTEM_TEXT そのオブジェクトが選択可能なテキスト(編集可能または読み取り専用)であることを示す MSAA ロールです。0x2A そのオブジェクトが選択可能なテキスト(編集可能または読み取り専用)であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_TITLEBAR そのオブジェクトがウィンドウのタイトルバーまたはキャプションバーであることを示す MSAA ロールです。0x1 そのオブジェクトがウィンドウのタイトルバーまたはキャプションバーであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_TOOLBAR そのオブジェクトがツールバーであることを示す MSAA ロールです。ツールバーとは、よく使用する機能へ簡単にアクセスできるようにまとめられたコントロールの集合です。0x16 そのオブジェクトがツールバーであることを示す MSAA ロールです。ツールバーとは、よく使用する機能へ簡単にアクセスできるようにまとめられたコントロールの集合です。 ROLE_SYSTEM_TOOLTIP そのオブジェクトが、有用なヒントを提供するツールヒントであることを示す MSAA ロールです。0xD そのオブジェクトが、有用なヒントを提供するツールヒントであることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_WHITESPACE そのオブジェクトが他のオブジェクト間の空白領域であることを示す MSAA ロールです。0x3B そのオブジェクトが他のオブジェクト間の空白領域であることを示す MSAA ロールです。 ROLE_SYSTEM_WINDOW そのオブジェクトがウィンドウフレームであることを示す MSAA ロールです。通常、ウィンドウフレームには、タイトルバー、クライアント、および一般的にウィンドウ内に含まれる他のオブジェクトなどの子オブジェクトが含まれます。0x9 そのオブジェクトがウィンドウフレームであることを示す MSAA ロールです。通常、ウィンドウフレームには、タイトルバー、クライアント、および一般的にウィンドウ内に含まれる他のオブジェクトなどの子オブジェクトが含まれます。 SELFLAG_ADDSELECTION そのオブジェクトを現在の選択範囲に追加する MSAA 選択フラグです。この結果、選択範囲が不連続になる場合があります。0x8 そのオブジェクトを現在の選択範囲に追加する MSAA 選択フラグです。この結果、選択範囲が不連続になる場合があります。

同時に SELFLAG_TAKEFOCUS が使用されていない限り、このフラグによってフォーカスおよび選択アンカーが変更されることはありません。SELFLAG_ADDSELECTION | SELFLAG_TAKEFOCUS の動作は、Windows エクスプローラーで Ctrl キーを押しながら未選択のオブジェクトをクリックすることにより、そのアイテムを選択範囲に手動で追加するのと同じです。

このフラグと同時に SELFLAG_REMOVESELECTION または SELFLAG_TAKESELECTION を使用することはできません。

SELFLAG_EXTENDSELECTION 選択アンカーとこのオブジェクトの間にあるすべてのオブジェクトがアンカーオブジェクトと同じ選択状態になるように選択範囲を変更する MSAA 選択フラグです。0x4 選択アンカーとこのオブジェクトの間にあるすべてのオブジェクトがアンカーオブジェクトと同じ選択状態になるように選択範囲を変更する MSAA 選択フラグです。

つまり、アンカーオブジェクトが選択されていない場合は、これらのオブジェクトが選択解除され、アンカーオブジェクトが選択されている場合は、そのオブジェクトと中間にあるすべてのオブジェクトが選択範囲に追加されます。このフラグと同時に SELFLAG_ADDSELECTION または SELFLAG_REMOVESELECTION を使用することで、選択状態を設定できます。

同時に SELFLAG_TAKEFOCUS が使用されていない限り、このフラグによってフォーカスおよび選択アンカーが変更されることはありません。SELFLAG_EXTENDSELECTION | SELFLAG_TAKEFOCUS の動作は、Windows エクスプローラーで Shift キーを押しながら未選択のオブジェクトをクリックすることにより、そのアイテムを選択範囲に手動で追加するのと同じです。

このフラグと同時に SELFLAG_TAKESELECTION を使用することはできません。

SELFLAG_NONE MSAA 選択フラグが存在しないことを示す定数です。0 MSAA 選択フラグが存在しないことを示す定数です。 SELFLAG_REMOVESELECTION そのオブジェクトを現在の選択範囲から除外する MSAA 選択フラグです。この結果、選択範囲が不連続になる場合があります。0x10 そのオブジェクトを現在の選択範囲から除外する MSAA 選択フラグです。この結果、選択範囲が不連続になる場合があります。

同時に SELFLAG_TAKEFOCUS が使用されていない限り、このフラグによってフォーカスおよび選択アンカーが変更されることはありません。SELFLAG_REMOVESELECTION | SELFLAG_TAKEFOCUS の動作は、Windows エクスプローラーで Ctrl キーを押しながら既に選択されているオブジェクトをクリックすることにより、そのアイテムを手動で選択解除するのと同じです。

このフラグと同時に SELFLAG_ADDSELECTION または SELFLAG_TAKESELECTION を使用することはできません。

SELFLAG_TAKEFOCUS そのオブジェクトにフォーカスを設定して選択アンカーにする MSAA 選択フラグです。0x1 そのオブジェクトにフォーカスを設定して選択アンカーにする MSAA 選択フラグです。

このフラグを単独で使用しても選択範囲は変更されません。このフラグの動作は、Windows エクスプローラーまたは複数選択リストボックスで Ctrl キーを押しながら矢印キーを押すことにより、手動でフォーカスを移動するのと同じです。

オブジェクトの状態が STATE_SYSTEM_MULTISELECTABLE に設定されている場合は、SELFLAG_TAKEFOCUS と同時に次の値を使用できます。

  • SELFLAG_TAKESELECTION
  • SELFLAG_EXTENDSELECTION
  • SELFLAG_ADDSELECTION
  • SELFLAG_REMOVESELECTION
  • SELFLAG_ADDSELECTION | SELFLAG_EXTENDSELECTION
  • SELFLAG_REMOVESELECTION | SELFLAG_EXTENDSELECTION

SELFLAG_TAKESELECTION そのオブジェクトを選択し、コンテナ内の他のすべてのオブジェクトを選択解除する MSAA 選択フラグです。0x2 そのオブジェクトを選択し、コンテナ内の他のすべてのオブジェクトを選択解除する MSAA 選択フラグです。

同時に SELFLAG_TAKEFOCUS が使用されていない限り、このフラグによってフォーカスおよび選択アンカーが変更されることはありません。SELFLAG_TAKESELECTION | SELFLAG_TAKEFOCUS の動作は、Windows エクスプローラーでアイテムをシングルクリックするのと同じです。

このフラグと同時に次のフラグを使用することはできません。

  • SELFLAG_ADDSELECTION
  • SELFLAG_REMOVESELECTION
  • SELFLAG_EXTENDSELECTION

SELFLAG_VALID すべての有効な MSAA 選択フラグを表すビットマスクです。0x1F すべての有効な MSAA 選択フラグを表すビットマスクです。 STATE_SYSTEM_ALERT_HIGH そのオブジェクトが、ユーザーに直ちに伝達する必要がある重要な情報を表示していることを示す MSAA 状態フラグです。0x10000000 そのオブジェクトが、ユーザーに直ちに伝達する必要がある重要な情報を表示していることを示す MSAA 状態フラグです。

例えば、バッテリレベルインジケーターが非常に低いレベルに近付いたときに、この状態に移行するようになっている場合、視覚障害者用アクセスユーティリティを使用して直ちにその情報を音声でユーザーに通知し、画面拡大プログラムを使用してバッテリインジケーターが見やすくなるように画面をスクロールできます。この状態は、次の段階へ進む前に完了する必要がある操作やプロンプトをユーザーに提示する場合にも適しています。

STATE_SYSTEM_ALERT_LOW そのオブジェクトが、ユーザーにとって必ずしも重要ではない、優先度の低い情報を表示していることを示す MSAA 状態フラグです。0x4000000 そのオブジェクトが、ユーザーにとって必ずしも重要ではない、優先度の低い情報を表示していることを示す MSAA 状態フラグです。

この状態は、ユーザー向けのヒントがあることを示すために Word のツールバーでヒントウィザードボタンの外観が変更されるような場合に使用できます。

STATE_SYSTEM_ALERT_MEDIUM そのオブジェクトが、ユーザーに直ちに伝達する必要のない重要な情報を表示していることを示す MSAA 状態フラグです。0x8000000 そのオブジェクトが、ユーザーに直ちに伝達する必要のない重要な情報を表示していることを示す MSAA 状態フラグです。

例えば、バッテリレベルインジケーターが低いレベルに近付き始めたときに、中レベルの警告を生成できます。このような場合は、ユーザーの作業を実際に中断しなくても、視覚障害者用アクセスユーティリティからサウンドを再生して重要な情報があることを通知できます。ユーザーは都合のよいときに警告情報を確認できます。

STATE_SYSTEM_ANIMATED オブジェクトの外観が急速に、または常に変化していることを示す MSAA 状態フラグです。0x4000 オブジェクトの外観が急速に、または常に変化していることを示す MSAA 状態フラグです。

常にではなく時折変化するアニメーショングラフィックの場合は、State プロパティを STATE_SYSTEM_ANIMATED に設定した ROLE_SYSTEM_GRAPHIC として記述する必要があります。この状態は、オブジェクトの位置が変化していることを示す目的には使用しないでください。

STATE_SYSTEM_BUSY そのオブジェクトが現時点で入力を受け入れられないことを示す MSAA 状態フラグです。0x800 そのオブジェクトが現時点で入力を受け入れられないことを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_CHECKED そのオブジェクトのチェックボックスが選択されていることを示す MSAA 状態フラグです。0x10 そのオブジェクトのチェックボックスが選択されていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_COLLAPSED そのオブジェクトの ROLE_SYSTEM_OUTLINEITEM ロールを持つ子が非表示になっていることを示す MSAA 状態フラグです。0x400 そのオブジェクトの ROLE_SYSTEM_OUTLINEITEM ロールを持つ子が非表示になっていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_DEFAULT デフォルトのボタンまたはメニューアイテムを示す MSAA 状態フラグです。0x100 デフォルトのボタンまたはメニューアイテムを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_EXPANDED そのオブジェクトの ROLE_SYSTEM_OUTLINEITEM ロールを持つ子が表示されていることを示す MSAA 状態フラグです。0x200 そのオブジェクトの ROLE_SYSTEM_OUTLINEITEM ロールを持つ子が表示されていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_EXTSELECTABLE そのオブジェクトが IAccessible::accSelect メソッドで SELFLAG_EXTENDSELECTION を使用して選択範囲を拡大できることを示す MSAA 状態フラグです。0x2000000 そのオブジェクトが IAccessible::accSelect メソッドで SELFLAG_EXTENDSELECTION を使用して選択範囲を拡大できることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_FLOATING そのオブジェクトが親オブジェクトの境界に固定されず、親が移動したときに自動的に移動しないことを示す MSAA 状態フラグです。0x1000 そのオブジェクトが親オブジェクトの境界に固定されず、親が移動したときに自動的に移動しないことを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_FOCUSABLE そのオブジェクトがアクティブウィンドウ上にあり、キーボードフォーカスを取得できることを示す MSAA 状態フラグです。0x100000 そのオブジェクトがアクティブウィンドウ上にあり、キーボードフォーカスを取得できることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_FOCUSED そのオブジェクトが現在キーボードフォーカスを持っていることを示す MSAA 状態フラグです。0x4 そのオブジェクトが現在キーボードフォーカスを持っていることを示す MSAA 状態フラグです。

オブジェクトフォーカスとオブジェクト選択を混同しないでください。

STATE_SYSTEM_HASPOPUP そのオブジェクトにポップアップメニューがあることを示す MSAA 状態フラグです。0x40000000 そのオブジェクトにポップアップメニューがあることを示す MSAA 状態フラグです。(MSAA 2.0) STATE_SYSTEM_HOTTRACKED そのオブジェクトが現在マウスによってホットトラッキングされていることを示す MSAA 状態フラグです。この場合は、マウスポインターが上に置かれていることを示すためにオブジェクトの外観が変化します。0x80 そのオブジェクトが現在マウスによってホットトラッキングされていることを示す MSAA 状態フラグです。この場合は、マウスポインターが上に置かれていることを示すためにオブジェクトの外観が変化します。 STATE_SYSTEM_INVISIBLE そのオブジェクトが非表示になっているか、表示不可能であることを示す MSAA 状態フラグです。0x8000 そのオブジェクトが非表示になっているか、表示不可能であることを示す MSAA 状態フラグです。

例えば、リストボックスに数百個のファイル名が含まれている場合、ユーザーに表示されるのは一部の項目のみです。残りの項目は親により切り詰められ、STATE_SYSTEM_INVISIBLE 状態に設定されます。

表示されることのないオブジェクトは、STATE_SYSTEM_OFFSCREEN 状態に設定する必要があります。ただし、他のアプリケーションの下に隠れていてユーザーに見えないオブジェクトは、表示されているものと見なされることに注意してください(つまり、STATE_SYSTEM_INVISIBLE フラグは設定されません)。例えば、アプリケーションのメインウィンドウに表示されるオブジェクトは、ダイアログボックスの下に隠れていても、表示されているものと見なされます。

STATE_SYSTEM_LINKED そのオブジェクトがリンクされていることを示す MSAA 状態フラグです。0x400000 そのオブジェクトがリンクされていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_MARQUEED そのオブジェクトにスクロールまたは移動するテキストやグラフィックが表示されていることを示す MSAA 状態フラグです。0x2000 そのオブジェクトにスクロールまたは移動するテキストやグラフィックが表示されていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_MIXED 3 状態チェックボックスまたはツールバーボタンの状態が未決定であることを示す MSAA 状態フラグです。0x20 3 状態チェックボックスまたはツールバーボタンの状態が未決定であることを示す MSAA 状態フラグです。

このチェックボックスは、選択も選択解除もされていないため、第 3 の中間状態です。

STATE_SYSTEM_MOVEABLE そのオブジェクトが移動可能であることを示す MSAA 状態フラグです。0x40000 そのオブジェクトが移動可能であることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_MULTISELECTABLE そのオブジェクトが複数の選択アイテムを受け入れることができる(つまり、IAccessible::accSelect メソッドの SELFLAG_ADDSELECTION が有効である)ことを示す MSAA 状態フラグです。0x1000000 そのオブジェクトが複数の選択アイテムを受け入れることができる(つまり、IAccessible::accSelect メソッドの SELFLAG_ADDSELECTION が有効である)ことを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_NORMAL MSAA 状態フラグが存在しないことを示す定数です。0 MSAA 状態フラグが存在しないことを示す定数です。 STATE_SYSTEM_OFFSCREEN そのオブジェクトに画面上の表現がないことを示す MSAA 状態フラグです。0x10000 そのオブジェクトに画面上の表現がないことを示す MSAA 状態フラグです。

サウンド、警告オブジェクト、または画面上に表示されることがない非表示ウィンドウは、この状態になります。

STATE_SYSTEM_PRESSED そのオブジェクトが押されていることを示す MSAA 状態フラグです。0x8 そのオブジェクトが押されていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_PROTECTED そのオブジェクトがパスワードで保護された編集コントロールであることを示す MSAA 状態フラグです。0x20000000 そのオブジェクトがパスワードで保護された編集コントロールであることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_READONLY そのオブジェクトが読み取り専用であることを示す MSAA 状態フラグです。0x40 そのオブジェクトが読み取り専用であることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_SELECTABLE そのオブジェクトが選択を受け入れることを示す MSAA 状態フラグです。0x200000 そのオブジェクトが選択を受け入れることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_SELECTED そのオブジェクトが選択されていることを示す MSAA 状態フラグです。0x2 そのオブジェクトが選択されていることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_SELFVOICING そのオブジェクトが音声変換(TTS)を使用して自分自身を説明できることを示す MSAA 状態フラグです。0x80000 そのオブジェクトが音声変換(TTS)を使用して自分自身を説明できることを示す MSAA 状態フラグです。

この状態のオブジェクトは自分自身に関する情報を自動的に読み上げるので、これらのオブジェクトにフォーカスが移動したときに音声ベースのアクセシビリティ支援機能によって情報が読み上げられないようにする必要があります。

STATE_SYSTEM_SIZEABLE そのオブジェクトがサイズ変更可能であることを示す MSAA 状態フラグです。0x20000 そのオブジェクトがサイズ変更可能であることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_TRAVERSED そのオブジェクトが通過されたことを示す MSAA 状態フラグです。0x800000 そのオブジェクトが通過されたことを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_UNAVAILABLE そのオブジェクトが使用不可能であることを示す MSAA 状態フラグです。0x1 そのオブジェクトが使用不可能であることを示す MSAA 状態フラグです。 STATE_SYSTEM_VALID すべての有効な MSAA 状態フラグを表すビットマスクです。0x7FFFFFFF すべての有効な MSAA 状態フラグを表すビットマスクです。
UIComponentAccProps UIComponentAccProps は、さまざまな UIComponent で使用される AccessibilityProperties のサブクラスです。flash.accessibility:AccessibilityProperties UIComponentAccProps は、さまざまな UIComponent で使用される AccessibilityProperties のサブクラスです。フォーム、ツールヒント、エラーツールヒントに対するアクセシビリティを提供するために使用されます。 UIComponentAccProps コンストラクターです。componentmx.core:UIComponentこの AccessibilityProperties インスタンスによってアクセス可能になる UIComponent インスタンスです。 コンストラクターです。 enableAccessibility UIComponent クラスでアクセシビリティを有効にします。 UIComponent クラスでアクセシビリティを有効にします。

このメソッドは、MXML コンパイラーによって自動生成されるアプリケーション起動コードから呼び出されます。その後、UIComponent のインスタンスが初期化されると、accessibilityProperties プロパティがこのクラスのインスタンスに設定されます。

eventHandler 汎用イベントハンドラーです。event 汎用イベントハンドラーです。UIComponentAccProps のすべてのサブクラスでは、マスターコンポーネントからイベントを受け取るために、これを実装する必要があります。 master UIComponent 自体への参照です。mx.core:UIComponent UIComponent 自体への参照です。
AccImpl AccImpl は、MX および Spark コンポーネントに対して使用される Flex の基本アクセシビリティ実装クラスです。flash.accessibility:AccessibilityImplementation AccImpl は、MX および Spark コンポーネントに対して使用される Flex の基本アクセシビリティ実装クラスです。

Flash Player の AccessibilityImplementation クラスのサブクラスです。

MX または Spark コンポーネントが作成されると、そのコンポーネントの accessibilityImplementation プロパティがこのクラスのサブクラスのインスタンスに設定されます。その後、Flash Player でこのオブジェクトを使用することにより、スクリーンリーダーなどの MSAA クライアントでコンポーネントの表示と操作が可能になります。アクセシビリティ実装クラスおよび MSAA について詳しくは、flash.accessibility.AccessibilityImplementation クラスを参照してください。

Flash Player は、アクセス可能なオブジェクトの厳密な階層をサポートしていません。DisplayObject に accessibilityImplementation オブジェクトがある場合、その子の accessibilityImplementation オブジェクトは無視されます。ただし、Player では、コンポーネントのアクセシビリティ実装クラスで、その内部パーツの MSAA 情報を公開できます。例えば、List はその内部アイテムに関する MSAA 情報を公開します。

子(内部パーツ)の数と、識別に使用される子 ID は、getChildIDArray() メソッドにより判定されます。Player の AccessibilityImplementation 基本クラスでは、このメソッドを使用すると、単に null が返されます。Flex の AccImpl クラスは、このメソッドをオーバーライドして空の配列を返します。また、createChildIDArray() という保護されたユーティリティメソッドもあり、内部パーツを持つサブクラスのオーバーライドで使用できます。

役割

コンポーネントとその内部パーツの MSAA Role は、get_accRole() メソッドにより判定されます。Player の AccessibilityImplementation 基本クラスでは、サブクラスによりオーバーライドされることが予期されるため、このメソッドを使用するとランタイムエラーがスローされます。Flex の AccImpl クラスには role という名前の保護されたプロパティがあります。通常、サブクラスは、このプロパティをそれぞれのコンストラクターで設定し、get_accRole() をオーバーライドして、このプロパティを返します。

名前

コンポーネントとその内部パーツの MSAA Name は、get_accName() メソッドにより判定されます。Player の AccessibilityImplementation 基本クラスでは、このメソッドを使用すると、単に null が返されます。Flex の AccImpl クラスは、このメソッドをオーバーライドし、次のように、空の文字列から始まり、追加される各部分を単一のスペースで区切った名前を作成します。

  • 単純な子(コンボボックスやリストボックスのアイテムなど)が要求されている場合は、子のデフォルト名のみが返されます。以下に示す残りの手順は、コンポーネント本体(childID 0)のみに適用されます。
  • コンポーネントが Form の内部にある場合
    • Form に FormHeading があり、コンポーネントが FormItem の内部にある場合は、見出しテキストが追加されます。 これを回避するには、FormHeading の accessibilityName をスペース(" ")に設定する必要があります。
    • フィールドが必須の場合は、ロケールに応じて「必須フィールド」を意味する文字列が追加されます。
    • コンポーネントが FormItem の内部にある場合は、FormItem のラベルテキストが追加されます。これを回避するには、FormItem の accessibilityName をスペース(" ")に設定する必要があります。
  • コンポーネントの名前は次のように決定されます。
    • コンポーネントの accessibilityName(つまり、accessibilityProperties.name)がスペースの場合、コンポーネント名は追加されません。
    • コンポーネント名が指定されている場合(つまり、null でも空でもない場合)は、指定されたコンポーネント名が追加されます。
    • それ以外の場合は、AccImpl で定義され各サブクラスで実装される、保護されたメソッド getName() が呼び出されて、デフォルト名が設定されます。例えば、ButtonAccImpl では、Button のデフォルト名がボタンに表示されるラベルであることを指定ために、getName() が実装されます。空でない場合、getName() の戻り値が追加されます。
    • getName() で空の値が返された場合、コンポーネントの toolTip プロパティが設定されているときは、その String が追加されます。
    • コンポーネントの errorString プロパティが設定されている場合は、その String が追加されます。

説明

MSAA Description は、コンポーネントの accessibilityImplementation オブジェクトではなく、accessibilityProperties オブジェクトのみに基づいて決定されます。したがって、AccessibilityImplementation、AccImpl、および説明に関連する AccImpl のサブクラスにはロジックがありません。通常、Flex で説明を設定するには、UIComponent の accessibilityDescription プロパティを使用して、単純に accessibilityProperties.description を設定します。

状態

コンポーネントとその内部パーツの MSAA State は、get_accState() メソッドにより判定されます。Player の AccessibilityImplementation 基本クラスでは、サブクラスによりオーバーライドされることが予期されるため、このメソッドを使用するとランタイムエラーがスローされます。Flex の AccImpl クラスはこのメソッドをオーバーライドしませんが、サブクラスでオーバーライドできるように、getState() という保護されたユーティリティメソッドが用意されています。getState() メソッドを使用すると、次の値の組み合わせによって状態が示されます。

  • STATE_SYSTEM_UNAVAILABLE(このコンポーネントまたはいずれかの上位要素で enabled が false になっている場合)
  • STATE_SYSTEM_FOCUSABLE
  • STATE_SYSTEM_FOCUSED(コンポーネント自身にフォーカスが設定されており、コンポーネントにある可能性があるどのサブパートに対しても設定されていない場合)
デフォルトではすべてのコンポーネントがフォーカス可能であると見なされるので、フォーカス可能でないコンポーネント(Label など)のアクセシビリティ実装クラスではこの状態フラグをクリアする必要があります。コンポーネントの状態が UNAVAILABLE になっている場合は、アクセシビリティ実装クラスにより FOCUSABLE 状態が削除されます。

コンポーネントとその内部パーツの MSAA Value は、get_accValue() メソッドにより判定されます。Player の AccessibilityImplementation 基本クラスでは、このメソッドを使用すると、単に null が返されます。Flex の AccImpl クラスはこのメソッドをオーバーライドしませんが、TextInput などのコンポーネントのサブクラスはこのメソッドをオーバーライドします。

場所

コンポーネント本体ではなく、コンポーネントの内部パーツの MSAA Location は、get_accLocation() メソッドにより判定されます。このメソッドが childID 0 に対して呼び出されることはありません。Flash Player では、getBounds() から返された境界矩形に基づいてコンポーネントの MSAA Location を判定します。Flex の AccImpl クラスはこのメソッドをオーバーライドしませんが、内部パーツを持つコンポーネントのサブクラスはこのメソッドをオーバーライドします。

デフォルトアクション

コンポーネントとその内部パーツの MSAA DefaultAction は、get_accDefaultAction() により判定されます。Player の AccessibilityImplementation 基本クラスでは、このメソッドを使用すると、単に null が返されます。Flex の AccImpl クラスはこのメソッドをオーバーライドしませんが、デフォルトアクションを持つサブクラスはこのメソッドをオーバーライドします。これらのサブクラスは、AccessibilityImplementation の accDoDefaultAction() メソッドもオーバーライドして、それぞれのデフォルトアクションを実行します。

その他

オブジェクトの表示 / 非表示が切り替えられると、EVENT_OBJECT_SHOW および EVENT_OBJECT_HIDE と呼ばれる MSAA イベントが送信されます。Flash Player では、これらに対応する状態がサポートされ、非表示になっている MSAA コンポーネントはレンダリングされません。コンポーネントが表示されている場合は、AccImpl に関連して説明されている状態が使用されます。

AccImpl コンストラクターです。mastermx.core:UIComponentこの AccImpl インスタンスによってアクセス可能になる UIComponent インスタンスです。 コンストラクターです。 eventHandler 汎用イベントハンドラーです。event 汎用イベントハンドラーです。AccImpl のすべてのサブクラスでは、マスターコンポーネントからイベントを受け取るために、これを実装する必要があります。 getFormName フォームアクセシビリティをサポートするためのメソッドです。componentmx.core:UIComponent フォームアクセシビリティをサポートするためのメソッドです。この AccImpl クラスの get_accName() から呼び出されます。 UIComponentAccProps コンストラクターからも呼び出されます。 getName アクセス可能なコンポーネントの名前を返します。childID アクセス可能なコンポーネントの名前を返します。すべてのサブクラスでは、get_accName() を実装するのではなく、これを実装する必要があります。 getState アクセス可能なコンポーネントの状態を判別するためのユーティリティメソッドです。childID アクセス可能なコンポーネントの状態を判別するためのユーティリティメソッドです。 isAncestorDisabled コンポーネントの上位要素で enabled が false に設定されている場合は true を返します。コンポーネントに無効な上位要素がある場合は、true になります。 componentmx.core:UIComponent無効な上位要素をチェックする UIComponent。 コンポーネントの上位要素で enabled が false に設定されている場合は true を返します。指定されたコンポーネント自身はチェックされません。 master この AccImpl インスタンスによってアクセス可能になる UIComponent インスタンスへの参照です。mx.core:UIComponent この AccImpl インスタンスによってアクセス可能になる UIComponent インスタンスへの参照です。 role アクセス可能になるコンポーネントのアクセシビリティロールです。 アクセス可能になるコンポーネントのアクセシビリティロールです。 eventsToHandle すべてのサブクラスは、受け取るイベントの文字列の配列を返すことにより、この関数をオーバーライドする必要があります。 すべてのサブクラスは、受け取るイベントの文字列の配列を返すことにより、この関数をオーバーライドする必要があります。