個々のエレメントがエフェクトを完了するのに必要な時間をミリ秒単位で指定します。
系列に含まれるデータポイントの数が可変のチャートでは、duration プロパティだけを使っても、スムーズにエフェクトを生成できない場合があります。 例えば、duration が 1000 であり、elementOffset が 100 のエフェクトがあるとします。ここで、系列内に 2 つのエレメントが存在する場合、各エレメントは 900 ミリ秒でエフェクトを完了する必要があります。 各エフェクトの開始のオフセットが 100 で、各エフェクトが 1000 ミリ秒で完了するためです。
系列内に 4 つのエレメントが存在する場合、各エレメントは 700 ミリ秒でエフェクトを完了する必要があります。最後のエフェクトは 300 ミリ秒遅れて開始され、全体として 1000 ミリ秒で完了する必要があるからです。 仮に 10 個のエレメントが存在する場合、各エレメントを実行する時間は 100 ミリ秒しか
残されていないことになります。
minimumElementDuration の値は、各エレメントの最小継続時間を設定します。 この値を指定すると、系列内のエレメントの数および duration プロパティの値に関係なく、エフェクトの実行がこの指定した時間(ミリ秒)より早く完了することはありません。 したがって、全体としてのエフェクトの実行時間は指定したdurationより長くなる可能性があり、これは duration、offset、minimumElementDuration の 3 つのプロパティのうち 2 つ以上が指定されている場合も同様です。
デフォルト値は 0 です。